猫のもみもみ・ふみふみ行動!かわいい前足に秘めた理由に胸キュン!

スポンサーリンク


猫と一緒に生活していると、色々なしぐさ・行動にいやされますが、飼い主さんが愛してやまないのは、前足で『もみもみ・ふみふみではないでしょうか?でもこの行動はすべての猫がしているわけでもないのです。

Twitterでも、『パン職人』『麺うち、魂入魂』などいろいろなタイトルを付けられてる投稿をよく見ます。一点を見つめ真剣にふみふみしてる前足にキュンキュンします。

もふもふの毛布などをこねてるような猫ちゃんや、寝ながら前足を動かしてる猫ちゃん、その後眠りに落ちる猫ちゃんもいますね。赤ちゃんみたいで可愛いですよね。

実は何気に力も強かったりするんですよね。ふみふみするのも、女の子よりは男の子のほうが甘えっこで割合が多いとか、乳離れしてないとか色々理由がありそうです。

我が家はひなた姫がして、ラニ王子はしません。どうしてでしょう。やはり性格や我が家に来る前の記憶とかも関係するのでしょうか?

わたしは、ひなたが初めての飼い猫でした。猫はみんなアンモニャイト(丸くなって眠る姿)で寝ると思ってましたから、まっすぐ伸びきって寝てる姿を見た時は驚きました。

ただ可愛いだけではない猫ちゃんの行動、しぐさを飼い主として理解してあげるためにも、今回もふみふみを一緒に勉強していきましょう。

また、もみもみ・ふみふみしなくても隠れてる思いもあるようですよ。猫ちゃんと一緒に考えていきましょう。

なぜもみもみ・ふみふみするの?

それでは今回は、我が家のひなた姫にいろいろ聞いてみたいと思います。

ひなた
みなさん、はじめまして♪ひなたと申します。♀来月3歳になります。ラニの姉になります。いつも寝る時はママンと一緒にお布団の中です。今日はわたしの『ふみふみ』を紹介しますニャ

ひなたは、ボランティア団体さんに兄弟5匹保護され、お世話係さんの里親さんとこからうちに来たよね。

ひなた
そう、なかのいいお兄ちゃんといつも一緒で、「ぷっちょ」って呼ばれてたニャ。でもそのお兄ちゃんと離れてしまって・・・さびしくてさびしくて夜が怖かったニャ

そうだったね、「慣れるまではゲージで飼育してください。」って言われたけど 鳴いてる声がせつなくて、初日から一緒にベッドで寝たのよね。

ひなた
ママンは優しい匂いで、柔らかくて安心したにゃ。恥ずかしいけどうれしくて、ひなはママンのお胸をふみふみ、しっぽしゃぶしゃぶ♪しちゃったのニャ。いまでは日課になっちゃったニャ

そうなのです。うちのひなた姫は私の肩枕で、ふみふみ&しゃぶしゃぶをして眠りにつくのです。

じゃあひなた、ふみふみの謎を教えてくれる?

(ひなた)
わかったニャ、ちょっと恥ずかしいけど、おしえてあげるにゃ
ふみふみの理由とは?
1.赤ちゃん返り
私たちはママからおっぱいをもらう時、ミルクがいっぱい飲めるように『ふみふみ』しながらおっぱいを吸うことを本能で知ってるんです。でも、色々な理由であまりにも早くママと離れ、一定の授乳期を終われてない子は、『ふみふみ』の記憶がずっと残って大人になり切れないの。

2.リラックス
ゆったりとした気持ちで眠りにつきたいときも、『ふみふみ』するニャ。嫌なことがあったり、ストレスを感じたりしたことを早くリセットしたいときもあるんです。『ふみふみ』すると 安心するのニャ。

3.自分のものを主張したいとき
これは弟のラニみたいなのが多いと思うニャ。自分のテリトリー、自分のお気に入りとかにも『ふみふみ』でアピールするのです。『これはボクのものニャ!ここはボクのお気に入りの場所ニャの!』って感じですニャ。

ひなた、協力ありがとうございました。ギャラはズワイガニ味のチュール2本でお願いね。『えっ?!4本?1本はラニにあげるの?』姉ちゃん優しいのね。でも3本は食べるのね。

もみもみ・ふみふみしやすい場所とは?

仔猫は何をしても『絵』になり、心奪われますね♪

ふみふみしやすい場所・・ひなたが言ってたようにママに近いもの。もふもふのお布団や毛布、クッションやお気に入りのぬいぐるみはその象徴といえますね。

本当に保護猫ちゃんやペットショップの猫ちゃんたちの事情を考えると時々胸が痛くなります。

怖い経験をしてたり、寒空に放りだされたり、ごみ袋に入れられ生きたまま捨てられてたりとの状況は、いまだ少なくありません。

またショーケースの中で小さくないと売れないからと親から早く引き離され、ごはん制限がかかるショップの猫ちゃんも。早くケースから助け出してあげたいですよね。

そういった子たちが保護され、優しい飼い主さんに出会えたら、もふもふの生地に包まれたら・・ふみふみしたくなると思いませんか?

