ペルシャ猫といえば、TVのCMなどでもおなじみの物静かで優雅ないでたちに、フワフワとした綿菓子のようなやわらかな毛並みや、個性的なつぶれ顔が特徴の猫ちゃんですね。
《ゲキメン》《えぐれ顔》と衝撃的( *´艸`)な愛称で呼ばれることもあり、非常にマニア好み(失礼(;’∀’)……)のお顔の子もいますが、そのゴージャスな風貌から『猫の王様』『猫の女王』という呼び名もあるそうです。
現在世界には純血種と呼ばれる猫種だけで50種類、雑種を含めて300種類くらいは存在しているそうですが、その中でも、他の純血種の猫ちゃんの元となっているといわれているほどペルシャ猫の血統が入っている猫種は多いそうです。
《ペルシャ猫》というネーミングは、ペルシャ帝国(現在のイラン)から由来しているということですが『発生起源もその辺り?』というルーツの疑問を含めて、ペルシャ猫の性格やペルシャ猫とよく似ている猫ちゃんとの違いについてもじっくり解説していきます!
ペルシャ猫の特徴
誰もが知っている有名なペルシャ猫ですが、まずはそのおもな特徴についてお伝えします。
体と顔と瞳の特徴は?
ペルシャ猫はずんぐりむっくりな中型コビータイプの猫ちゃんです。まるくて大きな頭と短い首や短い足で、全体的にまるみがあります。毛質がフワフワなので太っているように見えますが、筋肉質のがっちりマッチョタイプで骨太のボディをもっています。
とくに印象的なのは、ペチャっとつぶれた顔に上向きの鼻のブサかわ顔!キュートでとても愛嬌もありますね。頭の両端にちょこんと可愛らしくついた小さくてまるい耳と毛先までフワフワで見事なシッポも魅力の1つですね!
離れ気味でまるくて大きな目やぺちゃんこの鼻が独特の表情を醸し出しているペルシャ猫の顔は、横から見ると真っ平に見えますが、意外にもおでことあごが発達していてちょっとだけ出ています。
なので厳密にいうと平らではなく、目と目の間、鼻の中心辺りに《ノーズブレイク》と呼ばれるくぼみがある顔なんです。
おもな瞳の色にはグリーン、ヘーゼル、カッパー、サファイアブルー、ブルーやオッドアイなども存在します。瞳の色は被毛色によって決まるようです。
被毛の特徴は?
まさに動くぬいぐるみ?と思えるくらいに抱き心地もよさそうなやわらかくてフワフワなロングヘアーは、ダブルコートの二重構造で毛量が多く、厚みと光沢があり触りごこちも最高です(*’▽’)
とくに顔から首周辺部にかけてストールを巻いているようなふさふさの被毛は大変ボリュームがあります。毛色や模様のパターンは200種類以上といわれるくらい色々なバリエーションがある猫種です。
ペルシャ猫はどんな種類がある?長毛や短毛は?
ペルシャ猫にはそっくりな猫ちゃんがいくつか存在していて、見分けがつかないとお困りの方も多いのではないでしょうか?そこで、見分け方についてみていきましょう!
ペルシャ猫とチンチラとヒマラヤンの関係は?
ペルシャ猫とチンチラはその見た目がそっくりで『ペルシャに似ている猫ちゃん』とか『ペルシャの親戚かな?』などと思っている方もいるかもしれませんが、それもそのはず!チンチラまたはチンチラペルシャと呼ばれている猫ちゃんは実は正真正銘のペルシャ猫なんですよ。
チンチラとは、ペルシャ猫の毛色のカラーバリエーションの中の1種のことで、シルバー色ベースとゴールデン色ベースの毛色に特化した猫ちゃんだそうです。
チンチラが誕生した経緯については、元々はペルシャ猫の毛色のバリエーション改良のために《スモーク》と《シルバータビー》の毛色を交配させて誕生したのが発端だといわれています。
一方、ヒマラヤンもよく似た姿をしていますが、こちらはペルシャ猫とシャム猫の交配猫種ということで、独立した別の猫種として公認登録されています。まあ……親戚?といってもいいですね!
ヒマラヤンにあらわれるゴージャスなロングヘアーはペルシャ猫の特徴といえます。ペルシャ猫にはない特徴は足先、鼻や顔、耳、シッポなどにあらわれるシャム猫特有のブラウンのポイントカラーです。またサファイアブルーのキレイな瞳もシャム猫の特徴といえますね。
ヒマラヤンはペルシャ猫と比べても、全体的な大きさや寿命にもさほど大きな差はないようで、2種のいいとこ取りの個性的な毛色のパターンの猫ちゃんといえますね。
また名前の由来は、毛色と模様が《ヒマラヤウサギ》に似ているところからヒマラヤンと名付けられたそうです。
ペルシャ猫とチンチラの3つの違い
ペルシャ猫とチンチラは同じペルシャ猫だと分かりましたが、その中でも細かな部分に違いはあるようです。続いて、その3つの違いについてみていきましょう!
