耳が丸い猫っているの?新種?丸耳猫の正体とイエネコの耳が三角の理由

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猫耳のといえば一般的には大きめで先がとがった三角形を思い浮かべますよね?しかし、世の中にはミッキーマウス( ゚Д゚)と、までとはいきませんが(^^;)丸い耳をもっている猫種が存在します。

これから可愛いらしい丸い耳をもった猫の正体や、猫の耳についての情報をお届けします。

ネコ科の動物の耳の形は?

ネコ科やその仲間の動物といえば、例えばトラ、ライオン、ヒョウ、ジャガーなどです。顔のバランスに比べて耳が小さめな上、耳の先は丸まっています。イラストでも丸っこく描かれることが多いです。

【↓ネコ科の動物の描き分け方を解説しているWebページです】

いちあっぷ 体格や顔の違いをおさえよう!ネコ科の描き分け方講座

イエネコの耳が三角形の理由とは?

イエネコの耳が三角形の理由は諸説ありましたが、分かりやすい理由の一つは、三角形の耳の方が集中して音を集めやすいからだそうです

より多くの音を集めやすいのは、パラボラアンテナのような丸くて面積のある耳です。しかしイエネコの場合は、狩りをするために目指す獲物のいる方角を絞って見極めることがより重要だったということです。

加えて猫の耳は左右バラバラに角度をかえて動かすことができますが、面積のある耳では動かす時に邪魔になります。イエネコにとっては、丸くて大きな耳ではなく、三角形のシャープな耳の方がより集中して一点を聞き取るためには役立ったのでしょう。

耳が丸いイエネコとは?

イエネコの耳については、産まれたての子猫の耳の先端は、ほぼ丸くなっています。子猫の丸まった耳については、出産時に引っかからないように丸みを帯びているとの情報がありました。

大人のイエネコの耳の形といえばほとんどが三角形で、成長とともに徐々に耳の先端もとがってくるのが普通です。しかしイエネコの中には、大人になっても三角がとがらず、先端が丸い耳の猫が存在します。

アメリカンカール

アメリカンカールは、耳がクルンと可愛らしくカールしているのが特徴の猫種です。自然に耳がうしろ側に反り返った不思議で魅力的な形の耳をもっています。耳の形は三角形ではなく、ほかのイエネコと比べても角がなく丸みがあります

アメリカンカールの特徴
  • アメリカ原産
  • 1981年に発見された突然変異によって生まれた新しい猫種
  • 元々は迷い猫だったカールした耳をもった猫が発祥で、そこから品種の固定と改良がされた
  • 成長過程でカールしたり戻ったりしながら生後4ヵ月くらいでカールが固定する
  • 長毛種と短毛種が存在する
  • カールがあるタイプとないタイプが存在する
  • 毛量が多くやわらかくなめらかな毛並み
  • 体重3㎏~5㎏で一般的な大きさ
  • スコティッシュフォールドのように障害のある猫の出生率は低く健康で丈夫
アメリカンカールの性格
  • 好奇心旺盛・活発で明るい性格
  • 飼い主さんや家族にはとても愛情深い
  • 賢く人懐こいので多頭飼いしやすい
  • ほかのペットや子どもとも仲良くできる
  • 甘えん坊で子猫のままの性格から《猫のピーター・パン》と呼ばれる

アメリカンカールは、発見されてから数年で猫種血統登録団体に正式登録されました。キュートで愛らしい見た目からも、当時からとても人気があった比較的新しい猫種です。

耳が丸い野生猫13種類

野性猫は、一般的に野性で暮らしているか、動物園などにいることが普通です。しかし、希少種も多いため猫種によっては動物園でも見ることができない種類も存在します。

また、イエネコと同じように耳の先が三角形をしている野性猫も存在しますが、中には耳の先が緩やかな丸い形をした野性猫もいます。

野性猫は肉食で、どちらかというとトラやヒョウなどの大型のネコ科動物にも近い生活をしていることが多いかもしれません。生活環境が似ていることが関連しているのか、沢山の音を聞き取るためにも、耳の形に丸みがある猫種が存在するのかもしれませんね。

