猫のおもちゃを手作りしよう!安くて簡単で猫にウケるおもちゃ4選!!

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「おもちゃを買ってきても、猫が食いついてくれない…」
「猫がおもちゃにすぐ飽きてしまうんだけど、そのたびに買ってるとお金がかかって…」

猫を飼っている中で、上のような悩みを抱えている人は多いと思います。いくら可愛い猫のためとは言っても、おもちゃばかりにお金をかけるわけにもいかないし、がんばってお店を巡って良さそうなものを買っても猫が食いついてくれなかったりすぐ飽きたりしたら、何だかむなしくなったりしちゃいませんか?

実はうちの猫も飽きっぽいタイプで、おもちゃを買っては飽き、買っては飽きを繰り返してまして。飼い主のお金の負担とストレス半端なかったです。猫おもちゃって結構良い値段しますからね。けど、あることに気づいてからは負担とストレスが減りました。それは「猫のおもちゃは簡単に手作りできる」ということです。

身近なものや安く手に入るもので手作りすれば、お金が節約できるので、浮いたお金で猫ちゃんにちょっと良いごはんを買ってあげたりすることもできるし、もちろん、自分のためにそのお金を使うってこともできます。

そして、身近なものにちょこっと手を加えるだけで簡単に作れるものなら多少食いつきが悪くても、飽きて使わなくなってしまっても、心のダメージが少ないです。「まぁいいか、これにそんな手間もお金もかけてないし」なんて思えますからね。

おもちゃにかけるお金の負担も減って更に心の健康にも良いって、すごく素敵なことじゃないですか?人間にお金や心の余裕ができれば、愛する猫ちゃんとの生活がより充実して、めちゃくちゃ幸せになれますよね?

だから今回は、猫飼いのみなさまにそんなハッピー猫ライフを送ってもらうために、食いつきの良いおもちゃを作るためのポイントや、おもちゃを作るときに絶対注意するべきこと、そして、うちの子に特にウケた安くて簡単に作れる4つのおもちゃの作り方について、きっちりお教えしちゃいたいと思います!!

食いつきの良いおもちゃを作るには?


猫に食いついてもらうおもちゃを作るためにはまず、猫が好むおもちゃがどんなものか、ってことを知らなければなりません。

そもそも、猫はなぜおもちゃで遊ぶのでしょうか?なぜおもちゃで遊んであげる必要性があるのでしょうか?それは、猫が持っている「狩猟本能」を満たすためです。

野生動物だったころ、肉食動物の猫は、虫や鳥、ねずみやトカゲ、蛇などといった小さな生き物を狩って生活していました。人に飼育される動物となった今でもその本質は変わっていません。

なので、猫は家の中でも狩りをしたがります。狩りができないと、猫は欲求不満になってストレスをためて、時には病気になってしまいます。それを防ぐために、おもちゃを獲物に見立てた「狩りごっこ」をして狩猟本能を満たし、欲求不満を解消してあげることが重要なのです。

上に書いたように「狩りごっこ」の中で獲物になるのがおもちゃです。なので猫は「獲物のような大きさをしたおもちゃ」「獲物のような音を立てるおもちゃ」「獲物のように動くおもちゃ」を好みます。そのポイントをうまく押さえれば、食いつきの良いおもちゃを作れます!

ただ、ここで一つ注意を。それは、猫によって好む獲物の種類が異なるということです。人間にはかくれんぼが好きな子もいれば、鬼ごっこが好きな子もいますよね?それと同じように、虫が好きな猫もいれば、ねずみが好きな猫も。だから「このおもちゃなら絶対すべての猫が食いつく!」というものはありません。

どんな獲物が好きか、すなわちどんなおもちゃに食いつきやすいかを見極めるシンプルかつ究極の方法は「猫の様子をじっくり観察すること」に尽きます。

日常生活の中で、猫がじっと見たり、手を出したりするものを見つけてください。窓の外にスズメが来ると窓ガラスの前に行ってじっと見る子、廊下にたまたま入ってきた虫をつつく子、いろいろいます。「じっと見て、時に手を出したりして興味を示すもの=好きな獲物」つまり、「好みのおもちゃ」です。

「うちの猫、生き物とか怖がって逃げるんだけど…」っていう場合もありますが、それでも大丈夫!いろいろなおもちゃを試して様子を見ているだけでも、好みはわかってきますよ。キラキラするものが好きだとかひらひらするものが好きだとか、何か見えてくるものがあるはずです!!

なので、猫のおもちゃの好みを知るためにはまず第一に、猫をよく観察してください!!忙しいとなかなかそれも難しいかもしれませんが、好みがわかれば、猫と楽しく遊べる可能性が上がります。そうなったら猫も人も一緒にハッピーになれますよね?

そしていろいろなおもちゃを試して猫の様子を見るためにも、ぜひ手作りおもちゃを導入してみてください!おすすめする理由は、お試し購入の金銭負担が少ないことに加えて、市販のおもちゃと違いアレンジが利くので、より自分の猫ちゃんの好みに近づけていける可能性を秘めているからです!

