スコティッシュ・フォールドの痛み/障害/病気/寿命と値段や性格と耳のまとめ

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スコティッシ・フォールドは、日本での知名度も高く多くの人にとても愛されている猫ちゃんですが《スコティ》の愛称でも親しまれ、ペットショップでもよく見かける猫種ですね。

あるペット保険会社の過去10年間の飼い猫についての調査では、30種類の猫種の中で最も人気の高い猫種スコティッシュ・フォールドだそうです。

まるい体つきに、まるい顏とまるい目。『どこにあるの~?』と思うくらい小さくて垂れた耳。《ぬいぐるみ》みたいで……もう、みているだけでも『ギューっ!』と抱きしめたい衝動に駆られるくらいの可愛さですよね~♡

そんなスコティですが『ドラえもんに似てる?いや、まさにドラちゃんでしょ?』と思っている方も多いのではないでしょうか。私は見るたびに、いつもそう思ってしまいます(笑)

実際のドラえもんは《耳のない水色の猫型ロボット》で子供たちやみんなの夢を叶えてくれるスーパーヒーローですが、そのキャラクターからも『スコティッシュ・フォールドとシンクロする部分はあるのかな?』と、ちょっと興味がわいてきませんか?

もしかすると……《ドラえもん》が好きで『スコティッシュ・フォールドを飼ってみたい!』とか、反対にスコティッシュ・フォールドが好きで【ドラえもん】を愛読しているなんてこともあるのかもしれませんよね。

これからそんな人気の猫種スコティッシュ・フォールドについて、体や性格の特徴、歴史やその個性的な耳の疑問などについてお伝えしていきますね。

スコティッシュ・フォールドの特徴

体の特徴

スコティシュ・フォールド《セミコビー》といわれる中型タイプの猫ちゃんです。第一印象は、すべてが〇(まる)だけで描けてしまいそうな、ややずんぐりむっくりでぽっちゃりキュートなボディです。

体は筋肉質でしっかりしていますが、体重的には見た目ほど重たくはなく、中型タイプの平均的な大きさになります。オス、メスともに足と首が太くしっかりしていて、個体差もありますが、あまり運動量は多くないので太りやすい体質のようです。

また、遺伝的疾患を発症しやすく、耳の病気にもかかりやすい猫種です。

顔と瞳と耳の特徴

まんまる顔でふっくらとした肉付きのいい頬と幅広の鼻に、大きくてこぼれ落ちそうなくらいまんまるの目が印象的ですね。

スコティ瞳のおもな色にはブルー、グリーン、ヘーゼル(黄緑色)、アンバー(琥珀色)、カッパー(銅色)、レッド、オッドアイがあります。子猫のころの《キトンブルー》から成長すると徐々に変化していきますが、被毛色によってそれぞれの瞳の色にも違いがでてきます。

そして、スコティの最大の特徴といえば、顔の大きさにはそぐわないような、小さくて前方に折れて倒れた《垂れ耳》ですよね。実は産まれたばかりのころは《垂れ耳》ではなく、成長段階で徐々に折れ方に変化があらわれるようなんです。

被毛の特徴

スコティッシュ・フォールドの被毛の特徴については、多くは短毛種で全体的には厚めです。首周辺の被毛がすこし長いようですが、ビロードのようなやわらかでなめらかな手触りで、抜け毛も少なくお手入れの手間はそれほどかからないようです。

スコティッシュ・フォールドはどんな種類があるの?長毛や短毛は?

どんな種類があるの?

スコティッシュ・フォールドは個性的な《垂れ耳=fold(折りたたむ)》タイプと、一般的な猫ちゃんと同じ《立ち耳=straight(直立した)》タイプがいます。立ち耳》タイプの猫ちゃんのことを《スコティッシュストレートともよびます。

スコティッシュストレートスコティッシュ・フォールドと同じルーツをもつ猫種なのですが、同じスコティだと思いきや、実は血統登録機関《TICA》では別種で独立した1つの猫種になるそうです。

被毛の色や模様の種類は?