これから野性猫の中でも、耳に丸みがある13種類をご紹介していきます。

マヌルネコ属

1.マヌルネコ

マヌルネコは、ネコ科マヌルネコ属に分類される肉食の野性猫です。ロシア原産で中国やモンゴル、チベットなどにも分布。モンゴル語で《小さい野性猫》の意味で別名をモウコヤマネコといいます。

以前はペルシャ猫の原種といわれていましたが、最近ではベンガルヤマネコ属とする説もあります。生息するネコ科の動物の中では最古ともいわれる、かなり歴史の古い野性猫です。

ちなみに2019年現在、NHKの番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の最後に放送される短編アニメ「マヌ~ルのゆうべ」の主人公、マヌ子ママはマヌルネコです。マヌ子ママの耳先も丸っこく描かれています。

エキゾナ
マヌル君はボクに負けニャイくらいブサカワですご~く親近感わくニャ~♡♡
マヌルネコの特徴
  • 体長50㎝~65㎝・体重2.5㎏~5㎏
  • 太く短い足
  • 被毛は分厚く長め・毛色はオレンジ色がかった灰色
  • 瞳は黄色・瞳孔が丸い形をしている
  • 目の位置が高い・頭が平らで額がせまい
  • ブサカワで特徴的な顔つき・レッサーパンダにも似ている
  • 小さめの丸い耳・頭の側面の方に耳が付いる
マヌルネコの習性や行動
  • 夜行性・単独で地上生活をする
  • 警戒心が強く飼育は難しい
  • 希少種
  • 足はあまり速くない
  • 岩場や他の動物が掘った穴などで待ち伏せして狩りをする
  • ウサギやネズミなどのげっ歯類、鳥類などを捕食する

マヌルネコは、特徴的なブサカワ顔が人気のようで、日本国内では2019年12月現在、旭山動物園(北海道)那須どうぶつ王国(栃木県)埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)上野動物園(東京都)東山動植物園(愛知県)王子動物園(兵庫県)など、多くの動物園で見ることができます。

2002年準絶滅危惧種の指定をされています。

オセロット属

2.オセロット

オセロットは、ネコ科オセロット属に分類される肉食の野性猫です。おもに南アメリカの熱帯雨林に生息します。メキシコやアメリカ、テキサス州の一部にも分布します。

オセロットの特徴
  • 体長65㎝~120㎝・体重9㎏~16㎏
  • 大型・短毛・足が丈夫
  • 毛色は灰白色、黄色、濃褐色などさまざま
  • 目が大きい・瞳の色は褐色
  • オセロット属のジャガーネコやマーゲイとよく似ている風貌
オセロットの習性や行動
  • 単独で行動・夜行性で行動範囲は非常に広い
  • 泳ぎと木登りが得意・樹の上でも生活できる
  • 通常は地上で小型のサル、ヘビ、げっ歯類、鳥類などを捕食する
  • 人懐こくペットとして人気がある
  • 耳に丸みがある

オセロットは、生息する多くの国で毛皮が目的の乱獲が続いていて、絶滅危惧種に指定されています。日本国内では、2019年12月現在よこはま動物園ズーラシア(神奈川県)でのみで飼育されています。

3.マーゲイ

【↓パラグアイの日本人が飼っている人懐こいマーゲイのティリカちゃん♀です♡】

マーゲイは、ネコ科セロット属に分類される肉食の野性猫で、メキシコ北部から南アメリカ、ウルグアイやアルゼンチンまで広く分布しています。生息地は熱帯常緑樹林などの密林です。

マーゲイの特徴
  • 体長46㎝~79㎝・体重3㎏~9kg
  • シッポと足が長い
  • オセロットより頭が小さく、顔の小ささのわりに目がとても大きい
  • 毛色は黄褐色や灰褐色・瞳の色は暗褐色
  • 耳に丸みがある
マーゲイの習性と行動
  • 夜行性・通常は単独行動で樹上生活
  • ネコ科の動物の中では最も木登りが上手い
  • 樹の上で獲物となる動物の鳴きまねでおびき寄せて捕食する
  • 小型のげっ歯類、小型のサル、両生類、鳥類、昆虫類、果実、草などを捕食する
  • 後足首の関節は180度回転が可能(足で木の枝を掴むことや、足だけで枝からぶら下がることができる)