安全のための注意

 

当たり前ではありますが、猫のおもちゃを手作りする上で一番重要なのは「猫にとって安全なおもちゃを作ること」です。大きさや強度などをよく考えないと、重大な事故が起こる可能性もあります。

もし自分が作ったおもちゃが原因で事故が起きて、可愛い猫ちゃんが病気になったり亡くなったりしまったら、悲しいだけでなくめちゃくちゃ後悔しますよね?なので、食いつきも大事ですがまずは、安全なおもちゃを作ることを一番に考えてください。

まず大事なのは「猫が飲み込めないくらいの大きさにすること」です。

かかりつけの獣医さんに聞いたところによると、興奮して遊んでいるときにねずみ型をした小さなおもちゃや小さなボールなどを食べてしまって、窒息したり腸に詰まったりすることがかなり多いそうです。なので絶対に小さく作りすぎたりしてはいけません。命に関わります。

具体的にどのくらいの大きさなら大丈夫なのか、というところについては、猫によって個体差があるので難しいですが、5センチくらいの大きさのものまでなら飲み込めるという子もいるとのことなので、それより大きめにしておいた方が安心かもしれません。

2番目に大事なのは「猫が噛んだりしても壊れにくい、丈夫なつくりにすること」です。

せっかく大きく作っても、噛んだりひっかいたりした時に簡単に分解して小さくなってしまうようでは、結局誤食の原因となってしまいます。なので、おもちゃの強度にもこだわりましょう。

ちなみに獣医さんいわく、細い紐やリボンなど、長くてゆらゆら動くものを好む猫が多く、そのためか、紐系のものをちぎっての誤飲もとても多いんだそうです。飲んだ紐が腸に絡まったり詰まったりして亡くなってしまう子もいます。紐やリボンには猫の力で引きちぎりやすいものも多いので充分気を付けてください

うちの猫も、極細リボンを使った猫じゃらしで遊んでいたときにリボンを噛みちぎって飲み込んでしまって大騒ぎになったことがありました。幸い何事もなく、後日うんちと一緒にリボンが出てきてくれたので良かったですが、あの時のことを思い出すと今でもぞっとします…。

安く簡単に作れて猫にウケるおもちゃ4選

ここでは、身近にある素材や安く手に入りやすい素材で簡単に作れる猫おもちゃをいくつか紹介していきます!!どれも実際に私が作ってうちの子に大ウケしたものなので、みなさまの猫ちゃんに合うものもきっとあると思います!!

手作りおもちゃその1:「超絶簡単!紙ボール」

材料:適当な紙
道具:なし

【作り方】
①ある程度の大きさのボール状になるよう、紙を丸める

「簡単!っていうか手作りしてるって言えなくない!?そんなんでいいの!?」って思っちゃうかもしれませんが、これ意外と良いんですよ。好きな子結構いるらしいです。友達の家の猫なんか、気に入りすぎてもうこれでしか遊ばないとか。

うちの子も実は最近これがお気に入りで、投げてあげると追いかけて咥えて帰ってきたり、手で転がして遊んだり、投げられたのをバレーボールのスパイクみたいに打ち返したりしてめちゃめちゃ遊びます。試す価値アリです!ただ、たくさん作って次々投げてたりすると、めっちゃ散らかるのが難点ではありますが(笑)

なお、アレンジ版としてアルミホイルを丸めておもちゃにする人もいるそうです。アルミホイルのカシャカシャ音が好きな子もいるそうですし、あの独特のギラギラ感を面白がる子もいるとか。猫ちゃんがボール好きなら、そっちも試してみるといいかもしれませんね。

手作りおもちゃその2:猫がひとりでに遊ぶ!「窓あき箱」

材料:丈夫めのダンボール箱、手持ちの小型おもちゃ(転がすと音が出るものだとなお良い)
道具:ガムテープ、カッターナイフ(穴を丸くしたい場合は、百均でも買えるコンパスカッターが便利)

【作り方】
①ダンボール箱の蓋が開いている箇所をガムテープでふさぐ
②カッターナイフで側面や天面にいくつか穴を開けて、猫の手やおもちゃの通る小窓を作る
③手持ちのおもちゃを小窓からダンボールの中に入れる

飽きちゃったボール系やネズミ型のおもちゃを有効活用できる画期的おもちゃです。猫は狭い隙間に隠れた獲物を探して仕留めるのも好きなので、置いておくと手を突っ込んだり、箱に乗ったりして遊んでくれます。

うちの子には、使わなくなった鈴入りボールやカシャカシャ音の鳴るボールを中に入れて作りました。
作って目の前に置いたところ、興味深げに自分から中身を見に行って手を入れたり、横にごろんと転がって箱を蹴ってみたり。いろんな遊び方を見せてくれて見てて楽しかったです。