スコティッシュ・フォールドの被毛の色の種類は《ソリッド》(単色)のブラック、チョコレート、ブルー、レッド、シナモン、ライラック、フォーン、クリーム、ホワイトなどがあります。

さらに、トラジマ模様の《タビー》や毛の根元が白っぽくなっている《シェーテッド》、サビ柄の《トーティ》、三色毛の《キャリコ》など多くの模様のパターンが存在します。

ちょっとアメリカンショートヘアーにも似た毛色と模様のパターンですが、品質改良の段階でアメリカンショートヘアーと交配した経歴があるため、似ている模様やパターンがあらわれるようですね。

中でも優しくて淡い色合いの《ダイリュートキャリコ》は人気があるようです。ダイリュート=英語で《薄める》という意味で《ダイリュートキャリコ》はグレー、クリーム、ホワイトの淡い色合い(パステルカラー)の三毛猫のことです。

まんまるい体にパステルカラーなんて( *´艸`)……とくに女性が好きそうなメルヘン☆な猫ちゃんですよね~。

長毛種?短毛種?

スコティッシュ・フォールド長毛種、短毛種ともに存在し、血統登録機関の《CFA》《TICA》で正式登録もされていますが、一般的には短毛種が多いといえます。また、その中間のセミロングタイプも存在するようです。

長毛種は別名《ハイランドフォールド》《ロングヘアフォールド》とよばれています。まれに産まれる珍しい垂れ耳のロングヘアーはとても貴重な猫種だそうです。

長毛種はブラッシングなどのお手入れが大変そうですが、全体的にモフモフで可愛らしいイメージですよね。ふわふわもこもこで抱き心地もよさそうな上、見た目もとってもゴージャスな猫ちゃんですね!

スコティッシュ・フォールドの歴史

原産国とルーツは?

原産国はスコットランド(イギリス)です。

スコティッシュ・フォールドスコティッシュ・ストレートのルーツは、1961年にスコットランド(イギリス)の中部のある農家に産まれた、まっ白なロングヘアーのメス猫から始まります

とても賢くて人懐こい性格のスージーと名付けられた白猫ちゃんの個性は、成猫になっても一向に立たなかった折れ曲がって垂れた耳でした。

のちにスージーが産んだ複数の子猫たちの中にもスージー同様の《耳が折れて垂れている猫》がいましたが、そのスージーの子猫をきっかけに《スコットランドの折れ耳猫》の繁殖が始まりました

品種改良途中で骨格と耳に異常が確認されたため、繁殖が一時中止された経緯もありましたが、その後アメリカで品種改良が継続されることになり、ブリティッシュショートヘアーやアメリカンショートヘアなどとの交配により、骨格などにあらわれる遺伝性疾患の影響を抑えることができるようになりました

そして、1977年にアメリカの《CFA》(世界最大の血統登録機関)で公認された後の、1994年に《スコティッシュ・フォールド》として正式登録されました。

遺伝性疾患のおこりやすいスコティッシュ・フォールドは、正式登録の歴史がまだまだ浅いこともあり、現在でも各国の登録団体でブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアとの交配が認められているとのことです。

さらに、今でも遺伝性疾患の子猫が誕生する可能性がありますので、基本的に《垂れ耳》のスコティッシュ・フォールド同士を交配させることは禁じられています。

スコティッシュ・フォールド》として登録されたのが20数年前とのことですので、他の猫種の歴史と比べてたら最近?といってもいいくらい新しい猫種です。まだまだ進化する可能性がある猫ちゃんなのかもしれませんね。

スコティッシュフォールドの値段は?子猫やオスメスで違う?

子猫の値段相場は?オスとメスの値段に差はあるの?

