子猫を保護したらどうしたらいい?迎える準備と育て方の5つの基本

スポンサーリンク

生まれたばかりの子猫を道端で見かけたら、あなたはどうしますか?

近くに母猫や飼い主さんがいるのならきちんとお世話をしてくれるでしょう。けれどもしそうでない場合は?その子猫の未来はきっと想像に難くありません。

いつかそういった境遇の子猫と出会うかもしれない、そんな時に「よし、うちで育てよう!」と決心される方も少なからずいらっしゃることと思います。

斯く言う私も捨てられていた生後10日くらいの子猫3匹を保護し、今も我が家で育てています。思ったことは、ペットショップで飼った猫や譲り受けた猫と違い、気をつけるべき点が多く意外に大変だったこと。

ここでは保護した子猫の育て方や注意すべき点、保護猫を育てることの難しさとそれ以上の楽しさを私の経験を交えてご紹介しようと思います!

スポンサーリンク

子猫を保護する前にまず確認!子猫を迎える準備とは?


道端にいるからといって『捨てられている』とすぐ判断しないようにしましょう。そのちょっとの間だけ母猫が留守にしていた、という可能性があるからです。少し離れたところから注意深く周囲を確認しつつ、しばらく様子を見ましょう。もしかすると母猫が帰ってくるかもしれません。

それでも母猫が帰ってこないようであれば、ハンカチでもタオルでも大丈夫なので子猫の身体を包み、そっと抱えて保護してあげましょう。

また、生まれて間もない子猫の場合でも地域を管轄する警察署に拾得物の届出を、その他保健所や動物愛護センターにも届出を行なってください。母猫が飼い猫だった場合、母猫が誤って外に連れ出しそのままだった可能性もあるため、飼い主さんが探している場合があるからです。

猫は財布や貴重品と同じく遺失物と見なされるので、3か月経って飼い主さんが現れない場合は正式に拾った方の所有物となります。

 

次に保護した後の子猫を迎える準備です。保護した週齢によって必要なものも変わってきますので、それぞれご紹介していきます。

 

〈 生後3週齢くらいまでの子猫の場合 〉

ダンボール … 子猫の寝床。保温と通気性に優れ、取り替えにも便利。

ペットシーツ毛布 … ペットシーツ、毛布の順でダンボールに敷く。

湯たんぽ … 人肌くらいの湯を入れてタオルで包み寝床に置く。ペットボトルで代用可。

調乳粉ミルク … できれば初乳入りの粉ミルク(価格はだいたい2500円〜3000円程度)

哺乳瓶 … 乳首で飲ませにくい時は動物病院でシリンジをもらう。

計量器 … 毎日の体重測定用。キッチンスケールで十分代用可。

〈 生後3週齢以上の子猫の場合〉

ダンボールペットシーツ毛布計量器はそのまま使用

離乳期用のフード、または子猫用のウェットフードかドライフード

エサ入れ水入れ … 子猫が届く程度の浅めのものを用意する。

トイレ猫砂 … 百均にある浅めのプラスチックの水切りかごと同じサイズの水受けかごで代用可。

ケージ … 寝床に使っていたダンボールとトイレ、エサ入れと水入れを入れておく。

私が使っていて便利だったのは、寝床用のダンボールと保温用のペットボトルです。寝床はキャリーケースやプラスチックの収納ケースでという方もいらっしゃるのですが、ダンボールはそれよりも保温性と通気性に優れていて、さらには何度も取り替えができて衛生的というメリットがあります。

保温用のペットボトルは湯たんぽが我が家になく買ってくるまでの代用にと使ったのですが、これが意外と使い勝手がよく取り替えもこまめにできて便利でした。子猫も母猫と思ってしがみつくのにサイズがちょうどいいみたいでしたよ!

粉ミルクはできれば初乳入りを選んで与えてあげてください。生後間もない子猫ですので母猫から初乳をもらっているかわからないというのが大きな理由です。

初乳は子猫の免疫や身体をつくるのに重要な成分がたっぷり含まれていますので、子猫の間にたっぷり飲んでもらってしっかりと健康な身体をつくってもらいましょう!

計量器は市販のキッチンスケールで大丈夫です。子猫が成長していく上で体重の管理はとても重要になってきます。

生まれた時がだいたい100グラムくらいの子猫は1日におよそ10グラムずつ大きくなっていきます。
もし体重が減っていたらミルクが足りない、もしくはどこかしらの体調が悪いということですので、体重測定は毎日欠かさず行ないましょう。

いざ育猫スタート!基本の育て方と気をつけるべき注意点

迎える準備が整ったら、いざ育猫スタートになります!上記は子猫の基本の育て方です。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

① 食事の回数や量は週齡ごとに適切に!

私達人間でも同じですが、猫も生まれてすぐの時は胃の容量が少なく頻繁にミルクを与えなければなりません。

生後1週齡から2週齡までは1日に5〜6回、だいたい4〜5時間置きにミルクの時間となります。
そこから成長していく段階で回数は減り、逆に1回のミルクの量は増えていきます。

調乳の方法は購入した粉ミルクによって違いますので、説明書のとおりに調乳してください。
子猫によっては粉ミルクで便秘や下痢をしやすい子もいますので、その時の状況に応じて少しお湯を足す、減らすなどの調整が必要になります。

飲ませ方としては哺乳瓶で、子猫の身体をうつ伏せにして上体を起こし、斜め上から口に乳首を含ませます。無理に含ませるとミルクで噎せてしまうので、子猫のタイミングで口に含むまで気長に待ってあげてください。

もし哺乳瓶で飲まないようであれば動物病院でシリンジをもらって、口の端から少しずつ含ませるように飲ませると良いでしょう。

 

② 排泄はこまめに!4週齡からはトイレトレーニングを!

