猫の寿命の平均は?飼い方によっても変わる?30年以上生きた猫とは?

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猫の寿命はどのくらいかご存知ですか?愛猫の寝姿や楽しく遊んでる姿を見ている時、ふと気になるのが『猫の寿命』。およその寿命を把握して、その上長生きの秘訣があるのであれば、できることなら愛猫のために試したいと思うのが親心ですよね。

せっかく縁があって、家族として一緒に暮らしてるんですから一日でも長く一緒にいたいですよね。

私もその中の一人で、犬と猫を飼い始めてから1日でも長生きしてもらいたいと思い、高校卒業後動物の専門学校に通い、病気や看護の勉強をして、動物看護士の免許をとりました。

寿命についても勉強してきた私が、今回は猫の寿命の違いについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。

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飼い猫の平均寿命とは?

人間と同様に最近では医療の発達やキャットフードの改善のお陰で、年々猫の寿命も伸びてきています。現在の猫の平均寿命は15.33歳だそうです。

これは一般社団法人ペットフード協会の『平成29年度全国犬猫飼育実態調査』によるものですが、犬の14.19歳に対して猫の方が犬より長生きする動物という事がお分かりいただけるかと思います

飼い方によっても差があり、

室内飼いの猫の寿命が16.25歳
室外にも出している猫の寿命が13.83歳

と、室内飼いを徹底している猫の方が寿命が3年ほど長いと言われています

理由としては、交通事故などもありますが、一番多いのは外でウイルスや感染症にかかってくるリスクが高いことがあげられますそれは、野良猫の中には怖い病気を持っている場合があるからです。そういった猫と接触する事で命を落としてしまうおそれもある、恐ろしい病気に感染してしまう可能性が多いので、外の世界は危険がいっぱいなのです。

野良猫の寿命

野良猫の寿命は3~4年、長くて5年と短くなっています。一番の理由としては、大人まで生きられる猫が少ない事があげられます。それは、生まれた時点で病気にかかっている事が多いためです。

種類によっては遺伝性の病気もありますが、野良猫では猫エイズに感染している場合が多く、血液や唾液を通して感染する為、猫同士の喧嘩や交尾で感染してしまいます。その為、生まれてきた子猫にも移っていることが多くあります。

それと、寄生虫です。ノミなどから感染することがほとんどですが、一度寄生されてしまうと体内の栄養をとられ続けてしまう事になってしまう為、野良猫なんかはすぐに衰弱してしまいます。こういった事から野良猫の寿命は短くなっています。

それを知ると愛猫を外に出すのが、怖くなりませんか?そういった猫と触れるかと思うと恐ろしいですよね。

でも大丈夫!もう外に出ちゃってる猫ちゃんもワクチン接種すればそういった怖い病気から守ってくれます。野良猫がもってる病気のほとんどは、現在のワクチン予防で予防できます。

もちろん、室内飼い猫も飼い主や動物病院から病気に感染してしまうおそれがあるので、年に一回の予防接種をお勧めします。まだ予防接種を受けた事ない人も、愛猫の長生きの為にぜひ受けてくださいね。

一番長生きする品種とは?

割合でみていくと、雑種が23.8%、日本猫が20.5%、ヒマラヤン17.7%、チンチラ13.6%、アビシニアン12.8%となってきます

いろんな遺伝子が混じり合っている「雑種」が圧倒的に長生きする種類となります。血統書付は遺伝的な病気がある為、どうしてもたくましい生命力を持つ雑種より、弱くなってしまうのです。

血統書付の猫では他に、アメリカンショートヘアーペルシャ猫ロシアンブルーラグドールなどが比較的長生きしやすいと言われています。

逆に短命といわれている種類もいるんですよ。致死性遺伝子を持っていると言われている、垂れ耳が特徴のスコティッシュフォールドや尾がない事で知られているマンクス、足が短いマンチカンです

『折れ耳+折れ耳』や『尾なし+尾なし』などのように掛け合わせていくと、死産する場合が多く、無事に生まれても子猫の段階で命を落としたり、成猫になってから重大な障害が発生する事が多いです。

しかし、致死性遺伝子をきちんと理解して知識をしっかり持っているブリーダーは『折れ耳+直立耳』『尾なし+尾あり』での掛け合わせを行なう為、長生きで丈夫で、しかも老化があまり目立たない猫が多いことが知られているんですよ。

スコティッシュフォールドやマンクス、マンチカンを飼いたいと思っている人は交配方法が分からないペットショップは避けて、両親猫を見られるブリーダーから購入する事をおすすめします。両親猫を見せてくれなかったり、すぐ手続きさせようとするブリーダーは怪しいので避けたほうがいいでしょう。

性別による違い

オス猫14.3歳、メス猫15.2歳と人間と同じで、メスのほうが長生きしやくなります
しかし、人間の様にX染色体などの関係ではなく、オス猫は縄張り意識が強くケンカが多い事などが関係しているようです。

毛並みによる違い

短毛の猫と長毛の猫では、短毛の猫の方が寿命が長いと言われています。理由としては、長毛の猫の方が毛が内臓に詰まってしまう毛球症になりやすい事と、長毛の猫には血統書付の猫が多い事が考えられます。

ギネスにも載った最長寿猫のクリーム・パフ

ギネス世界記録に登録されている最長寿の猫は、アメリカのテキサス州で暮らしていた猫、名前はクリーム・パフちゃんといいます
クリームパフちゃんは女の子ですが、なんと38歳3日も生きたんですって。驚きじゃないですか?