子猫を購入する場合は、通常ペットショップやブリーダーさんからお迎えすることになりますが、一般的な子猫の値段相場はその猫種がスタンダード(純血種)かどうか、月齢、チャンピオンなどの血統、顔つき、毛色や模様などによって決まります。

最近のブリーダーサイトでのスコティッシュ・フォールドの子猫の値段相場は15万円~20万円くらいです。ペットショップでは20万円~40万円生後2ヵ月~3ヵ月の子猫が一番高額で、最高額は40数万円ほどのお値段のつく子もいます。

またオスとメスの価格は条件によってそれぞれですので、比較してどちらが安いか高いかの判断はできません

【まだまだヨチヨチなチビッ子立ち耳スコティ】

立ち耳と垂れ耳どちらが高額?

では、スコティッシュ・フォールド《立ち耳》と《垂れ耳》ではお値段にどのくらいの違いがあるのでしょうか。購入の際にはとても気になるところですよね?

ですが……やっぱりこれもさまざまで《垂れ耳》《立ち耳》を比べたら《垂れ耳》の方が高額の場合が多いのですが《垂れ耳》と色と模様のパターンが珍しい《立ち耳》だと《立ち耳》が高額だったりします。

ペットショップでの《立ち耳》《垂れ耳》での価格差については①出品元のブリーダーさんやショップによる②月齢による③色、模様など+αによる。と、いくつかの条件によってお値段もさまざまなようです。

ですので、一概に《垂れ耳》の猫ちゃんだけが高額というわけではなさそうです。

ペットショップは、時期によってはお手頃価格でセールをしているところもあります。ブリーダーサイトでも、探すと子猫なのに10万円以下で購入できるところもあるようですよ。

そして子猫の価格については、通常は生後3ヵ月を過ぎると価格が下がっていく傾向にありますが、スコティの場合は4ヵ月を過ぎても『エッ!こんなにするの?』と、けっこうな高額で販売されている猫ちゃんもいます

とくに《ハチワレ(額から八の字のようにわれている模様)》や《ダイリュートキャリコ》とよばれる、グレー、クリーム、ホワイトの三毛猫は珍しくて人気が高いので高額のようです。

三毛は遺伝子上ほぼメス猫しか産まれまれませんが、まれに産まれる染色体異常の珍しいオスのキャリコは《幸運を呼ぶ猫》ともいわれていてとても希少です。もし出品されれば数100万以上など、ビックリするような高額なお値段がつくこともあります。

また、他には保護猫団体の【里親になる】という方法もあるようですが、厳しい里親条件をすべて満たす必要があります。価格は手数料や予防接種の実費のみかもしれませんが、出会いのタイミングもあるため、子猫や常にお好みのスコティがいるわけではありません。

ペットショップ、ブリーダーさん、里親、どこからお迎えするのかはお好みにもよりますが、子猫を希望する場合や血統の確実性、お好みの猫ちゃんを求めるのであれば、やっぱり信頼のおけるペットショップやブリーダーさんからの購入が良いでしょう。

さらに、ペットショップの仕入れ元はブリーダーさんですので、中間手数料などのことを考えると、より安心で安く購入するには直接ブリーダーさんからお迎えすることをおススメします

スコティは、その個体の条件によってもだいぶ価格の幅があるようですが、付加価値がたくさんある猫種でとても魅力的ですよね。ウチにはロシアンブルーがいますが、スコティについて書いていたら、いつのまにか私もスコティが欲しくなってしまいました(;^ω^)……

スコティッシュ・フォールドの耳について。立ち耳と垂れ耳の違いは?

耳が垂れている理由は?

スコティッシュ・フォールド突然変異で偶然産まれた《垂れ耳》の猫を品種改良してつくられた猫種です。耳が垂れる原因は遺伝が大きく関係していて、耳の軟骨の奇形によるものだそうです。

一頭の垂れ耳の親猫が子猫を数頭産んだとしても、交配する猫ちゃんの遺伝子によって《垂れ耳》の子猫の出生率とそのあらわれ方も変わってきます。

ですので、確率的にいってもスコティの耳が垂れるのはラッキーな偶然だと考えられるでしょう。

耳の特徴

スコティッシュ・フォールド耳が垂れはじめるのは、生後2週間から3週間のあいだといわれていますが、全体の70%《立ち耳》《完全に垂れ耳ではない》猫ちゃんで完全な垂れ耳》になる確率は30%前後とそれほど多くはありません。

