愛猫にはずっと元気で長生きしてもらいたいと思うのが、『飼い主心』ですよね。
その為、愛猫の健康を維持するのに『毎日のご飯』として『キャットフード』選びはとても大切で重要となってきます。
人間と同じく猫も『体の基本』であり『健康の元』は、『毎日のご飯』にある事は皆さんもご存知だと思います。
しかし、多種多様な『キャットフード』が売られていて、どのような基準で『キャットフード』を選んだらいいか迷ってしまう人が多いのではないでしょうか?
現在日本で販売している『キャットフード』の種類は112種類以上とかなりあります。これだけ多くの種類があると、いったいどのキャットフードを食べさせればいいかわからないのは当然ですよね。
そこで動物看護師の私が、安心安全で『栄養バランスの良い』キャットフードを選ぶ基準と、おすすめのキャットフードをランキング形式にして紹介していきたいと思います。
キャットフードの種類
キャットフードの種類は『ドライタイプ』と『ウェットタイプ』の2種類に大きく分かれています。これは皆さんもご存知だと思いますが、最近は2種類のちょうど中間的な位置づけのフードとして『セミモイストタイプ』というものもあります。
3種類の違いはキャットフードに含まれる水分によって分けられています。
主に主流とされている『ドライタイプ』は水分含有量が10%以下、『ウェットタイプ』は水分含有量が75%以上とされています。そして、『セミモイストタイプ』は水分含有量が25~40%程度とされています。
ドライタイプ
・硬い為顎を鍛えて歯にもいい
『ドライタイプ』は水分量が少ない為、長期保存しやすいのが特徴としてあげられます。また硬めの食感なので、顎を鍛えられたり、歯石を取り除いてくれたりと、健康な歯を保つことができます。
利便性、保存性に優れている為、猫の主食のメインにぜひおすすめです。
注意する事としては、『ドライタイプ』の場合は乾燥している為水も一緒に出してあげる事と、開封後は酸化が始まってしまうので、しっかりと密封保存する事が上げられます。
ウェットタイプ
・味の種類が多い
・食事から水分補給ができる
・鮮度抜群
『ウェットタイプ』は魚のにおいや肉の食感が残っているので、猫にとっては満足度が高いフードと言えるでしょう。
また、味の種類も豊富な為、嗜好性の高い猫におすすめです。味の種類の他に、形状も多種多様で具が入ったタイプ等もあるので、猫も飽きることなく食事の楽しさがアップする事でしょう。
同じ味だと飽きて食べなくなる猫なんかにおすすめです。
ドライフードと違って水分量が多いので、水分摂取が苦手な猫でも、ウェットタイプなら食事から水分補給する事も可能になりますし、一食分事の梱包になっている為、常に鮮度が保たれている状態でおいしい食事をとることができます。
注意する事としては、開封後は長期保存ができない事と、歯石がつきやすく食べかすなどが口臭の原因にもなる恐れがある事が上げられます。
セミモイストタイプ
『セミモイストタイプ』は『ドライタイプ』と『ウェットタイプ』それぞれの特徴をあわせ持ち、嗜好性がよく柔らかいフードの為、猫の食い付きがよく、食欲が落ちている猫や、歯が弱くなった高齢の猫などに適しています。
また、食事だけじゃなくご褒美やおやつとしての利用にも最適です。
比較的長い間保存することが可能とされていますが、セミモイストタイプは『半生状態』である為、殺菌繁殖と腐敗しにくいように添加物が含まれているものが多いので、注意が必要です。
愛猫に与える際には、しっかりと成分表示を確認して、危険な添加物が含まれていないものを選びましょう。
健康維持に欠かせない栄養素とは?