マーゲイは、目が大きくて、人間でいう8頭身スタイルでかなりの美形猫ですよね~♡実際に見てみたいところですが、残念ながら日本国内で現在飼育している動物園はありませんでした。

2017年と2019年にTV放送されていたアニメ『けものフレンズ』のキャラクターの中でマーゲイが登場しますね♪確かにアニメキャラになりやすい容姿です( *´艸`)

4.ジャガーネコ

ジャガーネコは、ネコ科オセロット属に分類される肉食の野性猫です。コスタリカからアルゼンチン北部までに分布するといわれていますが、正確な分布は分かっていません。日本では《英名=タイガーキャット》と呼ばれることがあります。

【↓エクアドルの動物園にいるジャガーネコです★目の周りの黒いアイライン、体の模様もとても美しいです(^_-)-☆】

ジャガーネコの特徴
  • 体長45㎝~65㎝・体重1.5㎏~3.0㎏
  • イエネコよりは少し大きいが体重は軽い
  • オセロットとマーゲイによく似ているが、より小柄で華奢な体型。
  • 目が大きくて瞳は薄茶色または金色
  • 毛色は明るい黄褐色でバラ柄の模様があり美しい容姿
  • 耳に丸みがある
ジャガーネコの習性と行動
  • 通常は夜行性・昼行性の獲物を捕食のため日中に活動することもある
  • おもに森林などで陸上生活・雲霧林に生息することが多い
  • 木登りが上手い
  • 小型の哺乳類、トカゲ類、鳥類、大型昆虫などを捕食する
  • 若いジャガーネコは獲物との距離が近いとイエネコのようにゴロゴロ喉を鳴らすこともある

ジャガーネコは毛皮が非常に美しいため、乱獲されて絶滅危機の状態です。また、イエネコとの間に繁殖能力のない雑種を産出することができるそうです。

イエネコと同じくらいの大きさなので、もしかしたらペットとして繁殖した雑種は飼育できるのかもしれませんが、2019年12月現在、日本国内でジャガーネコが飼育されている動物園はありませんでした。

5.コドコド

【↓コドコドは、きれいな画像があまりありませんが、これは結構よく分かりますね(^_-)-☆】

コドコドは、ネコ科オセロット属に分類される肉食の野性猫です。アルゼンチン南西部やチリ南部の常緑熱帯雨林、落葉樹林、硬葉樹林、針葉樹林などに生息しています。

コドコドの特徴
  • 体長40㎝~52㎝・体重2㎏~3㎏
  • 耳に丸みがある
  • 毛色は灰褐色や淡黄褐色・黒い斑点模様がある・お腹の毛色は白
コドコドの習性や行動
  • 森林に生息して木登りをしたり身を隠すこともある
  • 樹の下の竹の茂みに巣をつくり生活をする
  • 夜行性・昼間に活動することもある
  • 食性は不明・小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類などを捕食すると考えられている
アメリー
「コドコド」ってニャ前(名前)が可愛いニャ~!
サミ
そーだニャ(^_-)-☆ぼくたちよりも体は小っちゃいニャ!可愛いニャンコだニャ~!

コドコドはとても珍しく捕まえにくいため、生態については、はっきりしていない部分も多いそうです。

6.アンデスネコ

【↓岩場で生活をする可愛いアンデスネコです(*^。^*)】

アンデスネコは、ネコ科オセロット属に分類される肉食の野性猫です。アルゼンチン、チリ北部、ペルー南部、ボリビアなどに分布します。

アンデスネコの特徴
  • 体長57㎝~65㎝・シッポ45㎝前後・体重3.5㎏~4㎏
  • 長毛でシッポが太くて長い・体は太く円筒形
  • 毛色は灰褐色でまだらの環状の模様・お腹は白い
  • 被毛は厚くビロード状に滑らか
  • 耳は大きくて丸みがある
アンデスネコの習性と行動
  • アンデス山脈の標高3000m~5000mにある岩場に生息する
  • げっ歯類などの小型哺乳類や鳥類を捕食する
  • アンデスのアイマラ族やケチュア族にとっては、山々や水の精霊と結びついた肥沃(ひよく)の象徴とされている