スコティは品種改良の過程で、その特徴でもある《垂れ耳》を守るため、遺伝的に血縁の近い《垂れ耳》同士の交配によって、奇形など問題のある猫ちゃんが産まれる確率が高くなってしまいました

そこで《立ち耳》ブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアなどとの交配で遺伝性疾患を出さないようにしてきた経緯があります。その結果《立ち耳》と《垂れ耳》両方のスコティが産まれるようになったということです。

ですので同じ兄弟猫でも《垂れ耳》《立ち耳》両パターンが交ざっている可能性があるということです。

立ち耳と垂れ耳の違いは?

《立ち耳》スコティ《垂れ耳》スコティと比べて、耳の軟骨の形成不全になる遺伝子をもっていませんので、遺伝性疾患や病気にもなりにくく《垂れ耳》より健康で丈夫だといといわれています。耳がひらいていますので通気性がよく耳や皮膚の病気にかかりにくいタイプです。

《垂れ耳》スコティ骨や軟骨などに遺伝性疾患を発症する確率がとても高くて、内臓疾患などの病気にもかかりやすい猫ちゃんです。耳がとじていて通気性が悪いため、耳や皮膚の病気にもかかりやすいタイプです。

そして《垂れ耳》スコティの耳の垂れ具合には段階があります。

耳の垂れ具合3段階
シングルフォード⇒先端だけが折れていてる耳のタイプ。耳の通気性は悪くない

ダブルフォード⇒耳の根元からしっかりと折れていて、頭にくっつくらいの垂れ具合の耳のタイプ。通気性が悪いため、耳のお手入れが必要

トリプルフォード⇒ダブルフォードより、いっそう頭にピタッとくっつくくらいに垂れていている耳のタイプ。耳あかが溜まりやすいのでかゆくなったり、外耳炎など耳の病気になりやすい。スコティの特徴が一番突出しているキャットショータイプ

ちなみに、子猫の時は《垂れ耳》だったのに大人になる段階で次第に《立ち耳》になるスコティもいるそうです。

《垂れ耳》の子を希望した方にはとても残念なお知らせなのですが……大きくなったら《立ち耳》になって、風貌がかわる?なんてこともあるようですので、購入の際には、親猫や兄弟猫の成長経過などがわかればよく確認して納得した上で、検討した方がいいのかもしれませんね。

《立ち耳》《垂れ耳》それぞれにポジティブな部分、ネガティブな部分がありますので、スコティを飼う上で、その特徴をよく理解することはとても大事なことです。

スコティッシュ・フォールドの障害や病気とは?痛みもあるの?

障害や病気があるの?

『障害や病気』なんて……スコティッシュ・フォールドって体が弱いの?とちょっと心配になりますよね?

スコティッシュフォールドは、見た目の《コロン》としたかわいらしさが魅力的で、折れ曲がって垂れた耳は特徴でもあるのですが、その形は、先天的な耳の軟骨の奇形=骨軟骨異形成症という遺伝性の障害によってあらわれる耳の形状なのです。

その骨軟骨異形成症という遺伝性の疾患こそが、スコティの最大の特徴でもあり、チャームポイントの《垂れ耳》としての人気を集めていますが、さらに《垂れ耳》スコティにあらわれる障害はそれだけではありません。

スコティの障害と病気《骨軟骨異形成症と内臓疾患》
骨瘤(こつりゅう)といわれるコブができる⇒前脚、後ろ脚やシッポの関節部できるおおきな軟骨のコブで、シッポの硬直や太くて短い脚は骨の奇形(障害)

《スコ座り》といわれる独特な座り方⇒赤ちゃんが何かに寄りかかっておすわりしたような形で、うしろ脚をひらいてその間にまえ脚をおく座り方やプレーリードッグのように立ち上がって座るような形になるのは、後ろ脚付け根の関節の骨に変形(障害)の可能性がある

内臓の病気肥大型心筋症、腎臓疾患(多発性嚢胞腎)にかかりやすい

★肥大型心筋症は心臓病のひとつで、うしろ脚が麻痺するといった症状が出たら注意が必要です。突然死の危険性もある怖い病気で進行してから気づくことも多いので、こまめにチェックしてあげたり異常があればすぐに検査につれて行くことをおススメします!