一般的にペルシャ猫といえば、横からみると平面的で凹凸のほとんどない低い鼻が特徴的な猫ちゃんですが、鼻のつぶれ具合によってペルシャ猫顔とチンチラ顔のタイプにわかれます。
(別名:ピークフェイス、モダンフェイス、ウルトラフェイス、フラットフェイス)
★トラディショナルタイプ⇒チンチラの顔タイプで鼻が長めでスッキリしている
(別名:ドールフェイス)
日本に多く存在するのはチンチラ顔のトラディショナルタイプで、欧米では日本でショータイプと呼ばれているペルシャ猫顔のエクストリームタイプの方が人気が高く数も多いといわれいてます。
エクストリームタイプのようなつぶれ顔はキャットショーでは美猫と賞されていて、顔のつぶれ具合が際立っている、スタンダード種により近い方が評価が高いのだそうです。
実は日本でもつぶれ顔のエクストリームタイプ好きな愛猫家さんの需要も一定数はあるようですが、数が少ないこともあり価格が高くなりがちです。逆にアメリカではエクストリームタイプが主流ですので価格も安いそうですよ。
★チンチラ⇒離れ目でアイラインあり
ペルシャ猫もチンチラも同じように離れ目ですが、チンチラの目の周りにはペルシャ猫にはない、アイラインのような強調的な縁取りがあります。そのアイラインがチンチラの目をより大きく可愛らしく見せているともいえますね。
★チンチラ⇒筋肉質でペルシャ猫よりもマッチョ体型
毛色のパターンやバリエーションは?
ペルシャ猫の魅力といわれる、やわらかくツヤツヤの被毛は古くから愛猫家を虜にしてきたといわれています。毛色のバリエーションやパターンはとても豊富でいろいろなタイプが存在します。
◆バイカラー(二色)
◆キャリコ(三毛)
◆パーティーカラー(複合色)
◆各色のタビー(トラ縞模様)
◆シェーデッドとスモーク(シェーデッドシルバー、シェーデッドゴールデン、シルバースモーク、ゴールデンスモーク)
◆チンチラ(チンチラシルバー、チンチラゴールデン、ブルーチンチラシルバー、ブルーチンチラシルバー)
シェーデッドとスモークは毛先に入る黒の割合で模様の名称が決まります。ベースカラーの上に黒が毛先から1/3~1/2程度まで入る場合はシェ―デッドで、黒が毛先から2/3程度まで入る場合はスモークです。スモークの方がより濃い目の色となります。
チンチラの毛色はシルバーとゴールデンがベースとなります。動くたびにキラキラとした色の変化が楽しめるような、とてもキレイな毛並みが人気のあるポイントです。
ベースカラーのシルバーやゴールデンの上に背中、わき腹、シッポ、頭の毛先に1/8だけ黒が入る毛色でペルシャ猫のシェーデッドやスモークよりも明るめの色合いをしています。
★チンチラゴールデン……アプリコットカラーベース(色の濃さはさまざま)に毛先に1/8程度の黒が入る毛色
★ブルーチンチラシルバー……ホワイト(シルバー)カラーベースに毛先にむかって1/8程度が青みがかった黒が入る毛色
★ブルーチンチラゴールデン……アプリコットカラーベースに毛先にむかって1/8程度が青みがかった黒が入る毛色
ちなみにチンチラにはタビー模様の猫ちゃんはいないということです。
《チンチラ》の名称は、ネズミの仲間のペット【チンチラ】が由来だそうです。その毛質はやわらかくマフラーなどの素材としても暖かく高級なイメージがありますよね。そのネズミの仲間のチンチラの毛質とペルシャ猫の毛質がよく似ていたため《チンチラ》と名付けられたそうです。
黒いペルシャ猫
黒いペルシャ猫について調べたところ、存在はしましたがこれがなかなか珍しいらしく、情報がほとんど出てこなかったくらいです。
【黒い毛色の猫】と検索をかけてペットショップをのぞいてみても、現在はペルシャ猫の黒は見当たりませんでしたので、数としてはあまり多くは出回ってはいないということでしょう。
黒い毛色で思い出しましたが、昔実家で飼っていたワンちゃんが真っ黒で……どんなペットでもそうですが、真っ黒い子を写真や画像に残すのは至難の業です(^^;)単体での撮影向きな色とはいえませんが、黒いペルシャ猫は数も少なく、印象的な目元もキラリと映えて神秘的です♡
【瞳が印象的な黒ペルシャ★2頭のブラックに挟まれてグルーミングされるブルーペルシャが気持ちよさそうです☆彡】
長毛種?短毛種?
ペルシャ猫は世界の純血猫種の中では長毛種の代表格とされていて世界最古の歴史をもつ猫種の1つといわれています。ダブルコートで長毛種の中でもとくに毛量が多い猫ちゃんの代表選手もといえますね。
どなたが計ったのかは不明ですが……ペルシャ猫の長くて密集したその被毛を一本につなぎあわせると、なんと(‘Д’)370mにもなるといわれているそうですよ!
