エキゾチックショートヘアはペルシャの次に世界では2番目に有名な猫種といわれていますが、日本でも最近はTVやCMなどでもよく見かける人気の猫ちゃんですね。
諸説ありますが『手間のかからない短毛種のペルシャを!』との要望の高さから、長毛種の代表としても有名なペルシャの短毛バージョンとして改良されたのがエキゾチックショートヘアだともいわれています。
近頃とくに個性的な顔が注目されて知名度もグッと上がっていますので、エキゾチックショートヘアに興味をもっている方も多いのではないでしょうか?
《ブサかわ猫ちゃん》の代表格としても、愛すべき♡ブサイク顔が魅力的な猫ちゃんで、ユーモアあふれるその顔は全く他にはない個性的な魅力を放っています。
『ムスッ!』とふてくされているような《への字口》や、困ったような表情も思わず『クスッ』と笑ってしまうポイントで、ずっと見ていても飽きないファニーフェイスがキュートな猫ちゃんですよね♡
エキゾチックショートヘアの別名は『パジャマ姿のペルシャ猫』だそうですが、ある時期には『横着者のペルシャ猫』などというエキゾチックにとってはチョット~(^^;)な愛称で呼ばれたこともあったそうです。
どちらの別名もどこかコミカルで親しみやすさがありますね( *´艸`)日本では《エキゾチック》《エキゾ》とよばれることがあります。
また《エキゾチック》の英訳は《異国的な情緒や雰囲気がある風変わりで奇妙なさま》などという意味がありますので『クシュ』と中央に寄せ集めたような、少し風変わりなファニーフェイスも想像がつきやすいネーミングですね。
そんなエキゾチックの《ブサかわ》の虜になってしまい『是非これから飼ってみたい!』と考えている方にも、エキゾチックについてさらなる知識があるとより飼いやすくなりますよね?
これから、そんなエキゾチックショートヘア好きの愛猫家さんたちにも参考になるような、歴史や性格や、かわいい動画、口コミなどの情報もあわせてお伝えしていきます。
エキゾチックショートヘアの特徴
体と被毛の特徴
エキゾチックショートヘアは、やや大きめのコビータイプの猫ちゃんです。全体的な骨格はどっしりしっかりしていて、骨太で短い足に短くて丸いシッポをもっています。
被毛は短めで、その毛質は光沢がありしなやかな上さわり心地がとてもなめらかです。アンダーコートとオーバーコートの二重構造の被毛(ダブルコート)ですので、換毛期には定期的にしっかりとブラッシングしてあげることが大切です。
顔と瞳の特徴
楕円形で大きな頭と短い首、離れ気味の大きなまるい目、ペチャっとつぶれた低い鼻に頭の端っこにちょこんと控えめについた小さめの耳と、横から見ると凹凸がなくかなりインパクトのある顔のつくりです。
口の形はとても珍しい△(デルタ)型で顔の作りには個体差もありますが、ペルシャにそっくりな個体が多くて大きな顔はテディベアのようにもみえるので《テディベアキャット》ともよばれています。
瞳の特徴は被毛によってそれぞれに色が異なります。子猫の瞳の色はキトンブルーですが、生後2か月目以降くらいからは被毛の色に準じてそれぞれに変化していきます。おもな瞳の色にはゴールド、カッパー、グリーンなどがあります。
エキゾチックショートヘアはどんな種類がある?長毛や短毛は?
2タイプの顔
エキゾチックショートヘアは『トラディショナル』と『エクストリーム』という2種類の顔のタイプに分かれています。2タイプとも横顔は平面的な形状をしています。
『トラディショナル』は、正面から見ると目の位置が鼻よりも高めで、比較的ほかの猫ちゃんと変わらないパーツの位置です。『エクストリーム』は、正面顔は中心に「ギュー!」と集められた感じでつぶれてぺちゃんこの鼻にほぼ一直線上の位置に目と鼻がある顔です。
エキゾチックは、どちらかといえばぺちゃんこ顔の『エクストリーム』の方が、なんとなくイメージがしやすいのではないでしょうか。
毛色や模様の種類は?