★遺伝性疾患は5歳~6歳くらいまでに発症することが多いそうです。

などなど、スコティの可愛らしい風貌の裏側には、重大な病気や奇形のリスクがあるのです。スコティをお迎えする際にはその裏側の特徴をよく理解して、常に気を付けて体調管理をしてあげることが大切です

痛みはあるの?治療法は?

スコティッシュ・フォールド《垂れ耳》の猫ちゃんは、骨軟骨異形成症の症状がでることが多いので、その影響で関節炎になってしまい痛みが出てくることがあります。

スコティは、筋肉や骨格系の疾患発症率が高くて、痛みを伴う関節炎の発症は、ほかの猫種の3倍ほどになるそうです。さらに、オスとメスで比べると、メスのほうが発症率が高いようです。

かわいそうなことに、今のところは予防することも、骨の変形を完全に改善する治療法もないようなのです。ですので痛みが出た場合には、痛み止めの処置を行なうことくらいしかできないのです。

もしスコティ歩き方がおかしかったり、痛がっているような素振りが見られた時には、すぐに獣医さんの診断を受けることをおススメします。

参考に、骨軟骨異形成症に関連する疾患が多いという理由から《FIFe》(欧州最大の猫血統登録団体)と《GCCF》(イギリスの猫血統登録団体)では、いまだにスコティッシュ・フォールドの公認登録はされていないそうです。

スコティッシュ・フォールドの性格は?

スコティッシュ・フォールドは、のんびりとマイペースで穏やかな猫ちゃんです。甘えん坊で人懐こく、人と一緒にいることも好きで、コミュニケーション能力も高く、同居するほかのペットや小さな子供とも仲良く過ごすことができます。

おおらかなで、細かいことは気にしない性格なので環境の変化にも適応しやすく飼いやすい猫種といえます。転勤の多い飼い主さんでも、すぐに環境になじむので飼いやすい猫ちゃんですよね。

それから、運動量は少ないのでマイペースでのんびりな飼い主さんなどとも相性がいいのではないでしょうか。

見た目は、かの有名な《耳のない水色の猫型ロボット・ドラえもん》にそっくりなスコティですが、性格的にもマイペースで穏やかでコミュニケーション能力が高いところなんて《ドラえもん》とよく似ていますよね!

見た目も性格もやっぱり『リアルドラちゃん?』だったようです!

さて、ドラちゃんの相棒《のび太くん》の方は一体どんな性格でしたっけ?

明るい性格でゆとりがあり、温厚で優しく、他人を深く思いやる心を持っている。臆病者だが正義感は強く、誰かを助けるために勇気を振り絞って危険に立ち向かうことも多い。小さなイタズラはともかく、暴力的かつ理不尽な言動はやろうと思ってもできず、ドラえもんから「きみが悪者になろうなんて思うのが無理なんだよ」と親しみを込めて言われたこともある。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

ドラえもんにいつも頼ってばかりかと思いきや、とても素直で優しくて、ホントは勇気があって思いやりのある相棒でしたね!

《のび太くん》がドラえもんを頼るように、心穏やかでとてもおおらかなスコティに癒されている飼い主さんも多いのではないでしょうか(^_-)-☆

スコティッシュ・フォールドの鳴き声は?

