猫のしっぽがふるえる理由とは?どんな心理状態なの?病気の可能性も!?

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猫のしっぽがふるえているのを見たことがありますか?私は猫のしっぽがふるえているのを初めて見たとき、猫が寒さからぷるぷるふるえているのかと思いました。

よく見てみると、猫の身体はふるえていないのにしっぽだけがふるえていたので、猫はしっぽだけふるわせることができるんだとびっくりしました。

猫のしっぽがふるえるのって、見てて可愛いですよね。猫のしっぽが動く様子は見てて癒されるし本当に飽きませんよね。

猫のしっぽの動きを注意深く見ていると、いろいろなときにしっぽがぷるぷるとふるえていますよね。猫は顔の表情で感情表現があまりできないのでしっぽで全ての感情を豊かに表現してくれています。

猫にとってしっぽは特に敏感な部分なので、気持ちの変化が現れやすい場所です。猫の気持ちに応じてしっぽの振り方自体も微妙に違っています。

機嫌が良くてしっぽがふるえているときや、機嫌が良くないのにしっぽがふるえて見えるとき、トイレをするタイミングでしっぽがふるえているときなど、さまざまなタイミングでしっぽがふるえています。

猫のしっぽがふるえるのはどうしてなのでしょうか?猫がどんな心理状態のときにしっぽがふるえるという反応が出るのか、しっぽがふるえることで病気の可能性はあるのか気になったので調べてみました。

猫のしっぽがふるえる

リッチ
しっぽを見てくれたら気持ちは丸わかりニャ

猫のしっぽがふるえる状態とは、しっぽを小刻みにぷるぷるとさせている状態です。猫はしっぽを立てて細かくふるわせることができます。

しっぽが長い猫はその様子が分かりやすいですが、しっぽの短い猫はしっぽの動きが分かりにくいので、その分身体の動きなどに注意しましょう。

しっぽの短い猫はお尻を高く持ち上げて小刻みにお尻を震わせることがあります。しっぽの短い猫も喜びを表現するためにしっぽをピンと立てようとしているのです。少しでもしっぽが動いている場合もあるので見逃さないようによく観察しましょう。

猫のしっぽがふるえるときと猫の心理状態

猫のしっぽが立ってふるえている

アメリー
愛情表現してるニャ

飼い主のことを見ながらしっぽをふるわせているときは「お腹が空いたからご飯をちょうだい」という心理状態です。特に飼い主が帰ってきたときやご飯の時間に、猫が飼い主を見ながらしっぽをふるわせていたら催促をしています。

↓動画の猫もご飯に喜んでしっぽをふるわせていますね。

普段しっぽをふるわせて飼い主に近づいてきたときは、猫の機嫌が良くてかまってほしい心理状態です。猫はうれしくて興奮していて、飼い主への愛情表現としてしっぽをぷるぷるとふるわせています。力が入りすぎてしっぽがぷるぷるしているのです。

猫が信頼している人(例えば飼い主)にしっぽを立ててふるわせるのは愛情表現の1つです。猫が愛情表現としてしっぽを立ててふるわせるのは子猫のころの名残からです。

子猫は赤ちゃんのときにエサから排泄まであらゆる世話を母猫にしてもらいます。排泄するときにはおしりを舐めてもらうためにしっぽを立てます。

子猫は排泄したいときやエサが欲しいときなど、母猫におねだりをするときにしっぽを立ててぷるぷるとふるわせます。この名残で猫は母猫のような信頼できる人(飼い主)にしっぽを立ててふるわせる行動をとるのです。

家の中だけで暮らす猫はいつまでたっても子猫のときのように、しっぽをふるわせて甘える姿が多く見られます。

猫は朝気持ちよく目覚めたときなどに体全体で伸びをしながらしっぽを小刻みにふるわせる様子もよく見られます。リラックスした心理状態のときもしっぽはぷるぷるふるえています。

猫はベランダに来た鳥や、家の中に現れた小さな虫などを発見したときもしっぽがふるえます。獲物を見つけたときに興奮状態になって、気持ちの高ぶりがしっぽに表れているのです。