良質のキャットフードは5つの栄養素がバランス良く含まれている必要があります。
・炭水化物
・脂質
・ミネラル
・ビタミン
『タンパク質』『炭水化物』『脂質』は猫の体の元であり、エネルギー源になる重要な成分です。
また、『炭水化物』はグリコーゲン(動物性デンプン)として、体内に貯蔵され、必要な時にエネルギー源として消費される事もありますし、『脂質』は人間同様摂取しすぎると肥満につながってしまう事もあります。
『ミネラル』は主要ミネラル(カルシウム、ナトリウムなど)と微量ミネラル(鉄、フッ素など)の2つに分類されていますが、猫には13種類のミネラルが必要と言われています。
ミネラルのバランスが崩れると骨がもろくなったり、毛や爪の健康にも影響していまうので、とても重要な成分となります。
『ビタミン』は水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2つに分けられ、体の調子を整える為に必要な栄養素です。
これらの大切な栄養素をバランス良くとれるのが、『総合栄養食』です。
キャットフードを選ぶ基準
・年齢
・グレイン(穀物)フリーのもの
・ヒューマングレードのもの
・効果で選ぶ(肥満対策、毛玉対策、尿路疾患対策)
総合栄養食
猫の健康維持に欠かせない5つの栄養素が全てバランスよく含まれているキャットフードです。このキャットフードと水だけで猫のすこやかな成長と健康を維持することができます。
猫にとって効率的なバランスを考慮して製造されている為、毎日の主食として『総合栄養食』のものを選ぶようにしましょう。
年齢
キャットフードには対象となる猫の年齢が記載されています。
子猫用、成猫用、高齢猫用と分かれている物がほとんどですが、最近は更に細かく細分化されているものも多く出てきているので、愛猫の実年齢に合ったキャットフードを選びましょう。
グレイン(穀物)フリー
『グレインフリー』とは、穀物を一切使用していないキャットフードの事をいいます。
猫は本来肉食動物だということは皆さんもご存知ですよね。その為穀物に含まれる『植物性タンパク質』を分解する機能を持っていないんですよ。
しかし、残念ながら一般に販売されているキャットフードはコスト削減の為に、穀物を使用しているものが多くあります。
消化できない穀物は、体にどんどん蓄積されてしまう為、アレルギーや病気を引き起こす原因にもなってしまうので、『穀物』は猫には危険な原材料となります。
キャットフードを選ぶ時は、原材料表に『穀物』と記載がない、グレインフリーなものを選んであげてくださいね。
ヒューマングレード
『ヒューマングレード』とは、人間でも食べられる素材で作られたキャットフードの事を言います。
保存料や着色料などの化学添加物が使われておらず、原料にも注意されて作られているキャットフードなのでおすすめです。
私達人間も食材を買う時は、化学添加物など注意して原材料を見ると思いますが、愛猫にも化学添加物が入っていない安全なものを食べさせてあげたいですよね。
しかし、『ヒューマングレード』には明確な基準が存在しておらず、認証などもないので原材料表をしっかり見て、選ぶようにしましょう。
効果で選ぶ
・肥満対策
避妊・去勢手術をした猫は、ホルモンの変化や代謝の低下が原因で肥満のリスクは約2倍のなると言われています。
また、室内飼いの猫は運動不足や食べすぎで肥満になりやすいとされていて、近年では猫の肥満による『生活習慣病』が大きな問題になっています。
その他にも、肥満は心臓や足、関節への負担がかかったりと、病気発症のリスクがとても高くなってしまいます。
現在体型が気になる猫はもちろん、室内飼いの成猫にもカロリーが低めの肥満対策用のフードを選ぶ位がちょうどいいとされています。
・毛玉対策
猫は綺麗好きで毎日暇さえあれば毛づくろいしてますよね。しかし、その毛づくろいで知らず知らずのうちに自分の毛を飲み込んでしまっています。