というように、計算上かもしれませんが被毛をつなげて測った人がいたくらい、ペルシャ猫の被毛は、長くて量も多いし毛質がやわらかいので非常にお手入れに手間がかかります。
顔の形状から毛づくろいが下手な子もいるようなので、キレイで艶やかな被毛をキープして毛玉を作らないためには毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなど、とくに換毛期にはこまめなお手入れが必要です。
ペルシャ猫の歴史やルーツは?
ペルシャ猫の原産国はイギリスとされています。
ペルシャ猫の歴史はとても古く、象形文字を使っていた当時の書物にもペルシャ猫の祖先と思われる長毛猫の記録が残っているほど大昔から存在した猫種といわれています。
はっきりとしたルーツはわかっていないようですが、一説には17世紀にペルシャ猫の祖先といわれる猫種が、当時のペルシャ帝国(現イラン)からイタリアに持ち込まれたのが始まりではないかといわれています。
19世紀に入りイギリスの繁殖家たちがペルシャ猫の品種改良のために、長毛種のターキッシュアンゴラとの異種交配をおこなったり毛色とパターンを増やすための育種が進められました。その結果、現在のようなペルシャ猫の容姿になったといわれています。
1871年にイギリスで開催された世界初のキャットショーに出品されて以降、常連出品されている歴史のある猫種でもあり、1872年にはブラック、ホワイトとブルーのペルシャの交配から誕生した《スモークペルシャ》が発表されました。
1888年にロンドンで《チンチラ》がはじめて発表され、1920年頃にはアメリカでは《ヒマラヤン》(ペルシャ猫とシャム猫の交配種)が登場しました。《ヒマラヤン》はドイツでは《クメール》という別名で呼ばれていたそうです。
さらに1927年パリのキャットショーに出品されたタビー模様のペルシャ猫は《タイガー》という名称でした。
20世紀以降はさらなる品種改良のために、特徴的な鼻のつぶれた犬のペキニーズをモデルに、より際立って鼻が短くなることを目的とした交配がおこなわれてきました。
しかしその途中で健康上の問題が発生し1958年から1995年までに品種としてクリアしたのは98頭のみの登録だったそうです。
ペルシャ猫は《CFA、TICA、FIFe、GCCF》の猫種公認登録をされています。アメリカ原産の《ヒマラヤン》は別種で《TICA》のみの登録です。
また《チンチラ》に関しては、毛色以外にはペルシャ猫との大きな違いが認められていないため、現状では独立した猫種として公認しない国がほとんどです。
しかし《チンチラ》は『ペルシャ猫の毛色の1種』とされてはいますが、キャットショーではペルシャ猫とは別に《チンチラ部門》として分けられているそうですので、将来的には別猫種になる日がくるのかもしれませんね!
ペルシャ猫は古い歴史の中で他の猫種との交配にも多くもちいられ、沢山のスタンダード猫種の基礎となったまさに《猫の王様》にふさわしい猫種といえますね。
ペルシャ猫の性格は?人懐っこい?ツンデレ?
見た目のイメージではペルシャ猫は落ち着いていて上品でおとなしそうに感じますが、本当はどんな性格なんでしょうか?
どんな性格?人懐こい?
ペルシャ猫は高貴な雰囲気から、少しツンとすまして見えるため『プライドの高い猫ちゃんなのかな?』とも思われがちですが、実際にはおおらかで周りとの距離感にも上品さが感じられるくらい人と上手く関わっていける性格といえます。
とてもおだやかで温和な性格をしていますし、飼い主さんに対しては従順で他の家族とも良好な関係を築くことができるスマートな人懐こさは持ち合わせているようですね。
行動については高いところへ登ったりすることはなく、あまり活発に動き回るタイプとはいえません。日常はゴロゴロしていることを好むようで、自由でマイペースなところはあります。単独でいることはお得意なのでお留守番も上手にできるようですね。
自由気ままでほっとかれたいタイプのようですので、過度なコミュニケーションや遊びの強要はストレスになることがあります。特にその点は注意しなければなりません。
もちろん個体差にもよりますが、ある飼い主さん情報によるとペルシャ猫は品もよくいつもはおだやかですが、その反面1度キレると手が付けられなくなる部類に属するとの情報がありました。
キレると怖そうなので……(-_-;)あまりにもしつこく構いすぎて、ペルシャ猫が我慢するような機会をあまり与えないような配慮は必要ですね!
ツンデレなの?
ペルシャ猫は感情の起伏が少ないともいえるくらいにベタベタと甘えたり、我を出したりすることも少ないようです。
個体差やオス、メスに違いはありますが、基本的にはペルシャ猫はそれほど猫ちゃんらしい《ツンデレ》具合が強いタイプではなさそうですね。静かにじっとたたずむ姿は気品さが感じられる猫ちゃんで、どちらかといえば《招き猫》の雰囲気ですよね(*´▽`*)
ペルシャ猫の鳴き声は?小さい?うるさい?おしゃべり?
