猫が耳を下げる時はどんな時?猫が耳を下げる時の気持ちはどんな気持ち?

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猫の耳って魅力的ですよね。毛がもふもふしていて三角で意外と大きさも様々あって、飼い主としてはついつい触りたくなります。最初から耳が折れた形の種類の猫もいます。耳が前に折れているスコティッシュフォールドや耳が後ろに反っているアメリカンカールなどです。

耳が折れている種類の猫の耳も動くには動きますが、普通の立ち耳猫に比べると動きは少ないです。折れた耳の猫以外の立ち耳猫はよく見ていると耳をよく動かしてます。猫の耳は本当に変幻自在によく動いています。

猫は自分の興味を引く音を聞き取ると瞬時に耳を動かします。左右の耳を別々の方向に向けることも出来ますし、耳を前に傾けることも出来るので、興味を引く音が自分にとって危険な音なのかそうでないかの判断をします。猫の耳は音が出ている方向や距離まで聞き取ることが可能です。

↓下の動画の猫は花火がどこでなっているのか探していますね。耳があっちこっち動いています。

猫は耳で飼い主に返事をすることもあります。寝ている猫の後ろで飼い主が物音を出した時、寝ていると思っていた猫の耳がクルッと後ろを振り返るなんてこともあります。猫の耳は猫の状態や気持ちをわかりやすく示してくれています。

よく見かける、猫の耳がピンッと立っている時は、好奇心旺盛な時で周りが気になっている時です。逆に猫の耳が下がる時はどんな時で、猫はどんな気持ちでいるのか?気になったので調べてみました。

猫が耳を下げる時

①猫が耳を後ろに向けて下げる

サミ
怒ってるニャ。怖いと思ってる時もあるニャ。大きな音に驚いたニャ。恐怖心で神経質になってるニャ。
猫同士の喧嘩に遭遇すると猫の耳は下がっています。猫の下げた耳が下方向に向いている時は降参のサインです。猫にとっての敵が近くに迫ってきている時や、大きな音に驚いた時も猫の耳は下がる形になります。

親猫や飼い主、他の猫に叱られた時も、猫は耳を下げ寝かせてごめんなさいをあらわします。

↓下の動画の子猫はごめんなさいというよりは、精一杯戦ってる感じですね。


飼い主に注意をされた時、頭にくっつけるように耳を下げるのは猫の防衛本能です。猫は飼い主が怒っていることをわかっているのでしょう。

猫は構わないで欲しいとお願いする意味でも耳を下げます。猫は周りを警戒している時も耳を下げて引きます。相手がこれ以上近づいたら逃げる準備完了の時にも耳は下げて引きます。猫はじっと目をこらし、相手の出方をうかがっています。

威嚇の意味で耳を下げる時もあります。本気で怒っている猫は、耳を含め全身で今手を出すと本気でケガをさせるぞと威嚇します。

↓下の動画の猫は何か嫌なことがあって威嚇しているんでしょうね。あまりの怒りぶりに心配になりますね。

毛を逆立てて小さな身体を精一杯大きく見せて威嚇する時、猫は耳を下げ寝かせて目をつり上げ鼻先にシワを寄せ怖い顔になります。

野良猫から飼い猫になる途中の猫で、人間との生活にも少し慣れてきたけどまだまだ余裕が持てず人間を信じていいのかと迷いが生じている時、耳を下げることがあります。

②猫が耳を下げて横に寝かせている

ロッシー
リラックスしてるにゃ。気持ちいいニャ。

猫がお気に入りの場所で横になっている時や、飼い主に甘えてきて頭を撫でている貰っている時など、猫の耳が下がり横に寝ている時があります。この時の猫はリラックスしています。

↓下の動画の猫も飼い主のマッサージにリラックスしてますね。

リラックス状態で気持ちよさそうにしている猫を見かけたら、幸せなひと時を過ごしているので邪魔をしない様にしてあげましょう。

猫が耳を下げる時の気持ち

①猫が耳を後ろに向けて下げる時の気持ち

猫が頭の後ろにピタッと付けるように耳を下げて寝かせている時の気持ちは、怒っていたり、怖いという恐怖心を抱いている時です。猫は構わないでという気持ちのときも、耳を下げます。相手に対して警戒しているという信号を発信する時も耳を下げ引きます。