子猫は生まれて4週齡くらいまで排泄を自力でできません。また排泄をしないとミルクを飲まなくなったり病気の原因になったりするので、飼い主さんが排泄の手伝いをしてあげましょう。

方法としては人肌の温度のお湯で湿らせたコットンを陰部にあて、トントンと優しく叩くように刺激してあげることです。できれば食事の前と後にしてあげると、よりミルクをたくさん飲んでくれますよ!

トイレトレーニングは4週齡くらいから始めます。猫は綺麗好きで自分の排泄物を隠す習性があります。床を掘る動作をしたりあたりをキョロキョロしたりと落ち着かない様子であれば、それは排泄をしたいというサインです。

私の場合は用意してあるトイレに連れていき、子猫の両手を持って「ここがトイレだよー」と猫砂を一緒にかいてあげていました。1回で覚える子はまずいないので、何度も何度も気長に教えてあげましょう。

 

③ 体重測定は毎日決まった時間に!

子猫は1日に10グラムずつ体重が増えていくことが順調に育っている目安とされています。毎日決まった時間に1回、できればミルクをあげる前のタイミングで体重を測ってメモに書き留めておきましょう。

 

④ 寝床の保温は欠かさず、清潔を保つ!

子猫は生後2週齡くらいまで自分で体温を調整できません。母猫がいるのであれば母猫が抱っこして保温してあげれるのですが、保護した子猫はそうもいきませんので飼い主さんが母猫の代わりを準備してあげましょう。

家に湯たんぽがある方はそちらを、もし湯たんぽがないという方はペットボトルをオススメします。人肌より少し温かいくらいのお湯を入れてタオルで包み、寝床に置きます。

私見ですが、この時に湯たんぽよりペットボトルが活躍しました!ペットボトルの大きさや幅が子猫がしがみつくのにちょうどいい大きさだったのに加えて、定期的に取り替えもできて衛生的、まさに一石二鳥でした。

また使い古しの安い時計でしたがペットボトルの下に置いておいたところ、子猫が母猫の心音と思ってよく眠ってくれました。

寝床は常に清潔を保ってください。汚れを放置していたら病気の原因になりますので、汚れてしまった時のためにダンボールや毛布、ペットシーツをすぐに替えれるよう予備を準備しておきましょう。

 

⑤ 病気の兆候を見逃さない!

子猫は免疫がつくまでは病気にかかりやすく、すぐに体調を崩してしまいがちです。毎日の食事や排泄、体重測定等、子猫に接する機会があった時は子猫に病気の兆候が出ていないか気をつけて観察してみてください。

私は生後10日くらいの3匹の子猫を保護したことがあるのですが、2匹は元気よくミルクも排泄もしているのに1匹だけどこか元気がなく食欲も落ち、何より目やにが少量ですが出ていました。

ミルクを飲まなければ体重も減るばかり…と心配し動物病院に連れていったところ、診断結果は『猫風邪』とのこと。ミルクも保温も寝床もきちんと管理していたつもりでしたが、まだ小さな子猫に風邪を引かせてしまったのです。

幸いにも適切な処置を受けて回復しましたが、もしそこで気づけていなかったらと思うと想像するだけで胸が痛くなります。

よくある病気の兆候としては『食欲がない』『排泄異常』『目やに』『くしゃみ』が挙げられますが、他にも『嘔吐』『下血』といった恐ろしい病気に繋がるものもありますので、よく観察して異常があればすぐに動物病院で診察を受けてください。

 

こちらの動画では生後間もない子猫を育てている方がミルクのあげ方や排泄のさせ方を詳しく解説されていますので、これから子猫を育てる方はぜひ参考にされてください!とっても可愛いチビにゃんこも見れますよ♪

まとめ:保護した子猫の未来のために

この写真の子猫は、先の話にあった猫風邪を引いた子です。仰向けで寝ている私の胸の上で一緒に寝ようとしているところですね。

他の2匹よりも若干小さいながら、よく食べよく寝てよく排泄してよく遊んで、今も元気に我が家で一緒に暮らしています。育てるのに苦労も心配もたくさんしましたが、この姿を見るともう「うちの子可愛い♪」としか言葉が出ない飼い主バカです(笑)。

保護猫、しかも生まれて間もない子猫を育てるというのは大変な気力と体力を使い、覚悟を必要とします。何せひとつの命を預かり、育てて、一緒に暮らしていくのですから。

ですがその覚悟は小さなひとつの命を助けるのです。それが子猫にとっても、ひいては私達飼い主にとっても大きな幸せに繋がるのであれば、こんな素晴らしいことはないと思います。

もし道端でそんな子猫を見かけたら、ぜひ保護してあげてください。家の事情で飼うことができなくても、動物病院に相談に行ってあげてください。

あなたが動くことで子猫の未来は明るいものになるに違いはなく、育った子猫はきっとあなたにも大きな喜びと日々の楽しさを与えてくれるのではないかと思います♪

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です