ねこを飼ってる人はよく経験すると思いますが、ねこがグルグル言う時ありますよね。
ねこを飼っているときは、わたしをめがけて足に頭をすりすりしながら、よくグルグル言ってきた経験があります。
あの状態の時って猫は一体何を考えているのでしょうか。気になる方も多いと思います。
今日はそんな猫がグルグル言ってる時の心境について、明らかにしてこうと思います!
ぜひご覧くださいませ!
猫がグルグル言う時の心境は?
結論から言うと、色んな意味があります。
甘えたいとき
嬉しいとき
辛いとき
緊張したとき
などなど
それぞれ解説していきます。
猫は嬉しいときにグルグルいう?
食事などの場合は、「美味しそう」「自分の好物」というような認識のある食べ物に関しての喜びでグルグルいうことがあります。
猫は“嬉しさ”の気持ちからグルグルなくことがあるのです。
猫は甘えたいときにグルグルいう?
猫がグルグルと喉を鳴らすのは、甘えを表現する信号音です。
この音は生まれてすぐ、1週目あたりから、授乳中の子猫が出す音と同じだと言われてます。
子猫はグルグルという音によって、授乳に問題がなく、満足していることを親猫に伝えているのです。
喉を撫でられることによって幼児化した猫が、子猫の頃と同じ音を出すということはよくあります。
いずれにしても甘えた気分が表現されているのです。
また、母猫が子猫に対してグルグル喉を鳴らし、子猫を安心させようとしていることもあります。
確かに飼っていた猫も生まれた子猫に対して喉をグルグル鳴らしていたのを見た経験があります。
猫は辛いときにもグルグルいう?
猫がグルグルという音を出すのは、必ずしも気分のいい時ばかりだとは限らないのです。
たとえば、大きな傷を負った時や、苦しい時にも、グルグルとこの音を出します。
苦しい時に出す場合は、救いを求める場合の甘えの信号だと考えられています。
猫は緊張したときにグルグルいう?
緊張のため、グルグルと喉を鳴らす猫もいます。
たとえば、私が飼っていた猫は、動物病院で診察台に乗ると、隅っこに丸くなって四肢を引っ込めるようになり、グルグルと喉を鳴らしていることがありました。
このような時には獣医師が聴診しても、グルグルいう音ばかり強く聞こえ、心音が全く聞こえないことがあるのです。
猫のグルグルは人間にも影響がある?
最近の研究ではグルグルという鳴き声を出している猫から20~140Hzの周波数が出されていることが解明されました。
つまり、人間にとって驚くほど強力な癒しの効果がある周波数が出されていると言われています。
猫がグルグルと鳴いている時、猫の近くにいる人のストレスが軽減され、心臓発作の予防や呼吸器系の疾患、血圧を下げる、骨の強化、筋肉の緊張状態の緩和、その他多くの効果がもたらされる可能性があると言われています。
ある研究調査からは、猫の飼い主は他と比較して心臓発作のリスクが40%低いことも判明しました。
猫がグルグルと鳴くと人間にも影響があり、それが人間に良い方向になるなんてびっくりですね!
たしかに飼っているときにグルグル喉を鳴らすと嬉しいのかなー?かわいいな!と癒された経験が著者もありました。
たしかにそうなのかもしれない、と納得しました。
では、グルグル音はどのようにして発されているの?
グルグル音は一体どのようにして猫から発されているのでしょうか。
最近の研究では、米国ルイジアナ州のテュレーン大学の研究チームが、このグルグル音を詳細に研究して、調べました。
その結果、猫のグルグル音は約65デシベル(人が話すくらいの音量)で、喉頭が規則的に振動して起こるものと判明しました。
喉頭の筋肉が、2枚の声帯にある隙間を開閉させて、喉を通る空気流を震わせ、あのグルグル音が鳴っていると解明しました。
この振動は、神経細胞の興奮と関係していると考えられています。
脳は、いってみれば神経細胞であるニューロンの集まりです。
脳が働くときには、ニューロンからニューロンへ電気信号が流れます。この電気信号をインパルスといい、ニューロンが刺激を受けて興奮することで起こります。
つまりインパルスが伝わることによって鳴るグルグル音は、猫脳内の神経中枢の活動が関与していることなのです。
ねこのグルグル音まとめ
口を開けて鳴かない、という独特な行動とは真逆の、口を閉じて鳴くパターンが、猫のグルグル音ですよね。
猫を飼ったことがある人なら、きっと一度は聞いたことがある、あの摩訶不思議な音は人間にも癒しの効果があるのです。
私も経験したことがあるのですが、喉を鳴らすというくらいなので、猫がグルグル鳴いているときに首元に手を置くと、振動しているのがよくわかります。
ぜひ今度鳴った時は確認してみてください!
以上、猫ちゃんがグルグル喉を鳴らすについてのまとめでした★
猫ちゃんがグルグルいう動画です。かわいいですね!!