スコティッシュ・フォールドはあまり感情を表に出さない猫種といわれています。鳴き声自体あまり出すことはなく、鳴いてもとても小さな声なので集合住宅やマンションでも迷惑がかからず、初心者でも飼いやすい猫種だといえます。

発する声も『ニャー』ではなくて、スコティ独自の言葉のようですね。子猫の場合はしばらく鳴き声を発さないこともあるようですが、徐々にスコティ語?を話すようになるのではないでしょうか。

体調などの変化がなければ、しばらく鳴かなくても心配せずにようすを見ていても大丈夫でしょう。

もしも激しく鳴く場合には、体調が悪い、ストレスMAX!など、なにかしらの要因があるのかもしれません。とくにスコティは病気や骨の異常が出やすく、関節痛で痛みが出ているのこともありますのでよく観察して確かめてあげることが大切です

スコティッシュ・フォールドの子猫の大きさや体重は?

産まれたてのスコティッシュ・フォールドの子猫の体重は100g前後です。

生後1ヵ月で400g~500g、生後3ヵ月で1㎏~1.5㎏、生後4ヵ月で2㎏、生後6ヵ月で2.5㎏、生後8ヵ月で3㎏~3.5㎏、生後1年で3.5㎏~5㎏です。

スコティ生後1年ほどで成猫になります。

【いろんな柄の可愛いスコティの子猫たち】

スコティッシュ・フォールドはオスとメスで性格や体格は違う?

オスとメスで性格は違うの?

スコティッシュ・フォールドオスは成猫になっても甘えん坊で好奇心旺盛な性格です。元来、のんびりマイペースなところはありますが、メスに比べれば活発で遊び好きな方です。

一方、メスの性格は、オスと比べて感情がはっきりしたツンデレタイプといえます。クールな部分と甘えん坊な部分、両方もっているようです。

オスは去勢手術を受けることによって、甘えん坊なところに変化はないようですが、より一層マイペースぶりが増し、ガンコになることもあるようです。また、手術後には食欲が増す傾向がありますので、太り過ぎないように体調管理には注意が必要です。

メスは避妊手術で性格に大きな変化はないようです。手術のせいだけでもなく、成猫になったメスはとてもおとなしく落ち着いた感じになります。

また、メスはおとなしい性格もあり、手遊びが得意なようです。そこで手先の器用さを発揮します。大切な小物をいたずらされて見つけ出せなくなる(-_-;)なんて、困りますので「チョイチョイ」と、遊びだしたら注意して見ていた方がいいでしょう。

そして、オス、メスともに気を付けたいのが高い場所への上り下りです

スコティはもともと骨が弱い猫種ですので、ジャンプ時に脚に負担がかかると関節痛などの原因となる場合もあります。とくにオスの場合は活発に動き回るため、その負担を減らすためにも飼育環境には工夫が必要でしょう。

オスとメスの体格の違いは?

スコティッシュ・フォールドは、猫種の中では平均的な大きさの猫ちゃんです。

体長はおよお60㎝ほどです。体重はオス3㎏~6㎏ほどメス3㎏~5㎏ほどです。

《立ち耳》タイプ《垂れ耳》タイプでのサイズの違いはありません。個体差にもよりますが、あまり変わらないか、オスの方がメスよりも少しだけ大きめになります。

スコティッシュ・フォールドの寿命は?

平均寿命より長いの?短いの?

スコティシュ・フォールドの平均寿命は10歳~13歳といわれています。

《垂れ耳》スコティに関していえば、産まれつき体が弱くて、さまざまな障害や病気にかかりやすい猫ちゃんが多いことも理由の1つで、一般的な猫ちゃんの平均寿命(15歳くらい)に比べるとやや短めとなります。

さらに《外に出ない猫》と《外出自由な猫》を比べると《外に出ない猫》の方が寿命が数年長いという結果が出ています。

スコティは産まれつきの弱い体質のせいで、きちんとした飼育環境で飼っているとしても、体調を崩してしまうことがあるようです。異変を早めに見つけるためは、病院でのこまめな定期健診を心掛けるようにしましょう。

スコティッシュ・フォールドに対するネットの愛猫家たちの意見や口コミは?