エキゾチックショートヘアの毛色の種類は、交配猫種でもあるペルシャとアメリカンショートヘア全ての毛色が認められています。
ホワイト、ブルー、クリーム、レッドの単色(ソリッド)や、各色のタビー(トラジマ模様)やバイカラー、三毛、スモークなど、いろいろなバリエーションが存在します。
長毛種?短毛種?
エキゾチックショートヘアは短毛種ではありますが、長めの短毛種となります。顔の見た目はほとんどペルシャですが、エキゾチックショートヘアは短毛種でペルシャは長毛種という違いがあります。
血統登録の有無はありますが、エキゾチックの長毛種も存在します。
エキゾチックショートヘアの歴史やルーツは?
エキゾチックショートヘアの原産国はアメリカです。そのルーツは1950年代の同じ時期に、2つの別々の目的をもっておこなわれた繁殖からはじまります。
一つ目は、ペルシャとアメリカンショートヘアの異種交配によって、ペルシャにアメリカンショートヘアの毛色を新たに加える計画でした。
この計画途中で産まれた短毛の子猫たちは、新しい猫種《スターリング》という名称で1966年にアメリカの猫種登録機関《CFA》=アメリカ・キャットファンシャーズ協会に公認登録されました。
このとき登録された《スターリング》は銀色の毛色のみでしたが、のちには他の毛色も含めて《エキゾチックショートヘア》と名称変更されています。
二つ目は、同じ時期のアメリカで茶色の被毛をもったペルシャを育種する計画でした。そこで、ペルシャとバーミーズの異種交配を試みましたが、茶色の被毛の子猫は産まれずに目的は果たされませんでした。
ですがそのとき産まれた、まる顔で鼻ぺちゃの短毛の子猫たちの可愛らしさに魅了され、新しい品種としての登録をすすめていくことになりました。
その際、ペルシャとバーミーズから産まれた猫種にアメリカンショートヘアの掛け合わせのみで育種をしたとのことですが、これは育種途中で体型が崩れてきていたため、その維持のための組み合わせだったといわれています。
お手入れの簡単な短毛種のペルシャを望む愛猫家たちの高い要望もあり、ペルシャの短毛バージョンとして育種されていたのもこの時期なのではないかと予想されます。
そしてエキゾチックショートヘアは、1975年まではこのように猫種の確立をさせながら、さまざまな遺伝子の保存にも成功しました。
エキゾチックショートヘアの公認登録団体には《CFA、TICA、FIFe、GCCF》があります。育種がはじまってから50年程度の比較的新しい猫種ということもあり、はじめの公認認定は短毛種とはされていてはいますが、現在では長毛種の公認がされている団体もあります。
ロングヘアーのエキゾチックは《エキゾチックロングヘア》(Long-haired Exotic)としての登録や《ペルシャ》での登録など、登録団体により規定もさまざまなようです。
エキゾチックショートヘアの性格は?人懐っこい?ツンデレ?
エキゾチックショートヘアは基本的にはペルシャの影響が大きく優しくおっとりとマイペースな性格といえますが、アメリカンショートヘアの血筋が入ることで、まれにペルシャよりも活発な面がでてくることがあるようです。
エキゾチックは、日常は物怖じしないのんびりとした性格です。猫らしいハンティング行動自体あまりしないペルシャの影響が強い猫種ですので、他の猫種に比べると運動量も少なく高い場所に上がったり木登りも得意ではないようですね。
その反面アメリカンショートヘアの性格は、とても活発で運動好きなハンター気質といえます。まれにハンティング行動をする場合は、きっとアメリカンショートヘアの性格の影響でしょう。
また、多くの猫種が嫌うお風呂や爪切りにもドーンと構えていていられるようで、素直に受け入れてくれる大らかさもあるようですね。
さらに甘えん坊で抱っこされることも大好きです。猫なのに犬のような性格ともいわれるくらい人懐こくて人とのスキンシップも上手な猫ちゃんですので、初心者でも飼いやすい猫種といえるでしょう。
ですが、さみしがりやの部分もありますのでストレスを溜めないようにするためには、あまりほっておくことのないように気をつけましましょう。
また《エキゾチックはツンデレ》という情報は見つかりませんでした。個体差もありますが甘えん坊なので《デレ》のみかもしれませんね!