ペルシャ猫の鳴き声はとても小さくて、大きな鳴き声を発したりすることもほとんどありません。発情期でも滅多に鳴かないそうなので集合住宅で飼うにはピッタリの猫ちゃんだといえるでしょう。
【↓ちゅーるが欲しいので少しだけ鳴いてみる♪⇒ちょっとおねだりもしてみる】
ペルシャ猫は子供や赤ちゃんと仲良くできるの?
ペルシャ猫は大人しく温厚な性格な上、人との距離感も絶妙のようで赤ちゃんとは上手くなじむことはできるでしょう。
ただ、お子さんの方があまりにも活発すぎると、静かにのんびり過ごしたいペルシャ猫にとってはストレスとなることもありますので相性が合わない可能性もあります。
あくまで個体差はありますが、乳児もしくはペルシャ猫のマイペースで自由な性格を理解して対応できる年頃のお子さんとでしたら上手く暮らしていけるでしょう。
ペルシャ猫は他の猫と一緒に暮らしても大丈夫?
ペルシャ猫は、基本的に子猫の頃からもの静かでおだやかな性格をしています。マイペースなので、あまり過度にかまわれることが苦手で、やや繊細な部分もあるような猫ちゃんです。
一緒に暮らす先住猫ちゃんが、あまりにもヤンチャだったり活発すぎる場合には上手く共存できなかったり、ペルシャ猫の方がストレスをためて体調不良となることがあるかもしれません。
もしも、どうしても多頭飼いが希望であれば、先住猫ちゃんやお迎えする猫ちゃんがペルシャ猫か、性格もペルシャ猫と似たようなマイペースで気ままな猫ちゃんを選ぶと上手く一緒に暮らしていけるのではないでしょうか。
さらに、お互いのスペースをまもれる環境が整っているのであれば、猫ちゃん同志や飼い主さんにもストレスがたまらず安心かもしれません。また、産まれた時から一緒に過ごす親猫や兄弟猫となら、あまり心配はいらないでしょう。
と、いうことでペルシャ猫は他の猫ちゃんと暮らすにはある程度の相性が必要ということです。個体差にもよりますが、どちらかといえばペルシャ猫は1頭飼い向きの猫ちゃんといえるでしょう。
【↓仲良く同居するペルシャ猫ちゃんたち】
ペルシャ猫は犬と一緒に飼っても仲良くできそう?
ペルシャ猫は他の猫ちゃんとの多頭飼いの場合と同様に、似たようなマイペースで気ままな性格をした犬や、もともと猫ちゃん自体に関心を示さない犬、お互いにいい距離感をとって過ごせる犬となら暮らしていくことは可能でしょう。
また、広いスペースで飼育場所を分けられる条件がそろっていれば、なお安心ですね。つまりペルシャ猫が居心地よく暮らすには、誰にも邪魔されずゆったり過ごすことになりますので、そこをよく理解していた方がよさそうですね。
個体差もありますが、他の動物に対しても仲良くするというよりも人間に対するのと同じく、上手く距離感をとってお互いにつかず離れずという条件の上で一緒に生活がしていけるということになるでしょう。
ペルシャ猫はオスとメスで性格や体格は違う?
ペルシャ猫は他の猫種同様にオスとメスでは多少の性格の違いがあるといわれています。事前にわかっていると、飼うときの相性を見極めるポイントにもなりますね!
オスとメスの性格は?
もともとが静かで感情表現もそれほど激しくはないペルシャ猫ですが、オスの性格はメスに比べるとヤンチャな部分はあるようです。オスは飼い主さんや家族には人懐こく甘えん坊です。すり寄ってくることが多いのもオスかもしれませんね。
一方、メスの性格はオスに比べて気まぐれでクールな性格といえます。オスよりも落ち着きはありますが、気持ちの移り変わりも早く気分次第で飼い主さんに甘えてみたり……かと思えば、急に素っ気ない態度に変わったりでとても気分屋さんです。
メスはやっぱりどんな猫種でもオスに比べると《ツンデレ》傾向にはありますね!
ある程度従順で《甘えん坊》タイプが好きな方にはオス、「振り回されても構わない♡」という《ツンデレ》タイプが好みの方にはメスをオススメします。
オスとメスの体格の違いは?
オスの体重は3kg~6kg、メスの体重は2.5kg 〜5kgです。個体差にもよりますが、オスとメスで大きさにはそれほどの差はないようですが比べるとオスの方が少しだけ大きいようです。
ペルシャ猫の子猫の大きさや体重は?
ペルシャ猫の子猫の体重は生後3ヵ月で約1㎏~1.5㎏、生後12ヵ月で約3㎏~5㎏ほどになります。猫種の中では平均的な大きさの猫ちゃんといえます。
ペルシャ猫の値段は?子猫やオスメスで違う?