スコティッシュ・フォールドの愛猫家さんと飼い主さんの口コミです。可愛さへの意見もありますが、障害への心配事がとても多いようです。

スコティッシュ・フォールドって、すごく可愛いと思いませんか?

僕は男なのですが、猫がすごく好きで、特にスコちゃんが好きなんです。

タレ耳に小さい体、あのまん丸の顔に少し困りがちの目…掃除機で吸いたくなる可愛さだと思いませんか?

これを友達に言うと気持ち悪いと言われるのですが、あまり他人にこういうこと言わないほういいですか?

猫すごく好きなんです…

出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 

スコは13歳まで居ましたが、他の猫と違うことが多くて、別格でした。

鳴くときもニャーじゃないし窓の外に鳥が来ると、二本足で立ってケケケケケと鳴いていました。後ろから呼ぶと180度首だけ回転して何って感じでした。

欲もあまりなく、餌もいつもみんなが食べ終わってから、食べていました。ヨーダみたいなやつでした。体が柔らかいのでいろんな体勢で寝ていました。

出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 

スコは奇形が多いみたいですね。私も以前スコを飼いたくて調べたら奇形が多いと書いてあったので諦めました。

折れ耳同士を交配させると高い確率で奇形になるみたいです。折れ耳と立ち耳を交配させないといけないみたいですが、悪質なペットショップや、無知のブリーダーは折れ耳の方が売れるので折れ耳同士を交配させると書いてありました。

場合によっては足を切断しないといけないこともあるらしくとても怖いです。

折れ耳は可愛いからつい買ってしまいがちですが、怖い落とし穴があるみたいです。成長するにつれ痛がったりするんですよね。

出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 

うちのねこも両足が骨でむくんで歩くとき痛そうに歩いてますが、それ以外はすごく元気で食欲もあります。

奇形種とも言われてますが、れきっとしたスコットランド産種で空前絶後の最高傑作とまで言われたユニークなねこですよ。ただブリーダーの交配知識がない人がすれば奇形種がまれに生まれるそうです。

ねこが大好きで、ねこのことに詳しい獣医者に診てもらうのがベストでしょうね(何でも診る獣医はだめです)

出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

スコティッシュ・フォールドのかわいい画像をSNSから集めてみました

スコティッシュ・フォールドのかわいい動画を集めました

【フミフミ大好きなももちゃん⇒成長するとこんな感じです】

【一人遊びって楽しいニャ♪⇒一人遊びはとっても喉も乾くニャ!】

【美しい♡垂れ耳タビー、10ヵ月のおとなしい猫ちゃんです】

【いたずら大暴走中( ;∀;)の根尾ちゃん⇒それって……誰が片付けるのかな?】

スコティッシュ・フォールドのまとめ

まとめ

スコティッシュ・フォールドの体と顔の特徴

・愛称は《スコティ》で過去10年間の飼い猫で人気No1の猫種
・中型タイプ《セミコビー》筋肉質で足と首が太くてしっかり/太りやすい体質
・まんまる顔にまんまるな目
・垂れ耳が印象的
・瞳の色は被毛色による
・抜け毛が少ない/やわらかでなめらかな手触り
・遺伝的疾患を発症しやすい

スコティッシュ・フォールドの種類(耳のタイプ、被毛)

《垂れ耳》タイプと《立ち耳》タイプがいる
《立ち耳》タイプは《スコティッシュストレート》とよばれる独立した1つの猫種
・被毛の色、模様のバリエーションがとても豊富
・長毛種、短毛種が公認されていて短毛種が多い
・長毛種の別名は《ハイランドフォールド》《ロングヘアフォールド》

スコティッシュ・フォールドのルーツと歴史

・原産国はスコットランド(イギリス)
・1961年にスコットランド(イギリス)で産まれたロングヘアーのメスの白猫スージーがルーツ
・近親交配が原因で品種改良の途中で異形種が発生し一時中断後/アメリカで改良が継続され遺伝性疾患の影響を抑えることに成功
・1994年にアメリカで《スコティッシュ・フォールド》として公認登録された
・現在も《垂れ耳》スコティッシュ・フォールド同士の交配は禁じられている

スコティッシュ・フォールドの子猫とオス、メスの値段

・ブリーダーサイトでは15万円~20万円ほど/ペットショップでは20万円~40万円ほど
・生後2ヵ月~3ヵ月の子猫は高額/最高額約40万円
・生後4ヵ月過ぎても高額の傾向
・条件によってオス、メスの価格はさまざま

☆安く安全に購入するにはブリーダーさんからの購入がおススメメです!