飲み込んだ毛の多くは、便と一緒に排出されるのですが、胃に溜まって吐いてしまったり、体内に溜まったまま毛玉になってしまい、『便秘』や『食欲低下』を引き起こす『毛球症』という病気になってしまう事もあります。
『毛玉ケア』『ヘアボールコントロール』と書かれているキャットフードは食物繊維が体内の毛の排出を助けてくれるので、毛が原因で嘔吐している猫にはおすすめです。
・尿路疾患対策
『猫下部尿路疾患』という病気があります。これは、猫の2大疾患の一つで、特に若い猫がかかりやすいとされています。突発性の尿結石が尿道に詰まる『尿路結石』や膀胱を傷つけたりする『膀胱炎』がかかりやすくなります。
尿のPHを弱酸性に保つ事で、これらの病気を予防する機能を持ったキャットフードが多く売られています。
しかし、一度発症してしまった猫は動物病院で処方される『療法食』が必要な場合もありますので、かかりつけの獣医師の支持に従うようにしましょう。
安心・安全なキャットフードを見極める5つの評価基準
猫に必要な栄養素やキャットフードを選ぶ基準について話してきましたが、いざ店頭で選ぶ時にどの項目を見ればいいのでしょうか?安心で安全なキャットフードを見極める5つの基準を紹介します。
・栄養バランス
・無添加
・コスパ
・食いつき
主原料
主原料には肉や魚などの動物性タンパク質が使われているものを選びましょう。キャットフードを選ぶ基準で紹介した、『ヒューマングレード』の食材が使用されていれば、更に安全性が高くなります。
栄養バランス
猫にとっての最適な栄養バランスは『タンパク質50%、脂質35%、炭水化物14%』です。
室内飼いが基本とされていて現代は、運動量が少ないので『タンパク質35%、脂質20%、炭水化物5%』前後でいいとされています。
猫種や年齢、持病などによって多少変わりますが、基本的には上記の栄養バランスに近いものを選びましょう。
また、13種類の必要なミネラルのうち、『カルシウム、リン、マグネシウム』は特に注目して欲しい成分です。
腎不全や尿石症などのリスクを抑える為に、3つのミネラルが『1:0.8:0.08』の比率で配合されたキャットフードを与えるのがポイントです。
ミネラルはどれかひとつでも過剰に摂取したり、足りなかったりすると病気を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
無添加
良質なキャットフードは、品質の良い原材料を使用し適切な栄養バランスで作られている為、添加物は必要ありません。
その為、着色料・香料・うまみ調味料などの人工添加物が使われていないものを選びましょう。
なおドライフードなら、キャットフードの劣化を防ぐ為に酸化防止剤・防腐剤は必ず入っている添加物になります。
できれば安全性の高いハーブなど天然成分を使用しているものやミックストコフェロール(ビタミンE)が使用されているものを選びましょう。
*ミックストコフェロールとは複数の植物から抽出したビタミンEの事で、猫にとって無害な物質です。
コスパ
いくら良質なキャットフードでも価格が高いと、継続して買うことが厳しくなりますよね。その為、家計への負担が少なく、愛猫に長く与えられる価格かどうかも一つのポイントなってきます。
品質に対して価格がそれなりに抑えられているキャットフードなら、安心でコスパも良くて助かりますよね。
高品質なキャットフードはそれだけ価格も上がりがちなので、できるだけ家計に優しいキャットフードを探しましょう。
食いつき
どんな良質なフードでも、愛猫が食べてくれないことには何も始まりません。味や粒にこだわりが猫が多く、気に入らないキャットフードはほとんど食べてくれない事もあります。
また、あまり美味しすぎるキャットフードを主食として与え続けてしまうと、病気になった時に療法食を食べてくれなくなってしまうなんてこともあります。
