市販のおもちゃでは飽き足りない猫ちゃんのために、または市販のおもちゃばかり買い与えてると高額になってしまうからと、猫おもちゃを手作りしてる方も多いですよね。そして、作る楽しさに目覚めた方もいると思います。
でも、「最近、いらないダンボールとか紐と手持ちの道具で作れるおもちゃは大体作っちゃった感あるよなぁ、何か他にいい材料とか、道具とかないかなぁ…」なんて悩みを抱えてる方もいるようです。あなたにもそんな悩み、ありませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、100均グッズを使うことです!
私も、飽きっぽいうちの猫のために、家にあるものを駆使しておもちゃを作っていたんですが、楽しくなってくるのに反比例して、だんだんネタが尽きてきまして(^_^;)
そこで次に目をつけたのが100均グッズでした。100均グッズを使うと不要品リサイクルで作るのよりはちょっと高くなるけれど、それでもやっぱり市販のおもちゃよりは安くてお財布に優しいですからね。
今回は、猫のおもちゃにお悩みのあなたのために、私が選んだ「猫おもちゃ作りに使えるおすすめ100均グッズ」を4つ紹介しちゃいます!どれも実際うちの猫に大ウケしたおもちゃを作るのに使った素材や道具です。なので、あなたの猫ちゃんのお気に入り作りにもバンバン役立てちゃってくださいね!
その1:小鳥ピック
まず最初に紹介するのは、ダイソーなどで買える、本物の鳥の羽が使われてる小鳥ピックです!自然素材が使われてるので、鳥好きさんにはまず確実にウケます。うちの子も、鳥の羽をはじめとする自然素材大好きなのでピックの棒から小鳥を外して紐と合体し、釣り竿みたいな猫じゃらしを作ったらめっちゃ反応良かったです。
ただ、一つ問題がありまして。やはり自然素材だからでしょうか、猫じゃらしを仕留めてちょっと時間がたつと、羽部分をかじろうとするんですよね。
獣医さん曰く、おもちゃに使われてる羽の誤飲で誤飲事故が起こることも多いそうです。また、羽が着色されている可能性もあるので、たとえ事故にならなくても、食べたらあんまり体に良くないと思います。
それで私はかじる前に毎回急いで取り上げに行くんですが、そのたびに興奮して獲物に執着する猫と軽くけんかに。噛まれはしなかったけど、たまに軽く引っかかれて手の甲にみみずばれができたりしました。
まぁでも逆に言えば、それだけ猫にとって魅惑のある素材だってことなんですけどね…。
とりあえず、ピックを使う場合は、猫が小鳥を捕まえたらすぐ取り上げるようにしてください。誤飲事故は恐ろしいですからね。そしてその時には、興奮しすぎた猫に噛まれたりきつく引っかかれたりしてけがをすることがないようにも気を付けてくださいね。
小鳥ピックを使った釣り竿風猫じゃらしの作り方については、下の動画が参考になりますよ。小鳥に穴を開けるのは、電動工具使わなくても錐でいけます。
ちなみに私は園芸用ポールではなく、手持ちの猫じゃらしの棒を再利用して作りました。元々上に紐を引っ掛けて付けるところがあるものを再利用すると、棒に穴を開けずに済んで楽です。
その2:羊毛フェルト用ニードル
100均の店の種類によって、羊毛フェルト用の道具や材料の品ぞろえには差があります。
作成用のニードルとフェルティングマットに加えて羊毛が入っているセットがある店や、ニードルと羊毛は別売りで、フェルティングマットの販売がない店もあります。
でもご心配なく。今回猫おもちゃ製作に使うのはニードルだけなので、ニードルがあれば充分です。ニードル単体であれば、基本的にどの100均の店舗でも手に入ると思います。
ニードルだけで何をするかって?猫の抜け毛を集めて手で丸めてから、中心に向かってニードルでざくざく突いて、固いボールを作るんです。
この猫毛ボールは、軽くて適度に弾むしよく転がります。その弾み方や転がり方が面白いらしくて、作ってあげる度に猫大喜び!!前足で器用にボールを転がしたり、口にくわえて自分で放ったりしながら、すごい勢いで家中走り回ります。
手で丸めるだけでもいいんじゃない?という意見もあると思うのですが、そのやり方だとなかなか固く作れないのが問題かと。ボールがやわらかいと、猫が爪を引っ掛けて遊んだりくわえたりしたときにばらっとほどけて分解してしまいます。そうなると猫が毛を食べて腸に詰まったりするので危険です。
なので、ボールを固く強くするために、羊毛フェルト用ニードルでしっかり突くことをおすすめします。猫の安全のためなら、100円グッズを1つ買うお金くらい、惜しくないですよね?
このボールは、ほこりが付きやすかったりするし、あまり長い間置いておくと虫がわくおそれがあるので、長期的な使用はおすすめできません。けれども、抜け毛が出るたびに作るチャンスができるので、いくらでも再製作できます。しかもニードル以外の材料はタダ。猫のおもちゃ代に悩む人にはそこも魅力ですよね。
また、猫を多頭飼いしてる人は、いろんな柄の猫の毛をMIXすることで、独創的なボールを作ることもできます。どうですか?アーティスト魂燃えてきませんか?