ペルシャ猫はぬいぐるみのようなキュートさが魅力で常に人気のある猫種です。毛色によっては高価な猫ちゃんもいますので、ペットショップやブリーダーさんなどでの価格帯はチョット気になりますよね。
【↓ペルシャ猫の赤ちゃん♡かわいいですね~(#^.^#)】
子猫の価格相場
一般的に子猫の値段の決まる条件は、月齢、チャンピオン血統、毛色や模様、顔つきなどといわれています。
最近のペルシャ猫(チンチラ)の子猫の値段は、ペットショップでは12万円~46万円くらいです。ブリーダーさんでは11万円~33万円くらいとなります。
希少価値のある毛色や模様、顔つきなどによっては高額になるためか、ペットショップ、ブリーダーさんどちらも価格帯は幅広いようですね!ペルシャ猫の中でもチンチラシルバーとチンチラゴールデンの毛色の子猫は、特に人気も高くてお値段も高額になる傾向でしょう。
【↓ペルシャ猫(チンチラシルバー)の母に子猫が6頭★毛色はさまざまです★ちょこまか動きが可愛すぎますね~(*’▽’)】
オスとメスの値段の違い
オスとメスの値段は、子猫の条件やペットショップやブリーダーさんによっても変わりますのでさまざまといえますが、一般的にはオスよりもメスの方が高額になる可能性はあります。
ペルシャ猫の平均寿命は?
ペルシャ猫の平均寿命は16歳~20歳くらいといわれています。猫の16歳~18歳は人間では80歳~96歳となります。猫種の平均寿命が15歳くらいだといわれていますので、ペルシャ猫は他の猫種よりもだいぶ長生きの猫種だといえますね。
平均寿命は個体差が大きく、飼育環境や疾病の有無にも関係します。近年の医療技術の発達や栄養バランスのいいフードの種類も豊富な現在では、猫ちゃんに対する飼い主さんの健康意識も向上しているといえますので、人間と同じく寿命が延びている猫ちゃんも多いという印象です。
ペルシャ猫は平均寿命が長い猫種ではあります、さらに長生きさせるために気をつけることは、高齢期の肥満やストレスをかけない環境、かかりやすい病気を知って定期健診を受けて予防することなどです。
ペルシャ猫に多い病気はある?健康?
ペルシャ猫は1800年代に世界初のキャットショーに出品されたとされる歴史もあり、それ以前のずっと昔から存在していた古い猫種です。ショー用に一部無理な品種改良をされてきた経緯もあるようですが……。
その弊害ばかりではありませんが、特徴的な顔のつくりなどからもかかりやすい疾病は数多くあるようですね。
しかし、ペルシャ猫は平均寿命が他の猫種よりも長いことから、病気が発症しても重症化しなければ比較的健康な生活が送れる猫ちゃんといえるのではないでしょうか。
1.流涙症、眼瞼内反(りゅうるいしょう、がんけんないはん)
【↓ペルシャ猫のママと子猫が流涙症( ;∀;)涙やけの処置をしてもらってます】
流涙症とは、鼻がつぶれた顔に多いといわれる先天的な疾病です。顔や鼻の形状や汚れによって鼻涙管をふさいでしまい正常に涙の排出ができなくなるため、涙が目からあふれてしまいます。
また眼瞼内反とは、産まれつきや何らかの後天的な原因でまぶたが内側に巻きこまれてしまう病気です。そのため、まつ毛や被毛で目の表面を傷をつけてしまい、細菌感染すると結膜炎や角膜炎の症状があらわれます。
どうやら流涙症の原因の1つは、眼瞼内反とも考えられているそうです。眼瞼内反になると目を引っかいたりすることで、さらに鼻涙管にバイ菌が入り涙の流れがせき止められて流涙症の炎症がひどくなることも考えられるからでしょう。
流涙症は放置すると涙やけで皮膚炎になることもありますので、予防のためにも日常的に目の周りを清潔にケアすることは必要でしょう。
症状が軽ければ目薬で治療ができますので、目ヤニが多くなったり目をこするような症状があれば、早めに獣医さんの診断を受けることをオススメします。
2.多発性嚢胞腎症(たはつせいのうほうじんしょう)
多発性嚢胞腎症とは、ペルシャ猫の遺伝的疾患で腎臓の内部に袋状の水嚢胞ができ、腎機能を低下させてしまう病気です。この病気は、親猫から50%と高い確率で遺伝するといわれます。
初期には症状があらわれないことも多いため、気づかずに中高齢期以降に腎不全に陥って命を落とすケースもあるといわれています。不自然なお腹のふくらみや、体重減少、食欲不振、多飲多尿などの症状に気付いたら、早めに獣医師の診断を受けるようにしましょう。
完治はむずかしい病気ですが、最近では腎機能ケアフードも何種類か販売されています。フードでの予防や定期健診をしていくことは大事でしょう。
3.潰瘍性口内炎(かいようせいこうないえん)