エキゾチックショートヘアは子供や赤ちゃんと仲良くできるの?
エキゾチックショートヘアはとくに一緒に暮らしている家族が好きで、とても人間好きな猫種だそうです。優しくおだやかな性格ですので、小さなお子さんとも上手くなじんでいけるでしょう。
エキゾチックショートヘアは犬と一緒に飼っても仲良くできそう?
エキゾチックショートヘアは、同居の犬などのペットとも上手につきあっていけるようですね。
エキゾチックショートヘアは他の猫と一緒に暮らしても大丈夫?
エキゾチックショートヘアは、おおらかで何事にも動じませんので多頭飼いには向いている猫種といえます。新しい猫ちゃんがやってきてもすぐに仲良くなれるようですね!
同居の猫ちゃんとも上手に遊べるようですが、どちらかというと猫ちゃんと遊ぶよりも人のそばにいることが好きなようですよ。
エキゾチックショートヘアの鳴き声は?小さい?うるさい?おしゃべり?
エキゾチックショートヘアは、もともとあまり鳴かない猫種です。チョット高めの小さくて《か細い声》は、ずんぐりむっくりとした容姿からは全くイメージが湧かないかもしれません。
はじめて声を聴いた人は、あまりにも可愛らしい声と容姿とのギャップに驚くかもしれませんね!そんな予想外のギャップにもしっかりと心を掴まれてしまいそうですよね♡
ですので、あまり鳴くこともなく声も小さいエキゾチックは一人暮らしや集合住宅でも飼いやすい猫種だといえます。
【可愛い声で鳴くエキゾチック(#^.^#)⇒意外と甲高い声ですね】
エキゾチックショートヘアはオスとメスで性格や体格は違う?
オスとメスの性格の違いは?
エキゾチックショートヘアのオスの性格は甘えん坊でかまってちゃんが多いようです。普段から飼い主さんにはベッタリで、いつも一緒に過ごしていたい気持ちが強いようです。
メスの性格はオスに比べると感情表現も控えめで大人しい性格です。賢くて、飼い主さんに対しても空気の読める猫ちゃんが多いようですね。
エキゾチックショートヘアは、もともと運動量が少なく大人しい猫種ですが、より一緒に密に過ごしたいと思っている方には甘えん坊なオス、のんびりとお互いマイペースに過ごしたいのなら大人しいメスがオススメです。
オスとメスの体格の違いは?
エキゾチックショートヘアのオスの平均体重は約4㎏~7㎏、メスの平均体重は約3㎏~5㎏です。メスの方がオスよりもやや小さめのようです。
また、エキゾチックショートヘアとエキゾチックロングヘアの平均体重には、ほぼ違いはありません。
【とにかくキュート(#^.^#)バラエティー豊かなエキゾチックの子猫ちゃんたち】
エキゾチックショートヘアの子猫の大きさや体重は?
エキゾチックショートヘアの生後2ヵ月の体重は0.5㎏〜0.9㎏、生後6ヵ月で2㎏〜3.5㎏、生後8ヵ月~10ヵ月で2.5㎏〜4.8㎏、1歳で体重は3㎏〜5㎏となります。
【ふわっふわ☆彡毛並みのブサかわ♡エキゾチックのママと子猫ちゃん♪】
エキゾチックショートヘアの値段は?子猫やオスメスで違う?
エキゾチックショートヘアの最近の価格相場はペットショップで13万円~51万円ほど、ブリーダーサイトで10万円~38万円ほどです。どちらも価格差はとても幅広いようですね!