私の愛猫も『療法食』だけではなかなか食べてくれず、ウェットタイプのものを少しだけ混ぜて与えるなど、食べさせるのに苦労しました。なので、飽きない程度においしくて、でもあまりおいしすぎないというのも大切なポイントとなります。
キャットフードのおすすめ人気ランキングトップ10
それではおすすめのキャットフードを紹介していきますが、これから紹介するキャットフードはどれも『総合栄養食』で、安心安全なキャットフードになります。
第1位 モグニャン
・粒サイズ5mmと極小
・香りで食欲増進
・腸内環境の改善に効果的
モグニャンは日本で暮らす猫の体質や運動量、生活に合う食生活と手作り食のようなおいしさを目指し、開発されたキャットフードです。
カロリーの低いヘルシーな白身魚を63%も使用することで、高タンパク質・低脂肪・低アレルゲンを実現。
ぽっちゃり猫のダイエットフードとしてピッタリです。また、粒も小さい為、子猫やシニア猫にも食べやすいサイズも嬉しいですよね。
栄養バランスも適度に整っていて、サツマイモやイモ類など豊富な食物繊維が腸内環境の改善にも効果があります。白身魚がたっぷり入っており、こうばしい香りが愛猫の食欲をそそる、バランスのとれたキャットフードといって良いでしょう。
下の動画は猫が『モグニャン』を試食しているところです。美味しそうに食べてますよね。愛猫の食べっぷりのよさに、飼い主も思わず定期購入を決めるほど、嬉しかったんでしょうね。
第2位 カナガン
・毛艶改善に効果的
・魅惑の香りで食欲増進
カナガンはイギリスで開発・製造されているキャットフードで、ストレスのない環境で飼育された平飼いチキンを60.5%も配合されています。
さらに他のグレインフリーフードとは異なり、豆類を一切使っていない為肝臓への負担が少ないと言えるでしょう。
タンパク質・脂質の割合が多く、猫本来の栄養バランスに近い為、運動量の多い活発な猫ちゃんや育ち盛りの子猫ちゃんにおすすで人気です。チキンの含有量が高い高品質&安全性の高いキャットフードとされています。
チキンの含有量が多い分匂いがきついですが、猫にとってはその匂いこそ食欲をそそる魅惑の香りで、愛猫の食いつきはバッチリです。
カナガンにはチキンをほぐしたウェット缶(総合栄養食)もあるので、ドライに飽きがちな猫でも、トッピングとしてお使いいただけますよ。
下の動画は子猫に身体に良い『カナガン』を与えようとしている動画です。フードの切り替えなので、前のエサと合わせて少しずつ与えてますね。切り替えの場合は、このように少しづつから初めて、徐々に増やしていく事が猫ちゃんも負担なく新しいエサを食べることができますよ。
第3位 シンプリー
・食物繊維が豊富
・長毛種にもおすすめ
シンプリーは動物栄養学者が開発した骨抜きサーモンをベースにニジマスやマス、乾燥白身魚などお魚を73%も配合した魚メインのキャットフードです。
生サーモンはEPA・DHAビタミンD・ビタミンE・アスタキサンチンなどが多く含まれる為栄養満点でキャットフードに適した原材料だといえるでしょう。
栄養バランスの比率はカナガンとほぼ同じですが、お肉よりも消化しやすい魚類だけで動物タンパク質を捕っているので、猫のお腹の健康にも優しいレシピになっています。
体のコンディションを安定させるキナ酸が多く含まれるクランベリーや、腸活を促す食物繊維が豊富なオーツ麦やオリゴ糖などの食材が使用されているので、ヘアボールはもちろん毛玉ケアが必要な長毛種にもおすすめで人気ですよ。
第4位 ジャガー
・動物性タンパク質を80%以上使用で高栄養
・ドーナツ型の粒
・毛艶改善や抗アレルギー作用
ジャガーは猫が肉食であることを考慮して作られたキャットフードです。
新鮮なチキンや鴨肉・サーモン・マスがたっぷり使用されたタンパク質の含有量が多いパワフルなキャットフードで、活発で運動量が多い猫や、成長期の猫ちゃんにおすすめで人気です。