↓下の動画の猫も片方の猫は放っておいて欲しかったみたいですね。もう一匹の猫がしつこいので怒ってしまいましたね。

猫は自分に近づくとケガをさせるよと気持ちが高ぶり威嚇している時も、耳を下げた威嚇耳になります。

人間に飼われたことのない野良猫が飼い主のことを信用してもいいのかなぁと迷っている時も耳を下げます。

↓下の動画の猫は飼い主に撫でられてどう反応していいかわからないみたいですね。

②猫が耳を下げて横に寝かせている時の気持ち

猫が耳を下げ横に寝かせている時は心地いいな、気持ちいいなとリラックスして心地よい気持ちでいます。

↓下の動画の猫も幸せそうですね。

猫が耳を下げる時の対処法

猫が耳を下げる時は、猫にとって居心地の悪い時が多いので、優しく声をかけてあげるなどして出来る限り不安を取り除いてあげて下さい。

猫の耳がピタッと下がっている時、猫の身体に触れようとする行為はおすすめしません。猫は恐怖心で神経質になっている時なので、引っ掻かれたり咬まれたりする可能性があります。威嚇で耳を下げる猫に対しては、猫が落ち着くまで放っておきましょう。下手に追い詰めると猫も人もケガをしてしまいます。

人間に対して不信感があったり、懐いていない迷い耳の猫は無理に仲良くなろうとはせず、猫の方から徐々に人間に近づいてくれるのを待ちましょう。

猫が耳を下げて横に寝かせてリラックスしてくれる時間を増やすには

猫の過ごしやすい環境づくりや、飼い主とのスキンシップの取り方が大切です。猫がリラックスして過ごせる寝床は、猫が好きな材質や触り心地のもので整えてあげましょう。色々お店やネットで探してもらうと、沢山の種類の商品が売られています。

下の画像のようなこんな感じの寝床も猫は好きなのではないでしょうか。

我が家の猫のお嬢さまへクリスマスプレゼントで購入しました。
ビックリするぐらいお気に入りで、お嬢さまがいないなぁ。
と思ってこちらをのぞくと99パーセント、入っています。
買ってよかった。
ちいさな物が一匹用、大きな物が多頭用の様ですが少し太り気味の4.7キロの我が家のお嬢さまには、大きな物が一匹でちょうど良いサイズのようです。

まとめ

猫が耳を下げる時
①猫同士の喧嘩。大きな音がした時。親猫や飼い主に怒られた時。警戒している時。威嚇する時。迷っている時。構わないで欲しい時。

②リラックスしている時。幸せな時。

猫が耳を下げる時の気持ち
①怖い。恐怖心。怒っている。ほっといて欲しい。興奮している。警戒している。迷っている。

②リラックスしている。気持ちがいい。嬉しい。幸せ。

猫が耳を下げる時の対処法
触って大丈夫そうなら撫でたり声をかけてあげて、不安を取り除いてあげる。

興奮していたり明らかに威嚇している時は、猫の身体を触るのはやめておく。引っ掻かれたり噛まれたりする可能性があるので、猫が落ち着くまで待つ。

人間に不信感を持つ猫の場合は、無理に仲良くなろうとせず、猫から近づいて来るまで待つ。

猫の気持ちは顔には出にくいのでわかりにくいと思うかもしれませんが、耳は猫の気持ちや状態を雄弁に語っています。

世間一般的に知られている猫の耳が下がっている時の猫の気持ちと、飼い猫の普段の様子を観察して耳が下がっている時の飼い猫の様子や気持ちを照らし合わせて、観察してみるのも楽しいですよ。自分の家の飼い猫だけのオリジナリティ溢れる耳の動きもあるかもしれません。

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