一般的に子猫の価格は、月齢や猫種スタンダードに近いかどうか、チャンピオン血統、顔や毛色などの要因で変動していきます。また、オスとメスの価格の違いについては子猫のさまざまな条件にもよりますので、全く同じ条件ならメスの方が高額になる可能性はあります。
エキゾチックショートヘアに多い病気はある?健康?
特徴的な見た目を持つエキゾチックショートヘアがかかりやすい病気はあるのでしょうか?エキゾチックショートヘアの健康について考えるときは、ペルシャ猫の血を受け継いでいることがポイントとなります。
気をつけたい病気
1.多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)はペルシャがかかりやすい腎臓病疾患ですが、ペルシャの容姿を受け継いでいるエキゾチックショートヘアでも起こりやすい病気の1つで、エキゾチックの遺伝性疾患でもあります。
多発性嚢胞腎とは腎臓に水のたまった袋(嚢胞)が少しずつできてしまい腎臓の働きが悪くなっていく病気です。
初期症状がなくゆっくりと病状が進行していきますが、のちには食欲不振、体重減少、多飲多尿、疲れやすく息切れがする、腎臓肥大などの症状があらわれてきます。
さらに酷くなると慢性腎不全に進行してしまい、命も落としかねない症状にまで悪化してしまいます。
3歳~10歳くらいで症状があらわれることが多いようですが、両親猫のどちらかがこの病気の場合は約50%の確率で子猫に遺伝してしまうといわれています。
そして、多発性嚢胞腎という病気は残念ながら一旦発症してしまうと根治がとても難しい病気といわれています。現在は、腎不全のコントロールをする投薬治療や食事療法などの対処療法による対応のみとなります。
初期症状のでない病気のようですので、少しでも異変や症状に気づいたら進行する前になるべく早めに獣医師に診断してもらうことが大切ですね。
2.流涙症
流涙症(りゅうるいしょう)とは涙がスムーズに流れなくなり、ずっと目に涙が溜まって涙目状態がつづく症状です。
通常、涙の流れは目頭から起こり流れていくことがほとんどですが、エキゾチックの場合は涙が流れていかず、溜まることで目の周辺は常に濡れている状態になります。ですので汚れが付着しやすい状態がつづくことで、目ヤニ、充血、圧痛などの症状があらわれます。
放っておくといずれ涙やけの症状で目頭から鼻筋が茶色く変色したり、症状が治りにくくもなってしまうようです。
一般的には流涙症の症状の多くは後天的なことが多いのですが、鼻が低くつぶれた顔を特徴とするエキゾチックなどの猫種では、鼻涙管が詰まりやすく涙が鼻の奥にうまく排出されずに目からあふれてしまいます(鼻涙管狭窄)
その独特な顔の形状が鼻涙管狭窄を引き起こし、涙の流れを自然と妨げてしまうことが発症の要因となるようです。流涙症の治療法は涙小管(涙の出口、まぶたの内側の角にある短い管)の洗浄や点眼薬での対応となります。
個性的でインパクトのあるキュートな顔立ちゆえにかかりやすい疾患ですので、予防のためにも日頃からお顔回りは清潔を保って、特に目の周りはいつもキレイにしておくことは必要となります。
また、症状に気づいたら早めに獣医師の診断を受けましょう。
3.白内障
白内障とは眼球の中にある水晶体が白く濁ってしまう病気です。水晶体はカメラレンズと同じ役割をしますので、濁ることで視界がはっきりしなくなってきます。
また、悪化すると歩行時にぶつかったり、周りが見えにくくなるため行動範囲も限られるようになってしまいます。猫種では少ないといわれている白内障ですが、エキゾチックの場合は先天的にかかりやすい病気のようです。