スコティッシュ・フォールドの耳の疑問《立ち耳》《垂れ耳》

・耳が垂れる原因は耳の軟骨の奇形によるもの
・生後2週間から3週間のあいだに耳の形状が変化する
《立ち耳》《完全に垂れ耳ではない》の確立は70%《完全な垂れ耳》の確率は30%
・過去の近親交配によって《垂れ耳》が産まれ、遺伝性疾患を抑えるために《立ち耳》との交配で《垂れ耳》《立ち耳》両方が産まれるようになった。

《立ち耳》⇒遺伝性疾患や病気になりにくい。耳や皮膚の病気にかかりにくい
《垂れ耳》⇒遺伝性疾患や内臓疾患を発症する確率が高い。耳や皮膚の病気にもかかりやすい
・垂れ耳の3段階①シングルフォード②ダブルフォード③トリプルフォード

スコティッシュ・フォールドの障害や病気と痛み

障害と病気(骨軟骨異形成症と内臓疾患)
《垂れ耳》⇒軟骨の奇形/遺伝性の障害(骨軟骨異形成症)によるもの
軟骨のコブ⇒シッポの硬直や太くて短い脚は骨の奇形(障害)
《スコ座り》する⇒脚付け根の骨に変形(障害)の可能性がある
内臓の病気⇒肥大型心筋症、腎臓疾患(多発性嚢胞腎)にかかりやすい

・骨の変形で関節炎になり痛みが出ることがある
・骨の変形を完全に改善する予防や治療法は今のところない
・5歳~6歳くらいまでに発症することが多い

☆歩き方やようすがおかしかったり、痛がっている素振りがあれば、すぐに獣医さんの診断を受けることをおススメします!

スコティッシュ・フォールドの性格

・マイペースでおおらか/甘えん坊でコミュニケーション能力が高い
・環境の変化にも適応しやすく飼いやすい猫種

☆運動量は少ないのでマイペースでのんびりな飼い主さんにもおススメ!

スコティッシュ・フォールドの鳴き声

・鳴き声をあまり出さない/小さな声
スコティ独自の言葉を発することもある
・激しく鳴く場合は体調が悪かったり(関節痛、内臓疾患)ストレスが溜まっている

☆よく観察して確かめてあげることが大切です!

◆スコティッシュ・フォールドの子猫の大きさや体重◆

・生後1ヵ月400g~500g/生後3ヵ月1㎏~1.5㎏/生後6ヵ月2.5㎏/生後1年3.5㎏~5㎏
・生後1年ほどで成猫になる

スコティッシュ・フォールドのオスとメスの性格と体格

・オスは甘えん坊で好奇心旺盛タイプ⇒去勢手術後は元の性格に+少しガンコになることがある
・メスは感情がはっきりしたツンデレタイプ⇒避妊手術後の性格に変化はない/成猫なるとおとなしく落ち着いた感じになる/手先が器用
・体長60㎝ほど/体重はオスで3㎏~6㎏ほど/メスで3㎏~5㎏ほど/メスよりオスの方が少し大きめ

☆関節が弱いので、脚などの負担を減らすために飼育環境には工夫が必要です!

スコティッシュ・フォールドの寿命

・一般の猫の平均寿命(15歳くらい)よりも短めの10歳~13歳
・外出する子より外に出ない子の方が寿命が数年長い

☆長生きさせるためにも、異変を早めに見つけて病院でのこまめな定期健診を心掛けるようにしましょう!

 

 

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