現在猫の平均寿命が延びてきているといっても、クリーム・パフちゃんはその倍以上生きていたことになりますよね。これがどれほど凄い事なのかピンと来ない人もいると思いますので、分かりやすく人間の年であらわしますと、なんと170歳にもなるんです。人間でも考えられない年ですよね。

猫は生まれて最初の2年で一気に成長してしまい大人(人間の年では20歳)になります。それからは1年で4歳ずつ年をとっていく計算になります。2年までの成長スピードが人間に比べてはるかに速い為、成長過程にあわせての調整が必要なためこのような計算方法になっています。

そうすると、7歳で人間の40歳、12歳で人間の60歳、17歳で人間の80歳に相当します。12年を超えると『高齢期』となってきますよね。人間の100歳でも22歳と凄い長寿命なのに、38歳ともなると本当に驚きの生命力ですよね。

長生きしてもらう秘訣とは?

種類や性別によって、長生きしやすい品種はあるといっても、生まれてからの環境によって大きく左右されるものです。そこで長生きしてもらう為の秘訣として、気をつけたいポイントをいくつか挙げていきます。

食事

 現在は栄養バランスが良い安全なキャットフードがたくさんでていますよね。人間が食べている物ではなく愛猫にあったキャットフードを量やカロリーをしっかり管理しながら与えてあげることが大切になってきます。

おやつも沢山の種類が販売されてますが、与えすぎには気をつけて、適度に与えるようにしましょう。

ストレスを与えない

 猫は非常に繊細な生き物です。その為、しつこくされたり大きな音が苦手でストレスの原因になりやすいと言われています。また、環境の変化も苦手なので、引越しや模様替えの際は気をつけてあげましょう。

ストレスをできるだけ溜めないよう、飼い主さんができることは猫を自由にしてあげる事。猫が気が向いたら「かまって~」と猫の方から寄ってくるので、その時に遊んであげたりしながら、猫がストレス発散しやすい環境にしてあげてください。

運動をさせてあげる

 隠れたり探索できる場所は家の配置や家具などで充分ですが、キャットタワーなどを設置して猫が上下運動できる場所を作ってあげる事をお勧めします。

猫の習性にあわせた環境を作ってあげる事で、『肥満予防』にもつながりますし、ストレス発散にも効果を発揮してきます。

肥満になるとさまざまな病気になる恐れがあります。日常的に運動量が増える機会を用意して、肥満やストレスのリスクを減らしてあげましょう。

健康な歯を保つ

人間も「歯は命」と言われるように、猫も歯を健康に保つ事は大切な事です。歯から病気が始まる事もありますので、定期的な手入れが必要となってきます。

歯磨きの役目がある玩具も売ってますので、そういったものを与えるのも歯の健康に効果的ですよ!

避妊と去勢を行なう

 オスもメスもそれぞれ生殖器にかかわる恐ろしい病気があります。そのリスクから開放してあげる目的として、避妊・去勢をお勧めします。メスでは発情期がなくなり、無駄なストレスも感じない事で、長生きにもつながると思います。

しかし、避妊・去勢をすると猫は肥満になりやすい傾向にあります。それは食欲が増す為といわれているため、食事管理をしっかり行なう事が大切になっていきます。

次の動画ではストレスを与えず長生きさせる方法をご紹介します。

まとめ

猫を長生きさせるには

・室内飼いにする
・定期健診、ワクチン接種受ける
・食事に気をつける
・運動をさせる
・ストレスに気をつける
・歯の手入れ
・避妊、去勢

最長猫のクリーム・パフちゃんと同じくらい、それ以上にもっと長生きしてもらえるように、上の事をヒントにしてみてください。

これらのことを気をつけることで、愛猫の寿命を延ばすことは可能な事です。愛猫の健康を保ちつつ、これからも一緒に楽しい時間を過ごしていきたいですね。

ちなみに丈夫で長生きしている猫ちゃんは『日本猫・女の子・短毛』が多いようです。長毛よりも短毛、オスよりもメスの方が老化も遅いと言われています。

年齢的に12歳を迎えると『高齢期』に入りますが、人間と同じく猫の老化にも個体差が大きいですよね。

あまり動かなくなったり、爪とぎや毛づくろいの回数が減ってたり、お腹が垂れてきたり、固形のキャットフードを食べなくなってきたら、老化してきたという印になってきます。

そうなってきたら、より注意深く健康チェックをしていき、ちょっとした体調変化を見逃さないようにしていきたいですね。

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