初期の治療法は点眼薬や投薬治療での症状の緩和になります。投薬治療などで若干進行をおくらせることは可能ですが、完治することは難しく重症化すると外科的手術が必要となる病気です。
また両目には発症せず片目だけの発症の場合は、症状のない片目だけでも日常生活ができてしまうため、症状に気づかずに病気の発見が遅れてしまうことがあります。
日頃から目の色や濁り具合のチェックをしたり、行動のようすには気をつけてあげて早期発見することが大切です。
4.水頭症
水頭症とは脳脊髄膜の中を流れる脳脊髄液の流れが悪くなり、脳内に異常な量の髄液が溜まってしまう病気です。
水頭症の発症原因は、脳腫瘍、脳内出血、髄膜炎などの後天的要因により脳脊髄液の循環がうまくいかなかったり、脳脊髄液の量が多すぎたりすることによります。
また、水頭症の原因のもう1つは、鼻ペチャ顔の骨格が頭蓋骨の形状を変形させてしまうためだといわれています。鼻が低くなるにつれて頭蓋骨の横幅が長くなるようですので、頭蓋内容積が減少することで水頭症につながっているとの報告があるそうです。
水頭症の症状にはドーム状にふくらんだ形状の頭、ゆっくりとした動作、体力減退で寝てばっかりいる、異常な攻撃性、拒食や過食、ものにぶつかるなどの視力障害、けいれんなどがあらわれます。
水頭症はペルシャでは発症確率が高い遺伝的疾患ですが、エキゾチックも同様に水頭症の遺伝的疾患があるようです。根治は難しい病気なのでおもな治療法は緩和治療となりますが、脳圧を下げるための投薬治療がメインとなります。
それ以外には、脳、心臓、腹腔をバイパス手術をすることもあるそうですが、術後の状態はあまりよいとはいえないそうです。
5.鼻腔狭窄(短頭種気道症候群)
鼻腔狭窄(びくうきょうさく)とは鼻が短いために呼吸困難を起こしてしまう病気です。エキゾチックは顔の形状から鼻が低くて短いため、鼻づまりをおこしやすく鼻腔狭窄になりやすいといえます。
治療法は運動制限などの生活改善がメインですが、重症化する場合には鼻腔を広げる外科的手術がおこなわれることもあります。
6.眼瞼内反症
眼瞼内反とは、おもに下まぶたが内側へと反り返ってしまい、被毛が角膜を刺激して細菌感染したり炎症を引き起こしてしまう病気です。鼻ペチャ猫ペルシャの遺伝性疾患ですのでエキゾチックも同様の症状があらわれやすいといえます。
産まれつきまぶた組織に異常がある場合もありますが、生後2週~1歳未満で発症するといわれます。
治療法は被毛の除去や矯正手術(下まぶたの位置をかえる施術)となります。
7.シュウ酸カルシウム結石(尿道結石)
ミネソタ大学での調査結果からエキゾチックショートヘアがシュウ酸カルシウム結石を発症する確率は、ほかの猫種と比べて3.3倍も高かったそうです。
猫はもともと水をあまり飲まないので尿道結石のできやすい傾向があるといわれていますが、特に尿道の長いオス猫はシュウ酸カルシウムによる尿石ができやすい傾向です。
発生原因はマグネシウムの摂取不足や尿の酸性化です。尿の酸性化はビタミンCの過剰摂取やカルシウムの摂取不足によって尿中シュウ酸カルシウム濃度が上昇することで引きおこされます。
おもな症状は、排尿の回数は増えるのに尿量が少ない、排尿後の尿に結晶が見つかる、血尿がでる、膀胱炎などです。
重症化して尿毒症や急性腎不全になってしまったり、尿路閉鎖になってしまうと命にかかわることにもなりますので日常的に排尿のようすを観察したり、少ない尿量には注意をした方がいいでしょう。
エキゾチックショートヘアの平均寿命は?