鶏肉にはビタミンA・ナイアシン・亜鉛、鴨肉にはビタミンB群・不飽和脂肪酸・鉄分、魚類からはEPA・DHA・ビタミンD・ビタミンE・アスタキサンチンが摂れるので栄養満点でキャットフードに適した原材料だといえるでしょう。
また、贅沢にお肉とお魚を両方バランス良く取り込んでいて、『手の届く贅沢』がテーマなだけあって、原材料はすべて高品質で安全の高いものを使用しているので、猫の食い付きが良いのが評判です。
穀物を使用していない分果物や野菜、海藻やハーブなど様々な原料を配合しており、栄養バランスも整っています。
ちなみに、マルベリー(桑のみ)も入っているんですよ。マルベリーは毛艶効果や抗アレルギー作用など猫にとってメリットが色々ある食材なので、キャットフードに入っているのは嬉しいですよね。
第5位 ファインペッツ
・アレルギーを起こしにくい食材
・便秘、軟便対策
ファインペッツは『ペットたちを長生きさせる』というコンセプトのもと、日本のペットフード会社が開発してキャットフードです。
アレルギー性の低いフランス産アヒルとオランダ産ニシンを主原料としてシンプルな食材を使用することで、高い消化吸収性を実現。
肉原材料の配合率はなんと85%以上。消化吸収率は87%で無駄なく摂取できるよう配合してあります。栄養腸内環境を整えるプロバイオティクスも配合されているので、便秘・軟便対策に良いとされています。
猫にとって最適な栄養バランスで、カロリー高めのキャットフードの為、活発で運動量の多い猫におすすめで人気です。
第6位 ピュリナワン グレインフリー 白身魚
・消化に優れている
・尿路疾患のケアに最適
ピュリナワン グレインフリー 白身魚は品名の通り、第1主原料に白身魚を使用したキャットフードです。白身魚は高たんぱく・低脂肪で消化に優れているので、消化器官が未発達な子猫や衰えてくる老猫にもおすすめで人気です。
リンとカルシウムもバランス良く配合されているので、尿路疾患のケアにも最適とされています。
プレミアムフードから一般的なものまで、いろんなカリカリを試したのですが、うちの二匹はピュリナがお気に入りのようで愛用しているのですが、グレインフリーじゃなかったのが気になっていたので、まさに待望でした。
従来のピュリナと変わらず食いつきも良いので、こちらに切り替えようかなと思ってます。出典:楽天市場
第7位 ピュリナワン グレインフリー チキン
・卵を使用
ピュリナワン グレインフリー チキンは獣医師と栄養学者が猫の特性を踏まえて開発したキャットフードです。主原料には高タンパクでアミノ酸をバランス良く含む新鮮なチキンを採用、卵も使用されているので栄養面も高められています。
穀物や合成酸化防止剤などの不要な添加物を一切使用せず、肉の含有量を既存の製品よりも増やしたレシピとなってて、普段の食事で愛猫の健康ケアができますよ。
食べっぷりが!?アイ◯スから少しずつ混ぜて慣れさせようと試みたのですが、少し混ぜた途端に食べ方が前より増して、しかも美味しそうに食べてました。
今まで残っていたのが、朝にはペロリと完食してることがほとんどで、より活発に動き回ってすごく満足しています。出典:楽天市場
第8位 レガリエ
・低温加熱の生肉と鯛パウダーで食いつきアップ
・動物性原材料68.2%使用
レガリエは今年2月に発売されたばかりの国産ではじめてのグレインフリーの無添加キャットフードです。日本国内にある工場で製造されていて、国産原材料をメインに使用・その他も産地が公開されているのでとても安心。
更に原材料そのものの質にもこだわっており、メイン材料には鶏肉(国産)と牛肉(オーストラリア・アメリカ)、旬なお魚(国産)をたっぷり使っています。また、低温加熱の生肉と特製の鯛パウダーで愛猫の食いつきが良いとされています。
第9位 ねこはぐ
・材料がすべてヒューマングレード・無添加
・小粒サイズで食べやすい