2019年、ペルー中央準備銀行では『ペルーの希少野生動物シリーズ』でコレクション用の1ソル硬貨として『アンデスネコ(Gato Andino)』の硬貨を発行しました。

アンデスネコは、飼育もむずかしく生態は詳しく知られていない野性猫です。獲物の減少、牧羊犬が野生化したノイヌなどの被害や密猟などにより生息数が減り続けている絶滅危惧種となります。

【↓アンデスネコの他にも珍しい野性猫の映像(画像)が沢山あります♪マヌルネコ、コドコド、マレーヤマネコ、サビイロネコ他】

ベンガルヤマネコ属

7.ベンガルヤマネコ

【↓天王寺動物園のベンガルヤマネコです★オセロット属の猫たちにも似ていますね!】

ベンガルヤマネコは、ネコ科ベンガルヤマネコ属に分類される肉食の野性猫です。東ジアや南アジアなどに広く分布し、日本では対馬、西表島などに分布。ヒョウのような模様をしていて、英語名は《レパード・キャット》

亜種(品種)としては、マレーヤマネコ、サビイロネコ、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコ(アムールヤマネコ)、スナドリネコなどが存在します。

ベンガルヤマネコの特徴
  • 体長40㎝~90㎝・体重オス2.5㎏~6㎏
  • 細身の体つき・シッポが長い
  • 額から肩にかけて黒っぽい縞模様が入る
  • 毛色は黄褐色に斑点模様がある
  • 耳に丸みがある
ベンガルヤマネコの習性と行動
  • 哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫などを捕食する
  • イエネコとの交配が認められいる
  • 子猫から飼うと人に懐きやすい

日本国内では1970年に東山動植物園(愛知県)がはじめてベンガルヤマネコの繁殖に成功しています。日本国内では、2019年12月現在上野動物園(東京都)福岡市動物園(福岡県)鹿児島市平川動物公園(鹿児島県)で飼育されています。

8.イリオモテヤマネコ

【↓撮影されることは珍しいイリオモテヤマネコの子猫です(^_-)-☆かわいいです♡】

イリオモテヤマネコは、ネコ科ベンガルヤマネコ属に分類される、ベンガルヤマネコの亜種(品種)です。1965年に日本の八重山列島の西表島で発見され、西表島に生息しています。1972年に天然記念物、1977年に特別天然記念物に指定されています

西表島では《ヤママヤー(山にいるネコ)》、《ヤマピカリャー(山で光るもの)》、《メーピスカリャー(目がピカっと光るもの)》などと呼ばれていました。

イリオモテヤマネコの特徴
  • 体長50㎝~60㎝・体重3㎏~5㎏
  • 胴が長い・足は太く短い
  • シッポは先端まで太い
  • 毛色は暗灰色や淡褐色・あごは白い
  • 耳の先端は丸く黒い毛で縁取られている
  • 瞳は淡い琥珀色
  • 爪は引っ込めることができない
イリオモテヤマネコの習性と行動
  • おもに標高200メートル以下にある亜熱帯や暖帯の森林に生息する
  • 河川の周辺や低湿原、林縁などを好む
  • 夜行性・昼間は樹洞や岩穴などに潜んでいる
  • おもに地上で生活・樹の上に登ったり泳ぐこともある
  • 石や切り株、藪などに糞尿をかけて縄張りを主張する
  • 哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、甲殻類などさまざまなものを捕食する
  • 食性が広いという特徴がある

【↓《けものフレンズ》のキャラ、イリオモテヤマネコちゃんです★】

イリオモテヤマネコはイエネコと比べると少しだけ大きめですね。土地開発による生息地の破壊や交通事故などで個体数が減り続けている絶滅危惧種です。

9.マレーヤマネコ

【↓マレーヤマネコの顔は、猫ではなくクマっぽいようなサルっぽいような顔つきですね(^_-)-☆】

マレーヤマネコは、ネコ科ベンガルヤマネコ属に分類される肉食の野性猫です。インドネシア(ボルネオ島、スマトラ島)、タイ南部、ブルネイ、マレーシアに分布される。英名=flat-headed(平たい頭)