潰瘍性口内炎とは、口の粘膜に炎症がおきる病気です。炎症によって粘膜層に潰瘍ができてしまうと口の中で炎症が広がり痛みも伴います。重症化すると歯肉にも広がり、慢性的に繰り返すこともありますので治りにくくなってしまいます。
口腔後部口内炎(こうくうこうぶこうないえん)や歯肉口内炎(しにくこうないえん)とも呼ばれ、一般的には猫種の7%くらいで発症が認められているよく起こる病気とだといわれています。
とくにペルシャ猫はあまり凹凸のない顔で、さらにはアゴとおでこが少し盛り上がりっていて、へこんだ口の形状です。そのためフードの食べづらさや噛みづらさで口腔内にフードのカスが残ったままで、細菌繁殖してしまうこともあると考えられます。
この病気になると口臭やヨダレが増える症状があらわれます。また激しい痛みから食欲はあるものの食べなくなったり、痛みのストレスで狂暴化してしまう場合もあるといわれます。
予防には口腔内を清潔に保つことが特に重要ですが、歯磨きがむずかしい猫ちゃんですので、ウエットフードよりもドライフードメインの食事を選んで与えることや、病院で定期的なワクチン接種を受けることでウィルス感染を抑えることも予防としてはオススメです。
【↓遊びのついでに歯磨きできちゃうグッズがあるようです(^_-)-☆便利ですね】
4.短頭種気道症(たんとうしゅきどうしょう)
短頭種気道症とは、ペルシャ猫やヒマラヤンなどの頭がまるくて短いつぶれ顔の猫種がかかりやすい呼吸器系の病気です。
頭や顔の形状からみても気道がとても短く狭いため、口呼吸によって『グーグー、ゼイゼイ』といびきのような音を発したりします。
通常は口は閉じていますので鼻呼吸が多いはずですが、いびきのような口呼吸をするということは、かなり呼吸が苦しい状態だというサインにもなります。
軽度であれば、症状の緩和にステロイド剤などで投薬治療をおこない、重症化した場合には外科手術によって鼻の穴を広げたり、気道のふさがれている部分を除去したりという選択肢もあるようです。
このような症状がみられるようなら、呼吸困難が重症化する前になるべく早めに獣医師に相談するようにしましょう。
5.肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)
肥大型心筋症とは、はっきりとした原因もなく心筋が肥大し、特に左心室の心筋が肥大する病気です。左心房の肥大によって心臓の中の血液の量が減少し、全身に血液が循環しなくなります。
あらわれる症状は、元気がなくなりあまり動かなくなる、食欲不振、呼吸が苦しそうになるなどです。
ほかの心筋症に比べて血栓症(動脈に血栓ができて詰まる病気)の発生率が高いこともでも知られています。血栓ができると後ろ足にマヒがでて歩けなくなったり、足が壊死してしまうこともあるといわれています。
根治がむずかしい病気ですので、現在は対処療法で症状を抑える治療のみです。以前と比べて疲れやすかったり、あまり動かないようすがみられたら、すぐに獣医師に相談することをオススメします。
6.皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)
皮膚糸状菌症とは、真菌=カビの一種の皮膚糸状菌が感染することで発症する皮膚疾患です。皮膚糸状菌は、人間に感染すると水虫菌(白癬菌)といわれる菌にもなります。
ペルシャ猫は皮膚糸状菌(白癬菌)を保有している確率が高いといわれていて、人への感染源になっている可能性もあるということです。おもな症状は、痒みは少ないようですがフケの発生や、被毛や皮膚に円形脱毛症や分厚いかさぶたができたりでします。
薬での治療が可能ですが飼育環境により再感染することもありますので、予防のためには飼育環境や感染時に使用していた飼育用品などを清潔に保つことを心掛けるようにしましょう。
7.下部尿路症(かぶにょうろしょう)
下部尿路症とは、膀胱から尿道口に結石などができてしてしまう病気です。
排尿障害、頻尿、尿量の減少、血尿などの症状がありますが、ひどくなると膀胱炎や尿毒症、さらに急性腎不全などを引き起こす原因となります。
この病気は尿道が長く細いオスの発症率が高くなります。薬で結石を溶かしたり、尿道がつまっている場合にはカテーテル治療などを行うこともありますが、重症化しないためにも飲む水の量のチェックや、尿路結石用のケアフードなどで予防していくことは大切です。
トイレに行っても排尿できないようすや、痛がって鳴いていたりすることがあれば早めに獣医師に診てもらうことをオススメします。
【↓下部尿路疾患(特にストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)用のフードです。マグネシウムなどのミネラル成分を調整しています】