もともと狩りが得意な猫は獲物を発見すると大興奮の心理状態になります。目をまん丸に見開いて身構え、飛び掛かるタイミングを狙います。獲物に飛び掛かるタイミングを計るときにはしっぽをゆっくりと振ります。

猫のしっぽの先がふるえる

エキゾナ
うっとうしいと嫌になっちゃうニャ

気をつけなければいけないのは、猫が尻尾の先のみをぶるぶるとふるわせているときです。この尻尾のふるわせ方は、猫が嫌がっている証拠です。

愛情表現としてしっぽを立ててふるわせるのとは少し違い、しっぽの先をふるわせます。猫の心理状態としては邪魔しないでほしいという状態です。猫がゆったりくつろいでいるときに触ろうとしたりして、猫が嫌だなと思うとしっぽの先をふるわせることがあります。

猫が不機嫌な心理状態の時はしつこくかまったりせずそっとしておきましょう。必要以上に猫にかまうと嫌われてしまうかもしれません。あまりしつこく触ると容赦なく攻撃されることもあります。

猫のしっぽの付け根がふるえる

ドラット
本能ニャ

猫のしっぽの付け根がふるえるのは、しっぽの付け根部分に神経が集中しているからです。この部分を撫でてあげると気持ちよさそうにしっぽを持ち上げてふるわせます。猫にとってはマッサージをされているような状態です。

猫の尻尾の付け根は敏感な部分なので強く刺激したりしつこく触っていると機嫌を損ねることになります。

猫がしっぽをふるわせながらおしっこをしていたらマーキングです。トイレでするおしっことは違い少しのおしっこをスプレーのように吹き付けてにおいを残すことから「スプレー」ともいわれている行為です。しっぽをピンと立ててしっぽの付け根付近を中心に痙攣したようにふるえます。

↓動画の猫はマーキングをして縄張りを主張していますね。


オス猫の場合はしっぽがふるえるときに強烈なにおいの尿をあちこちに吹きかけるのでかなり厄介な行動です。去勢手術をしていてもこの癖だけ残っておしっこが出ていなくてもしっぽをふるわせるしぐさだけする猫もいます。

メス猫のしっぽがふるえるときはフェロモンを擦り付けて自分のにおいを残しています。壁などに向かってしっぽをふるわせているときはマーキングをしています。

↓マーキングの対策にはこのようなスプレーを使用しましょう。効果抜群マーキングをしなくなりますよ。

 

猫のしっぽがふるえることでわかる病気

猫のしっぽがふるえるほとんどの場合で、健康上の問題はありません。猫のしっぽがふるえるのは感情が高ぶった場合などに起こる神経反応の一種なので、猫に元気があれば病気の心配はないと考えて大丈夫です。

スコット
病気を見逃さないでほしいにゃ

しっぽだけでなく背中や身体全体が震える事がなかなか治まらないようなら、体温の低下や熱中症などの可能性も考えられます。

ストレスなどが原因で知覚神経過敏症を起こしている可能性も考えられます。身体全体の激しい痙攣の場合は、てんかんの発作毒物の摂取も疑われます。 早めに獣医師に相談しましょう。

まとめ

猫のしっぽがふるえるとき

甘えたいときや遊んでほしいとき、うれしいとき

エサやおやつをおねだりするとき

寝起きのとき

興味深いことがあったときや獲物が見つかったとき

機嫌が悪いとき

マーキング

猫のしっぽがふるえることでわかる病気

低体温症や熱中症

知覚神経過敏症

てんかん

毒物による中毒症状

猫が飼い主を見ながらしっぽを立ててふるわせたときは、嬉しくて大興奮な心理状態です。思う存分スリスリさせてあげたり、喜ぶ場所を撫でであげたりして、猫が満足するまでかまってあげましょう。

猫のしっぽがふるえているときのタイミングや猫の状態をよく観察して、しっぽが表している意味が理解することができれば、飼い主と猫との関係は今以上に密接で深いつながりが築けるのではないでしょうか。

稀にふるえるしっぽに病気の可能性も隠れているので、猫の普段の状態などをしっかり観察して異変に気付けるようにしておきましょう。

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