マレーヤマネコの特徴
  • 体長40㎝~56㎝・体重1.5㎏~2.2㎏
  • 頭部が平らで細長い
  • シッポが短い・足は細くて短い・指趾の間には水かきがある
  • 全身は柔らかくて太い被毛で被われている
  • 爪はずっと出ている状態で引っ込めることができない
  • 毛色は濃褐色・灰色や淡黄色の模様が入りお腹は白い
  • 瞳は褐色
  • 耳は小さくて丸みがある
マレーヤマネコの習性と行動
  • 夜行性・森林や低木林、沼地などに生息し水辺を好む
  • 魚類、カエル、爬虫類、甲殻類を捕食するが、果実も食べる

干拓による生息地の破壊や油や重金属による汚染で、マレーヤマネコの生息数は減少しています。2008年に絶滅危惧種に指定されました

10.サビイロネコ

【↓サビイロネコです★目がくりくりしていて可愛いお顔です♡】

サビイロネコはネコ科ベンガルヤマネコ属の野性猫です。インド南部とスリランカに生息する世界最小の猫です。

サビイロネコの特徴
  • 体長35㎝~48㎝。体重約1.5㎏
  • メスの体重は1㎏ほどしかなくて、落ち葉の陰に隠れられるほど小さい
  • 毛色は灰色で、背中と脇腹の全面にさび色の斑点模様がある
  • お腹と足の内側は白く、大きな黒い斑点模様がある
  • 耳は丸みがある
サビイロネコの習性と行動
  • 夜行性・樹の上で生活をする
  • インドでは主に熱帯広葉樹林や乾燥した草原に生息し、スリランカでは熱帯雨林の方が生息地として好まれている
  • ネズミ、鳥、トカゲなどを捕食する
  • 性格は人懐こく温厚・国によってはペットとして人気があり飼育可能(日本では不可)
スコット
世界最小のニャンコだって!カワイイ~ニャァ♡

食糧として狩りの対象となっている地域もあり、サビイロネコ絶滅危惧種に指定されています。日本の動物園で見ることはできません。

【↓サビイロネコは希少種で残念ながら日本の動物園で飼育されていません(/_;)是非動画でその可愛らしさをご覧ください♪】

カラカル属(サーバル属)

11.サーバルキャット(サーバル)

サーバルキャットは、ネコ科カラカル属またはサーバル属に分類される肉食の野性猫です。サヘル(サハラ砂漠南縁部)以南のアフリカ大陸やモロッコなどにまばらに分布します。

サーバルキャットの特徴
  • 体長60㎝~100㎝・体重8.6㎏~20㎏
  • 大型で体の比率に対して顔が小さくシャープで美しい容姿
  • 短くて柔らかい密集した被毛
  • 毛色は黄色や黄褐色で小さな黒い斑点模様がある・お腹や足の内側は白い
  • 頭の天辺にウサギのような大きくて先端が丸い耳をもっている
  • 耳は敏感で聴力がいいため、土の中にいるネズミを感知できる
  • ジャンプ力がある
  • 若い個体は人懐こくコミュニケーション能力が高い
サーバルキャットの習性と行動
  • サバンナや草原、森林の河川を好むため、丈の高い草原や川辺の葦原、森林の沼地などに生息
  • 普段は背の高い草や雑林などに隠れて過ごす
  • 夜行性・通常は地上で単独行動する
  • 高い運動能力で足が速い・木登りや泳ぎが上手い
  • げっ歯類などの小型哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類を捕食する

サーバルキャットは飼い慣らせればペットとして一緒に暮らせるので、日本では高級ペットとして、200万円前後の価格(2010年時点)で販売されたこともあります。しかし飼育するには許可が必要だそうです

【↓沖縄の猫カフェにサーバルキャットがいました(子猫!)♪ですが…全く子猫の大きさじゃないので(^^;)触るの怖すぎますよね(;^ω^)】

日本国内では、2019年12月現在は、愛知県立とべ動物園(愛知県)円山動物園(北海道)多摩動物公園(東京都)羽村市動物公園(東京都)のんほいパーク-豊橋総合動植物公園(愛知県)アドベンチャーワールド(和歌山県)神戸どうぶつ王国(兵庫県)わんぱーくこうちアニマルランド(高知県)福山市立動物園(広島県)で飼育されています。