8.毛球症(もうきゅうしょう)
毛球症とは、通常毛づくろいで飲みこんだ被毛は一定期間たつと自ら吐き出したり、排便とともに自然と排出されたりしますが、胃や腸などで絡まり大きな毛玉状となり排出できなくなる病気で、長毛種で毛量の多いペルシャ猫は特にかかりやすい病気といえます。
多くは夏と冬の換毛期に発症し、嘔吐を繰り返していたり、便秘や食欲不振などの症状がみられることもあります。
症状が軽度な場合は、投薬治療で排出させることもできますが、重症化すると入院を伴う外科手術をおこなうこともあります。また放置すると腸閉塞を引き起こしてしまい、死にいたることもありますので注意しなければなりません。
重症化しないためにも毎日のブラッシングやフードに毛玉ケアフードを取りいれたり、サプリや猫草など与える工夫や予防は大切です。
【↓ペルシャ、チンチラ、ヒマラヤン専用のフードです⇒口の形状的に捉えやすくよく噛むことを促すための形で、皮膚や被毛の健康を維持し飲み込んだ毛の自然な排泄をサポートできるフードです】
9.熱中症
ペルシャ猫のように長毛で被毛量がとても多く、短頭種で鼻の短い形状の猫ちゃんはその構造上スムーズな呼吸による体温調節が他の猫種よりもむずかしいため、熱中症になりやすいといわれています。
さらに、猫ちゃんはもともと人間のように汗をかけませんので、体温が上昇しても熱をうまく逃がすことができません。とくに夏場の暑い時期には注意が必要です。被毛を短くカットしたり飲んでいる水の量のチェックなど、細かく気を配ることも予防のポイントですね。
またエアコンの使用や、猫ちゃんが逃げ込めるような日陰の涼しい飼育環境を確保してあげることは必要でしょう。
【↓サマーカットがステキです♡♡】
ペルシャ猫のブリーダーは?
イギリスやアメリカでは子猫をどこで入手するの?
はじめて純血種の猫ちゃんを飼いたいと思って行くところといえば、日本ではペットショップが主流ですね。たぶん日本人の感覚的には、昔からそれが一般的のような気がします。
しかし、イギリスやアメリカでは猫ちゃんを店頭で展示販売していないことがほとんどだそうですよ。
では、両国の人たちは一体どこから猫ちゃんを入手するのかというと、それは繁殖家=ブリーダーさんからです。両国は日本とはちがい、子猫の入手はブリーダーさんからの購入が一般的なのだそうです。国によって考え方やシステムもちがうのでしょうね~。
とくにペットを飼うことに慣れていなければ、猫のブリーダーさんの存在自体知らないという方もいらっしゃるかもしれません。
ペットショップにいる猫ちゃんたちは、元々はブリーダーさんから購入しショップを介して販売している猫ちゃんたちなのですが、ブリーダーさんから直接購入できることを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず子猫情報を得たいと思ったら《ペットショップに行く》ことが手っ取り早い方法ではありますが、そのペットショップ情報を含めて、最近ではいろいろな情報もネット検索をすれば簡単に出てきますね。
ペルシャ猫のブリーダー登録サイト
ペルシャ猫の子猫を探したいと思ったら、ネット検索するとブリーダー登録サイトがいくつか存在します。大手のサイトだと、現在日本全国に129件のペルシャ猫のブリーダーさんがいらっしゃいました。
会員登録すれば希望に合ったペルシャ猫の子猫を探すことも可能な上、ブリーダーさんと直接やり取りができますし、ご自宅に近いブリーダーさんを選べたり見学も可能です。
直接ブリーダーさんから子猫をお迎えするメリットは、同じような条件の子猫でもペットショップの価格より中間手数料がかからない分、安価になる点です。これは大きなメリットといえますね!さらに血統がはっきりしていることで健康状態や遺伝などの詳細な情報が得られます。
見学に行けば、たぶん親猫との対面もできますので子猫の成長後のようすもイメージしやすいでしょう。
また、ペルシャ猫専門のプロのアドバイスを直接受けることができますので、とくにはじめて子猫をお迎えする場合には、わからないことにも対応してもらえる点は安心できるポイントでしょう。
★参考に↓ペルシャ猫とチンチラ専用の大手ブリーダーサイトです
【みんなのペルシャ子猫ブリーダー】
https://persian.koneko-breeder.com/
【みんなのチンチラペルシャ子猫ブリーダー】
https://chinchilla.koneko-breeder.com/
ここ最近、このようなブリーダー登録サイトも増えつつありますね。またブリーダー登録サイトを利用している方も年々増えているようです(^_-)-☆
ペルシャ猫の里親情報は?