なので、ぜひもふもふの場所を作ってあげてくださいね。安心して眠りにつける場所、守ってあげられる場所はとても大切です。

辛く、寂しい思いを経験した分、優しさで包んであげたいですよね。だから我が子がふみふみしてるのを見つけたら、そっと見守ってあげたいです。

先程ひなたがいってたように、リラックスやストレス解消をしてる時などもそっとしてあげてください。

「キャー!うちの子可愛すぎる!」などの大きな声や、いきなりギューしては猫ちゃんの気持ちがなえてしまいます。

どうしても抱きしめたい衝動にかられたら、頭を撫でてあげるのもいいそうです。授乳中のママが舌で頭などをなめる時のようにです。

もみもみ・ふみふみする子としない子の違いは?

これが職人技とか呼ばれる、リズミカルなふみふみです。心は『無』なのでしょうか?

これも乳離れがちゃんと出来ずに、母猫と離された猫ちゃんに多いようです。あまりふみふみしないのは、ちゃんと母猫と過ごせて一歩成長できた猫ちゃん。

オスのほうが甘えっこだからふみふみする割合は多い、オスは強いからふみふみしない、メスは元々母性があるからしない。このように正直なところさまざまな意見があるのです。

私は自分と出会う前のその猫ちゃんの環境が決めると思っています。人間同様甘えたさん、甘え下手な猫ちゃんと色々いると思うのです。

我が家はひなたはボランティア、ラニは保健所からの引き取りです。印象としてはラニのほうがふみふみするように感じませんか?

ひなたはわずかな時間でもお世話係のママさん、兄弟も一緒でした。ラニは冷たい空気の狭いゲージに5匹くらいの兄弟と収容され、最後の一匹だった子です。

でも布団に入り、ふみふみ&しゃぶしゃぶするのはひなたで、ふみふみしないのはラニです。私もラニは心配しました。

なんでふみふみしないのでしょうか?そろそろ2歳を迎えるラニはお話上手ですが、スキンシップが少ないのです。

彼は甘え下手、そして彼なりに姉に気を使っているのです。先に布団についてくるのはラニです。そして私の首筋に覆いかぶさり、すりすり&ナメナメ攻撃が始まります。これが7、8分続きます。『ドキドキが止まらニャい』です。

口元に自分の顔を押し付けてくるので、チュッとしてあげると何度も繰り返されます。まるで『ママン♪大好きニャ』と言われてるようです。

彼はふみふみしませんが、これが彼の赤ちゃん返りだと感じています。そしてこの時は姉のひなたは側にきません。どうやら自分たちで私の側にくる順番を決めているようです。

もちろんふみふみはわかりやすい甘え行動ですが、しないから甘えてくれないのとは違います。飼い主さんの腕にひっしとすがりながら寝る子もいます。

なのでオス、メスにかかわらず、その子の性格と育った環境が一番影響していると思います。

もみもみ・ふみふみはしなくなる?

家で飼われてる猫ちゃんは、いつも大好きなママさんやパパさんがいますから、安心した状況なのでもみもみ・ふみふみもなくならないといわれています。

しかし野良猫ちゃんは毎日がサバイバルです!呑気にふみふみ出来ないくらい危険とストレスにさらされているので、甘えることさえ忘れてしまうそうです。

つまり自立が早いということですね。そう思うと生きるためとは言え、野良猫ちゃんにもリラックスできる場所を探してあげたくなります。

もふもふを体いっぱいに感じているふみふみ映像です♪可愛いすぎです。

もみもみ・ふみふみはやめさせたほうがよい?

猫ちゃんが幸せを感じているなら、無理にやめさせることはないと思います。ですが繁殖を考えているのなら、ふみふみは自立できてないという行動ですから、親になることを考えると止めさせる必要があります。

その子の性格にもよりますが、もふもふを撤去し、しそうになったら気をそらせるような状況を作ってあげることです。

間違っても叱ってはいけません。辛抱強く付き合ってあげなければいけません。

それができないなら、繁殖をあきらめてあげるしかありません。

まとめ

どうでしたか?今皆さんの側にいる猫ちゃん、これからお迎えを考えている方も、猫ちゃんが貴方に出会うまで寂しい思いをしてなかったか、どうか寄り添ってあげてください。

そしてもしふみふみされたら、どうか母親のように見守ってあげてください。眠気と同時の赤ちゃん返りか、なにかストレスを感じた気持ちリセットなのか、ちゃんと見てあげてください。

疑似的かもしれませんが、親子の癒しの時間でもあります。

また我が家のラニのように少し違った形の甘えモードもあります。その前足に込められる猫ちゃんからのメッセージ受け止めて、飼い主さんとしての愛情をお返ししてあげてください。

自分にだけ見せてくれる可愛いふみふみは最高の贈り物です。気が付けば猫ちゃんは自分より先に年上や同い年になってしまいます。

ふみふみは、いつまでも仔猫時代を思い出させる行動です。その時は自分が親に戻れます。だからいつまでも、できるだけ最後まで、ちゃんと一緒にいてあげてほしいと心から願うばかりです。


布団の中で一緒のひなた姫とお気に入りのミルキーを枕に夢の国へ行く寸前のラニ王子♪

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です