エキゾチックショートヘアの平均寿命は10年~13年程度で人間に換算すると56歳~68歳となります。一般的な猫種の寿命が15年程度ですので少し短めだといえます。
ですが、最近は飼育環境もよく医療設備も整ってきていますので、平均寿命をこえて長生きする場合もあります。
エキゾチックの場合はかかりやすい疾病がいくつかあり、いろいろなことに注意をする必要がありますが、ストレスをためずに過ごすことができれば寿命を延ばすことにもつながるのではないでしょうか?
また、エキゾチックは運動量が少ない猫種です。太りやす面があるため食事の量には気をつけて体重管理をすることは必要です。
エキゾチックショートヘアのブリーダーは?
エキゾチックショートヘアのブリーダー情報はネットサイトなどで検索することが可能です。あるネットサイトでの日本全国のエキゾチックのブリーダーさんの数は116件でした。
ブリーダーさんのところからエキゾチックを譲り受ける利点は、ペットショップに比べて手数料や諸経費などが抑えられ価格が安くなる場合が多い点です。ですが、ブリーダーさんによってもそれぞれに違いがありますので事前に確認は必要です。
また、他にもエキゾチックについての専門的な質問や相談ができる点や、親猫や兄弟猫のようすを聞くことで、これから引き取る予定の猫ちゃんの病気や性格や成長過程の予想がつきやすいという利点があります。
とくにはじめて猫ちゃんを飼うという方にとっては、自分の愛猫のことをよく知る専門家に心配な点を相談できるというのは、とてもありがたいことかもしれませんね(^_-)-☆
エキゾチックショートヘアの里親情報は?
あるネットサイトでは、2016年から現在までにエキゾチックショートヘアの里親募集の数は35件ありましたが他の猫種よりも少なめですね。ほかの猫種同様に成猫の募集がほとんどで、子猫の募集はほぼないと考えた方がいいでしょう。
里親募集で猫ちゃんを引取る場合には、手数料や諸経費のみで引き取ることができるという利点はありますが、ペットショップやブリーダーさんなどとは違い里親になるにはある一定の条件が必要となることが多いので、よく確認してから探すことをオススメします。
またエキゾチックは最近人気の猫種ですので、子猫の募集がでたらすぐに里親が見つかる可能性が高いといえます。
ネット上には里親募集のサイトはいくつかありますので、待つのを覚悟の上で気長に子猫の募集をチェックしていると、タイミングさえ合えば可愛い子猫の里親になれる可能性はあるかもしれませんね( *´艸`)
エキゾチックショートヘアに対するネットの愛猫家たちの意見や口コミは?
エキゾチックショートヘアの愛猫家さんの意見や口コミです。飼育していて参考になる情報もありますね!
エキゾチックちゃんを飼ってます。今までに猫を飼った事がある方は皆さん温厚といいます。
ただペルシャ猫ちゃんのようにのんびりそのものではなく短毛が入っている分、子猫時代は意外に動きますし顔はペルシャだけど動きは早いのでビックリすると思います。
ただ、猫ちゃんでも運動能力が高いタイプに比べたら上下運動も苦手で激しくはないです。ですが遊びは好きですよ。噛んだりするときでも血が出たり、引っかき傷は一切ありません。意外に純血はクールなとこもあります。
ワンちゃんがいらっしゃるとの事で、意外に怖いもの知らずで仲良くなれそうな気がします。エキゾチックブログ村ランキングにいいブリーダーさんがたくさん出てますよ。
いいブリーダーさんはやっぱり直接行くのが確実です。あとエキゾチックは寒い地方ではどうか分かりませんが、かなりの確率で夏場は終始クーラーは必要な猫ちゃんになります。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
ペルシャ系が好きなマニアの人はあのブサイクさが可愛いと、いわゆるピークフェイスの「ブサカワ」を好むようです。エキゾチックショートヘアも同じです。
注意点は
1)食事のとき鼻・口より目が先に器についてしまいうまく食べられない。