ニードルに加えて羊毛フェルトを買い足して、よりカラフルで可愛いボールを作ることもできるので、猫毛ボールばっかり作るのに飽きた場合や、燃え上がったアーティスト魂が抑えられない場合には、そちらにもチャレンジしてみてはどうでしょうか?
動画に出ているように、中にまたたびを仕込んで超凝った可愛い柄のボールとか作る人もいるみたいですよ。
なお、ニードルでボールを作るときは、手を突いてけがをしないように、充分注意してくださいね。私も慣れていない頃にボールを持っていた指をぐさっと突いてしまい、めっちゃ痛かったです…。
その3:毛糸
100均素材の毛糸の魅力は、作れるものの幅が広いということです。様々な太さ、様々な形のものがあるし、結んだり編んだり、いろいろな手法で加工できるので、猫の性質や好みに合わせたおもちゃを製作できます。例えば、変わった形の毛糸を棒の先に結んでねこじゃらしを作ったり、編んでけりぐるみを作ったり。
うちの子は毛糸で作ったおもちゃがかなり好きで、どれも結構遊んでくれましたが、その中で特にウケたのは、ポンポンボールと、その作り方を応用して作ったタッセルを付けた猫じゃらしでした。
ポンポンボールは、厚紙や自分の手など、何か芯になるものに毛糸を巻き付けてから、別な毛糸で輪の中央を束ねて結び、両端を切ると簡単にできます。そのまま猫ボールとして投げたり転がしたりして使ってもいいですし、束ねたときの毛糸を利用して猫じゃらしに取り付けても使えます。
タッセルは、芯に巻き付ける工程まではポンポンと同じです。芯に巻き付けた後、ポンポンと同じく別な毛糸で束ねるのですが、タッセルの場合は巻き付けた輪の中央ではなく。片側を長く残すようにして束ねて結び、そして長く残しておいた側の輪だけを切ります。
こちらは単独で転がしたりするのは難しいので、束ねたときの毛糸を利用して猫じゃらしの棒に取り付けるのがおすすめです。揺れたときのゆらゆら感が楽しいのか、結構食いつき良い感じでした。
とりあえずタッセル、ポンポンどちらも、束ねた毛糸が抜けてきてしまうと誤飲の原因になるので、しっかり結んで作るようにしましょう。
「ポンポンはわかるけど、タッセルって何?」って方もいると思うので、タッセルの作り方動画を載せておきますね。動画では刺繍糸で作ってますが、毛糸で作るときも要領は一緒です。
ポンポンやタッセルを作るための芯材として使える専用グッズが売っている店もあるようなので、もし厚紙や手を芯にして作るのが難しいと感じたら、専用グッズを使って作ってみるのもいいかもしれませんね。
その4:ジョイントマット
4番目に紹介するのは、ジグソーパズルみたいにつなげられる厚手のジョイントマットです。小さなお子さんの部屋などに敷くのに便利なアレですね。
このマット、猫のトンネルや隠れ家を作るのにも適した有能素材なのです。ダンボールでも猫トンネルは作れますが、ダンボールトンネルはたためません。そのために収納場所に困ったりした経験のある方も多いのではないでしょうか。
ジョイントマットなら、使い終わったら一枚ずつに分解してしまっておけるので、その悩みが解決できます!
基本の作り方は簡単。まぁ大体想像がつくとは思いますが、カッターナイフで猫の通れる穴や、手だけ通せる穴などを開けたマットと、全く穴を開けていないマットを自由に組み合わせて、立方体や正四角柱、三角柱を作るだけです。
けど、穴の形や数を工夫したり、全体的な形を工夫したりできるので、作る楽しみがかなりあります。私も、ここに猫じゃらしを外から入れる穴を作ることにして、その穴の形を魚型にしてみようとか、ここは上から猫が顔を出せるようにしようとか、わくわくしながら作りました。
すごく形に凝って作ってる動画を見つけたので、ここで紹介しておきますね。くりぬく穴の形が可愛いし、くりぬいた後の部品まで余さず使っているすごい作品です。これを超える逸品を目指してみるのも面白いのではないでしょうか?
まとめ
猫のおもちゃ作りに使える100均グッズはたくさんある。その中で特におすすめなのは下の4つ
- 小鳥ピック
- 羊毛フェルト用ニードル
- 毛糸
- ジョイントマット
うちの子に特にウケたグッズはこの4つですが、この他にも100均には猫のおもちゃ作りに使えるグッズがたくさんあります。なので100均に行ったときにはぜひ「うちの子にはこれもいいかも」っていう品を楽しみながら探してみてくださいね。
100均グッズを使ったオリジナルおもちゃで、猫ちゃんとあなたのおもちゃライフがより楽しいものになることを願っています(*^^*)
コメントを残す