今は猫ブームで、どこへ行っても猫を飼っている人が多くなっています。猫は本当に可愛いものです。猫を見ていると、本当に心が癒されますね。
いつまで見ていても飽き足りません。飼い方も、首輪などをつけなくていいので、本当に簡単です。ちょっと目を離したすきにどこかへ行ってしまっても、また戻ってきてくれるので本当に安心します。
また、名前を呼ぶと、「ニャー」ときちんと応答してくれるので、あ、自分に好意をもっていてくれるのだな、なんて思うことができます。こういったところがあるので、猫への愛着心がわいてくるのでしょう。
猫は可愛いので、猫がわるさをしてもなかなか怒れませんね。ねこがあくびをしている時、ちょっと猫の口の中に指を突っ込んでみると、指をかまれてしまいました。怒りたかったのですが、猫のあくびがあまりにも可愛すぎたので、怒れませんでした。
猫の行動は何か心惹かれる行動が多いものです。膝の上に寝たり、顔をなでたり、あくびをしたり、何かをじっと見つめたりします。こういった行動は案外飼い猫に多く、野生の猫には見られないものが多くあります。
何かをじっとみつめたり、顔をなでたりするのは野生の猫にもある行動ですが、膝の上に乗ったりするのは、飼い猫独特の行動です。
猫はあくびをどのようなときにするの?
猫のあくび猫のしぐさは、特に興味を惹かれます。猫があくびをする時は、たいていは猫は目を細めています。その姿がなんとなく愛らしいですね。
猫はどのようなときにあくびをするのでしょうか。たいていの人は、猫も人間と同じように眠たいのだなと思ってしまいます。しかし、猫のあくびは、実はそれだけではなかったのです。
・眠たいとき
・飼い主があくびをしたとき
・疲れたとき
・ストレスを感じたとき
こういった時に猫はあくびをするのです。猫は、こういったとき、どういうことを考えているのでしょうか。もちろん、意味のない生理的なあくびもあるでしょうが、何か意味を持つあくびもあるのではないでしょうか。猫の気持ちになって考えていきましょう。
眠たいとき
猫が横になって日向ぼっこをしていると、急にあくびをすることがあります。これは、休んでいて動かなくなったので、血液の循環が悪くなってしまったのです。動いている時は、あくびはしません。
人間と同様に、脳に酸素がいかなくなってくると、眠たくなってあくびが出るのは、哺乳類すべて同じ事です。口を大きく開けてするあくびがこのあくびです。これは生理的なあくびです。
飼い主があくびをしたとき
知らない人よりは飼い主があくびをした方が、あくびは移りやすいということがあります。動物は飼っていると、心が通じ合ってくるものです。先ほども記述しましたが、猫は人間からすると非常にかわいらしく愛着のもてる動物です。
飼い主が、猫に対して愛着心を強くしていくと、心が通じやすくなってくるものです。そこで、飼い主があくびをすると、猫もあくびがしたくなり、あくびをするようになるのです。猫も飼い主のまねをしたいのですね。
このあくびのときは、目を開いていて、口は大きく開いている場合とあまり大きく開かない場合の二通りのあくびがあります。
疲れたとき
目を大きく見開いていて、何かをじっと見つめていたりすると、急に猫はあくびをすることがあります。これは、見ていたものがつまらないとでもいっているようですね。
実は、あまりにも一点に集中しすぎて、疲れて脳の酸素が少なくなってしまったのです。
眠たいときのあくびに似ていますが、運動した後でもなく、日向ぼっこをしてるわけではありません。このあくびのときは、目を細めて口を大きく開けてはいますが、歯がよく見えています。これは生理的なあくびです。
ストレスを感じた時
猫はいつもなごやかで愛らしいので、ストレスなんか感じないと思ってしまいがちですが、実は猫もストレスを感じる動物なのです。猫がストレスを感じるというのはどのような時でしょうか。
例えば猫をなでていると、急に目を細めていきなりおおきなあくびをすることがあります。これは、猫が「もういいよ、いつまでやっているんだよ」などと言っているように思われます。
これが、実はストレスを感じている時なのです。いやなところをなでられても猫は何も言えません。じっと我慢をしていることしかできないのです。
最初は猫も目をつむって気持ちよさそうにしていますが、いつまでもされていてじっと我慢をしていると、だんだんストレスが溜まってきます。
ついに我慢の限界に来た時に、あくびで表現するのです。仏の顔も三度といいます。猫もやはり同じです。いつまでも我慢をし続けることはできないのです。これを超えると、ついに怒って、手を出したり、噛みついてくるようになるのです。
まとめ
いろいろなあくびがあることがわかりましたが、結局、生理的でない猫のあくびは、猫が飼い主に対してする気持ちの表れなのです。猫も飼い主に対して、自分の気持ちを分かってもらいたいのです。飼い主は、このことをよく理解して、猫の気持ちをよく理解してあげましょう。
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