ねこはぐは九州産の鶏肉と鰹節メインに、すべてヒューマングレードで国産の原材料を使用したキャットフードです。
鶏肉にはタンパク質だけでなくビタミン類やリン・セレンなど、免疫機能を維持する上で必須のミネラルが多く含まれており、高タンパク・低脂肪の為キャットフードに適したお肉だといえるでしょう。
また、人工香料や人工甘味料が無添加で、素材の香りや旨みのみで食いつきの良さにこだわって作られています。
有機JAS(オーガニック)認証食品工場が運営管理する工場で生産されているので、安心です。
第10位 オリジン
・ディハイドレート製法で栄養価をギュッと凝縮
・弱酸性のPH値で尿石症予防
オリジンはキャットフード業界で圧倒的な知名度を誇る、お肉たっぷりのアメリカ産キャットフードです。『猫は元々肉食なので、肉類は多いほど良い』という考えの元、全8種類のドライフード全てに肉類原材料を80~90%以上使用しています。
鶏肉や七面鳥、ニシンといった地元産の新鮮な原料を使用しており、品質・安全性はバッチリ。さらに新鮮肉、臓器、軟骨を自然な食事と同じ比率で配合している為、猫本来の食生活に近い栄養バランスの食事が実現できます。
また、種類やサイズも豊富なので愛猫にぴったりのキャットフードをしっかりと選んであげることができます。
まとめ
(2)カナガン
(3)シンプリー
(4)ジャガー
(5)ファインペッツ
(6)ピュリナワン グレインフリー 白身魚
(7)ピュリナワン グレインフリー チキン
(8)レガリエ
(9)ねこはぐ
(10)オリジン
キャットフードのおすすめをランキングにして紹介してきましたが、上の10種類は猫の健康維持に理想的な成分・品質の商品だということが分かり、どれも安心安全なキャットフードになります。
現在は人間と一緒で猫への健康を意識している飼い主さんが増えてきているので、ランキング10位に入っているような商品が人気を高めています。上のような安全なキャットフードを与える事で寿命を伸ばすことにもつながりますよね。
ずばり猫の健康にとって一番大事なのは、メインの食事であるキャットフードです。キャットフードは猫の身体を作ることはもちろん、健康状態にも直結するので、なるべくいいものを食べさせてあげたいですよね。
一見似たように見えるキャットフードですが、それぞれ大きな違いがある事がお分かりいだけたでしょうか?
お魚が好きな猫や、お肉が好きな猫、お魚とお肉の両方が好きな猫と、『食』にこだわりを持つ猫は多くいますよね。
・チキン:カナガン、ピュリナワン グレインフリー チキン、ねこはぐ
・魚とチキン両方:ジャガーファインペッツ、レガリエ、オリジン
最適な商品を選ぶ基準は、肉と魚が主原料である事、穀物が含まれていないグレインフリーを選ぶこと、危険な添加物が使われていないことなど。
愛猫にピッタリなキャットフード選びは難しいところもありますが、基本的には原材料を確認して商品を選び、年齢や特性、健康状態に対応した賢く利用していきましょう。
愛猫の健康を第一に考えるのであれば、『ミートミールや穀物など粗悪な原材料を一切使用していないグレインフリーや、人間でも食べる事ができる良質な食品のみを原材料に採用しているキャットフードを、老猫になるまで与え続ける』事をおすすめします。
毎日与えるキャットフードだからこそ、主原料や栄養バランスをきちんと見極めて、愛猫にピッタリの安全で良質なキャットフードを選んであげましょう。
何より猫が喜んで食べるキャットフードを選んであげたいですよね。新鮮な水とともに、大好きキャットフードを食べる事は猫にとっても幸せなことです。美味しそうに食べてる姿を見ると、私達飼い主も癒されますよね。
毎日健康に長生きしてもらう為に、美味しくて身体に優しいキャットフードを選んであげてくださいね。
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