2)鼻腔(鼻の中の空洞)が短く狭いためつまりやすく呼吸がしづらい。
3)鼻涙管が狭いため発生した涙が鼻に流れず、涙が目にたまりっぱなし。
4)口蓋(口の中の空間)が舌の長さより短く舌がしまえない可能性がある。
5)噛み合わせが悪い場合があり歯垢がたまりやすく歯周病になる可能性がある。ということで飼い主さんは注意する事が大切です。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
6匹飼ってますよ。ぬいぐるみみたいでメチャメチャ可愛いです。性格は穏やかで愛らしくていたずらをしません。
啼くこともあまりなく容姿からは想像できないかわいい声で啼きます。飼育はペルシャよりも毛が短いので手入れは楽ですが、大変繊細なやわらかくてシルクより上質な毛をしていますので、やはりブラシは大事です。
一つ大変なのは、やはり「涙やけ」です。涙腺が短い分すぐになみだで目や鼻の周りに汚れがたまりやすいので、丁寧にふき取るようにしてあげないとだめです。
思ったより躾しやすく飼いやすいです。おっとりしていますが、頑丈で短い脚はとても筋肉質で力は結構あります。
そして時には俊敏に走ったりもします。おしゃべりでもないですが返事をするときは、眼をそっと細めたりしっぽをよく使っています。ですので、声ではない会話が楽しめます。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓以下はキャットタワーについての質問に対しての答えです】
キャットタワーを使うかどうかはエキゾかどうかの種類などよりもその猫によってかなり個体差があります。エキゾはあまり上下運動はしない方(運動自体があまり得意ではない)なのでそれほど高いタワーでなくても良いかなとは思います。
初めに買うタワーは、猫がどの程度使用するかの見極めもかねて、安いもので(全く使用しなくて捨てることになっても後悔しないよう)様子を見るのが良いと思います。
我が家はとりあえず据え置きタイプの170cmほどの高さで隠れる場所などがついている安価なものを購入しました。
結果は、隠れる場所は全く使わず、キャットタワーは足場(隣に置いてある本棚に上るための)にしか使用してくれなかったため、突っ張り式の壁に設置する足場だけがついているスリムタイプを再度購入しました。
また、安全面なども猫ちゃんがあまりにも激しくキャットタワーを使い、揺れが酷いなら突っ張り式にするなど実際に使わないとわからないですね。我が家の子は一番下の段からそーっと飛び降りる慎重派なのでその点は据え置きでも全く問題なかったです(笑)
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
エキゾチックショートヘアのかわいい画像をツイッターやインスタなどSNSから集めてみました。
今日はマフィンちゃんをシャンプー。#エキゾチックショートヘア#エキゾチック#リツイートはフォロー後に pic.twitter.com/8dBrre9kD2
— まゆぽ (@chanmayu2011) June 4, 2019
こんちはーー👋
・
・#ねこのいる生活 #エキゾチックショートヘア#植物の記録NV#アナベル https://t.co/ydb7MMPUSr pic.twitter.com/M6toStLiEa— ネズミイロのネコとバニラ @ねこ休み展 (@103noa) June 2, 2019
うずのお耳掃除をしました。
思いのほか汚れが…。
前より地獄耳になったんれすよ♪ピキーン!#エキゾチックショートヘア#ねこのいる生活 pic.twitter.com/yB47fB45uM— ぼんとうず (@benikuumar) May 31, 2019
それでは皆様 おやすみにゃさい
😌💤💤#ねこ好きさんと繋がりたい #エキゾチックショートヘア#ツルツルはいーにゃー pic.twitter.com/fn4Szu8Y4R— まおまお (@maomao_ekz0318) May 30, 2019