ピューマ属

12.ジャガランディ

【↓ジャガランディの動画(画像)です★ほかにも珍しい野性猫の映像(画像)がありますよ♪】

ジャガランディは、ネコ科ピューマ属に分類される肉食の野性猫で、ピューマの近縁種。おもに中央アメリカと南アメリカに分布します。ジャガランディはスペイン語で《小さなライオン》を意味します。

ジャガランディの特徴
  • 体長約65㎝・体重約6㎏
  • 大きくて細身な体に平らな顔・長いシッポがイタチやカワウソに似ている
  • 被毛には模様がなく黒、茶色、灰色、赤茶などが存在する
  • 瞳は褐色・瞳孔が丸く収縮する
  • 耳は小さくて丸い
ジャガランディの習性や行動
  • 単独またはつがいで行動する
  • 標高の低い草地や熱帯の草地地帯に生息する
  • 生息地によって昼行性か夜行性かはさまざま
  • 泳ぎが上手い・地上や樹の上を自由に行き来することができる
  • 狩りは地上や水辺で行い、魚類、ウサギのような小さな哺乳類、爬虫類、鳥類、カエルなどを捕食する

ジャガランディは、珍しい野性猫で『けものフレンズ(けものフレンズプロジェクトによる日本のメディアミックス作品)』のキャラクターにもなっています。

マーブルキャット属

13.アジアゴールデンキャット

【↓猫にしては?大型なアジアゴールデンキャットです★顔は正にトラです!】

アジアゴールデンキャットは、別名オウゴンヤマネコ、コガネヤマネコ、テミンクネコなどと呼ばれていて、ネコ科マーブルキャット属の野性猫です。中国南部、インド、ネパールからスマトラ島にかけて分布。ヒマラヤのような標高3000m級の高地でも生息していることもあります。

アジアゴールデンキャットの特徴
  • 体長73㎝~100㎝・体重12㎏~16㎏
  • アジア産とアフリカ産が存在する
  • 毛色は単色型と斑紋型がある
  • 単色型は栗色、黒、灰色・斑紋型は灰色地に美しい黒色の斑点模様がある
  • 瞳は淡黄色
  • トラ顔でヒョウのような身体つき
  • 耳は丸くて小さい
アジアゴールデンキャットの習性と行動
  • 落葉樹林や亜熱帯の常緑樹林、熱帯雨林に生息する・開けた場所でもみられる
  • 昼夜問わず不規則な生活
  • 狩りはつがいで行われることもある
  • 木登りができる・おもに地上で生活し捕食も地上で行う
  • 鳥類、爬虫類、中型や大型のげっ歯類、小型のシカ類を捕食する
  • ときにはウシ科の動物も捕食する

飼育が難しく動物園にはあまり存在しない野性猫で、準絶滅危惧種になっています。

まとめ

耳が丸いイエネコと野性猫
  • イエネコ⇒アメリカンカール
  • 野性猫・マヌル属(マヌルネコ)・オセロット属(オセロット、マーゲイ、ジャガーネコ、コドコド、アンデスネコ)・ベンガルヤマネコ属(ベンガルヤマネコ、イリオモテヤマネコ、マレーヤマネコ、サビイロネコ)・カラカル属(サーバル属)(サーバルキャット)・ピューマ属(ジャガランディ)・マーブルキャット属(アジアゴールデンキャット)

耳の丸い猫の正体を知ってあなたはどの猫が気になりましたか?

実はこの記事を書いている私は、名前や顔ををはじめて知る野性猫の方が多くて……(;^ω^)野性猫には、美しくてかわいらしい、とても魅力的な猫種が沢山いることを知りました。

顔や体型はトラやヒョウタイプ、クマタイプやカワウソタイプなど傾向はさまざまで、野性味を感じられる部分と可愛らしい丸い耳とのギャップがまた野性猫の魅力なのかもしれません。

今回紹介した野性猫は、画像や動画でしか見られず、日本の動物園では飼育されていない野性猫がほとんどです。絶滅危惧種に指定されるような希少種も多くとても珍しい動物たちなので、猫好きとしては、こんなに貴重な野性猫たちの血統が途絶えなければいいなと強く思いました。

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