応用で、手持ちのおもちゃと組み合わせて遊んであげられる「猫用もぐら叩き」を作ってる人もいるので、参考動画を載せておきます。こちらは作り方を紹介した小窓箱とは違い、猫と駆け引きしながら遊ぶタイプですね。穴から出すおもちゃを猫の好みに合わせていろいろ変えてみるのもいいかもしれません。

手作りおもちゃその3:可愛くアレンジできちゃう!!「リボンじゃらし」

材料:割りばし、リボン(30~50センチくらい)
道具:なし
【作り方】
①リボンを割りばしにしっかり結んで付ける

リボンと割りばしで簡単に作れる小型猫じゃらしです。リボンをきれいに結ぶと可愛いし、振ったときのひらひら感が絶妙で猫にウケます。

そして、リボンの本数を増やしたり、またはリボンの先にマスコットのぬいぐるみを結んで付けたり、割りばしに鈴を付けたりすることで簡単に、しかも可愛くアレンジできちゃうんです!!

アレンジで可愛くなってしかもそれがうまくいって猫にウケたら楽しいですよね?猫じゃらしのファンシーさと猫の可愛さが合体したら、もはや最強って感じですし。SNS映えなんかも狙えちゃうかも。

でも猫がすぐに割りばしからリボンをすぽっと抜いて持って行ったり、付けたマスコットなどをもぎ取ったりするようだったら、テープを使ったりしてうまく補強してくださいね。その場合はたとえ可愛くした部分が隠れてしまうとしても容赦なくやる方向で。猫ちゃんが安全に遊べなかったら本末転倒ですからね。

まぁ、テープの貼り方とかによっては逆に可愛くなっちゃう可能性だってあるとは思うんで、工夫あるのみって感じかもしれませんが。

手作りおもちゃその4:垂らせばウケる!?「タコ足ビニール紐じゃらし」

材料:新聞や雑誌をくくるビニール紐(1メートル程度のものを3~5本)
道具:なし
【作り方】
①すべてのビニール紐を揃えて持ち、片方の端を束ねて結ぶ。

ビニール紐を束ねただけでできちゃうタコ足系猫じゃらしです。蛇のように動かしてもいいとは思いますが、そうするまでもなく、ただ単に頭上から目の前に垂らすだけでうちの子にはウケました。

結び目辺りを持ってそ~っと紐を猫の前に下ろし、猫が紐に手を出そうとしたところでひゅっ、て上に引くようにして動かすと、後ろ足で立ち上がって夢中で猫パンチ繰り出しまくって超可愛かったです。何本も一度に紐が下りてくるのが面白いのか、一本だけよりこの束ねタイプの方が反応良い感じでしたね。

まず上に書いたように目の前に垂らして猫の反応を見て、それでどうしてもだめそうだったら蛇の動き…みたいな流れで使ってみるといいかもしれません。

ちなみに、下の動画で振ってるもののように、ビニール紐を棒に付けてからちょっと編んで作る方法もあるようです。使わなくなった猫じゃらしの棒を再利用すればお得にできちゃいますね。

まとめ

①猫が食いつくおもちゃを作るには、猫がおもちゃ(=狩りごっこにおける獲物)に求めるポイントをうまく押さえて作ると良い

猫がおもちゃに求めるポイント
・ネズミをはじめとする小動物くらいのサイズであること
・小動物が動くときの音や鳴き声のような音(カシャカシャ音、鈴の音など)がすること
・小動物が逃げるときのように、不規則な動きをすること
ただし、猫によって好みの獲物が違うので、どうしても反応が良いおもちゃと悪いおもちゃが出てくる。
自分が飼っている猫の好みの獲物を知るために必要なのは、猫の様子をよく観察すること。観察すれば、興味を持つものや好きなものが見えてくる。


おもちゃの誤飲・誤食事故が多いので、おもちゃを作るときは、愛する猫の命を守るために安全に配慮することが重要

安全なおもちゃを作るためのポイント
・簡単に飲み込めない大きさで作る
・噛んでも壊れにくい、丈夫なつくりにする

猫のおもちゃを作るときのポイントは上の通りです。

ところで、今回はおもちゃ作りのポイントや注意店のまとめと、実際に作ったおもちゃの紹介をさせていただきましたが、作った後、つまり作ったおもちゃで猫と遊ぶ時にも気を付けておくべきことがあります。

それは、「遊んでいる猫から目を離さないこと」「遊んだ後おもちゃを放置せず、片付けること」です。
「何を今更。当たり前のことじゃない」って思うかもしれませんが、でもこの2つを忘れてしまって起こる事故が絶えないんです。なのでこの記事を期に、絶対忘れないぞ、って心に刻んでおいてください。

おもちゃで遊んでいるときに起こる事故は怖いですが、猫が自分の作ったもので嬉しそうに遊んでくれたら、絶対にめちゃめちゃ幸せな気持ちになれます。これについてはもう間違いなしです!!

なので、注意点を心に留め置きながらも、いろいろと楽しみながら作ったり試したり遊んだりしてみてくださいね。失敗は成功のもと!何事も挑戦あるのみです!!

 

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