初めて全員揃いって、一緒にご飯食べます🍚
#子猫 #エキゾチックショートヘア #キャッテリーにゃんこと pic.twitter.com/hMZIcCk41Q— キャッテリー にゃんこと (@catterynyankoto) June 4, 2019
ちょっと気持ちが沈んだ時に見る動画。
シャキッとして踏ん張ろう。#猫 #neko #cat #エキゾチック #エキゾチックショートヘア #立ちうんこ pic.twitter.com/t6iSFWfXwp— あいあいあにまる (@jihadnoorzia) May 27, 2019
エキゾチックショートヘアのかわいいYouTube動画を集めました
【水を飲むと全部自分の顔にかかるのね~可愛い♡( *´艸`)鼻の辺りがびしょびしょです(^^;)】
【可愛いきょとん顔のこめっとクン♪おとなしく診察中☆注射の時だけ「やーめーてー!」】
【大将くん☆よばれたら腹話術で器用にお返事が出来ますよ☆彡】
【上れたけど降りられなくなりました( ;∀;)どーしたもんか?の困った顔がたまりません♡】
エキゾチックショートヘアのまとめ
- 歴史とルーツ⇒アメリカ原産・ペルシャとバーミーズとアメリカンショートヘアとの育種で産まれた猫種・1966年にアメリカの猫種登録機関《CFA》に《スターリング》(銀色の毛色のみ)名称で公認登録後《エキゾチックショートヘア》(すべての毛色)に名称変更・公認登録団体は《CFA、TICA、FIFe、GCCF》・基本的には短毛種登録で1部長毛種《エキゾチックロングヘア》の公認もある・お手入れが楽な短毛種のペルシャとして育種した説がある
- 顔の特徴とタイプ⇒大きな頭にペチャとつぶれた顔と低い鼻、離れ気味の大きなまるい目に小さめの耳、△(デルタ)型の口・『トラディショナル』と『エクストリーム』2タイプの顔にわかれる
- 体と被毛の特徴⇒大きめのコビータイプで全体的に骨格がしっかりしている・短い足にまるいシッポ・ツヤツヤでさわり心地がなめらかな二重構造の被毛(ダブルコート)・長めの短毛種と長毛種が存在・ペルシャとアメリカンショートヘア全ての毛色があらわれる
- 大きさ⇒オスの平均体重は約4㎏~7㎏でメスの平均体重は約3㎏~5㎏・メスの方がオスよりもやや小さめ・子猫の体重は生後3ヵ月で1㎏〜1.7㎏、生後6ヵ月で2㎏〜3.5㎏、1歳で3㎏〜5㎏
- 別名⇒『パジャマ姿のペルシャ猫』『横着者のペルシャ猫』・《ブサかわ》《テディベアキャット》などと呼ばれることがある
- 性格⇒優しくて物怖じせずおっとりマイペース・人懐こくて人とのスキンシップが得意・甘えん坊で抱っこされることが大好き・オスは甘えん坊でかまってちゃんタイプでメスは空気の読める大人しいタイプ・アメリカンショートヘアの影響で活発な面もある・運動量が少なく高いところは苦手・お風呂や爪切りにもあまり動じない・初心者でも飼いやすい猫種
- 家族や同居のペットと仲良くなれる?⇒人好きで小さなお子さんともなじみやすい・フレンドリーで大らかなので他の同居ペットとも仲良くなれる
- 鳴き声⇒ほとんど鳴かないか鳴いても小さい声なので一人暮らしや集合住宅でも飼いやすい
- かかりやすい病気⇒遺伝子疾患(多発性嚢胞腎、水頭症、眼瞼内反症)や流涙症、鼻腔狭窄(短頭種気道症候群)、白内障、シュウ酸カルシウム結石には注意が必要です。早期発見して早めに獣医師の診断を受けましょう!
- 平均寿命⇒10年~13年とやや短め・寿命を延ばすには体重管理やストレスをためずにかかりやすい疾病には注意して過ごすことが大切です!
- 価格相場⇒ペットショップで約13万円~51万円、ブリーダーサイトで約10万円~38万円
- ブリーダー情報と里親情報⇒ネット検索でブリーダーサイトや里親情報は見つけられる・ブリーダーサイトでは手数料や諸経費などが抑えられ安価で購入可能な上、購入後も相談に応じてもらえるなどの利点がある・エキゾチックの里親募集は少なく成猫募集がほとんど