ペルシャ猫を探しているとネットサイト上にはいくつかの里親募集のサイトが見つかります。
大手の里親募集サイトをのぞくと、ペルシャ猫の里親募集は2012年~最近まで316件ありました。子猫の募集でみると、過去2、3年の間の多い年で年間11件ほどありましたが、2012年からみると子猫の出品がない年もありバラツキがあるようです。
他の猫種の中では出品数もまあまあ多い方ですが、子猫の出品は少なくほとんどが成猫となります。
里親募集でペルシャ猫をお迎えするメリットは、ペットショップやブリーダーさんに比べたら半額以下の料金でお迎えができる点です。デメリットはほとんどが成猫募集なので子猫を希望する場合には、募集があるまでじっくり待つということになるでしょう。
子猫の出品数はその年にもよりますが、予算が限られている場合や『待ってもいいから子猫が希望』という考えがあってタイミングがよければ子猫を迎え入れることもできるのではないでしょうか。
里親募集サイトでは猫ちゃんを迎え入れるにあたり、サイトごとにいくつかの譲渡条件がありますし、猫の飼育初心者さんや飼育経験者さん、またはペルシャ猫を飼ったことがある、なしでも条件が合うかどうかはそれぞれでしょう。
ですので、それぞれの里親募集サイトの規約については、よく確認し検討してから譲り受けることをオススメします。
ペルシャ猫に対するネットの愛猫家たちの意見や口コミは?
ペルシャ猫を飼ってみたい方の質問の答えや、お手入れについての口コミや愛猫家さんのご意見です。やっぱり長毛ゆえのお手入れの大変さはあるようですね!
【↓ペルシャ猫の毛の日々のお手入れについてです】
ペルシャちゃんカワイイですね。ショータイプの顔が潰れたタイプとふつうの顔の子がいます。
どちらもカワイイです。ブラッシングは基本的に毎日しています。毎日きっちりブラッシングしなくても大雑把でも毎日していれば毛玉になることはほぼないとおもます。
しかし、自分でクルーミングが下手な猫なのでやっぱりシャンプーは必要かと、しないと大量の抜け毛で猫もたくさんの毛を食べてしまう事になるので。
世話がたいへんとまではいかないですが、やはり人の手が必要です。ウンチも柔らかいと肛門についてたりします。けど、超カワイイですよね。優しいので、めったに怒りません。
ブラッシングは子供の時からしていたらなれますよ。それと、暑がりの子が多く絶対とまでは言わないですが夏はクーラーがいる場合が多いです。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
ペルシャを多頭飼いしています。一年を通して、毛は抜け落ちますので、毎日のコーミング(ブラッシング)は欠かせません。ブラッシングは毛玉防止だけでなく、血行促進にもなりますので、小まめに行うことで、毛の生え変わりをスムーズにします。
長毛は短毛に比べると、生え変わりの時期に栄養が必要になります。栄養不足だと毛艶が悪くなったり、抜け毛の量も増えますので、適度な栄養と毎日のグルーミングは必須です。
春先や秋口など換毛期には、毛がごっそり抜けることもありますが、同じ種類でも個体差は大きいです。同じ条件で暮らしているにもかかわらず、抜けにくい被毛、毛玉になりにくい被毛というのもありますし「今年はあまり抜けなかったな」ということもありますね。被毛の状態は毎年同じではないです。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓ペルシャ猫の毛のカットについての質問の答えです】
元トリマーです。プロでも猫は細心の注意を払って、煽てながらトリミングをします。100円均一で手芸ハサミが(小さいの)売っていますから、肉球の毛は手芸ハサミで切ると楽に切れます。
爪切りは、人間用ので少しずつ切ると楽ですし、神経まで切ってしまうことが無いです。
トリマーさんが教える猫のトリミング講座
http://www.iris-pet.com/nyan/biyositu/1-01.html鋏を使ってカットをしているので、初めてでも出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=k-WIF9b5Urcバリカンカット (二人で時間を(1日30分ぐらい)かけてやれば出来ます。)
http://www.youtube.com/watch?v=tFTzCSTJyAc&feature=related上手に説明が出来ないですが。初めてバリカンを使うのでしたら、歯先を横にして毛に沿って毛だけを刈るようにかけて下さい。毛の奥までバリカンを入れないようにかければ、怪我をしません。バリカンに慣れてくれば、上手に出来るようになります。
肉球の毛、肛門周りの毛なども、バリカンで綺麗に仕上げられます。バリカンは高いですから、無理そうならバリカンを使うのは辞めた方が良いですし、慣れればハサミでも綺麗に仕上がります。
トリミングをすると疲れますから、日数をかけて少しずつやって下さい。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓住宅事情でしばらくペルシャ猫を実家に預けたらお手入れされず( ;∀;)毛玉でえらいことになった猫ちゃんの対処法の質問への答えです】
ペルシャの毛玉、お察し申し上げます・・・。うちの子もペルシャですが、油断するととんでもない事になります (^_^;)
コームは、櫛目が粗めの物はお持ちでないですか?細めだと、根元から塊になってる毛玉には、なかなか櫛目が通りにくいので、粗めの櫛先を体表に寝かせる様に差し込み、剃刀かカッターの刃でシャリシャリと削ぎ取ります。この時、ハサミではうまく切れません。
必ず、櫛先から櫛元へ向かって削ぎ取ってくださいね。でないと、刃先がすべって流血騒ぎとなりますので・・・。
あと、ねこちゃんの協力が必須なんですけどね・・・。うちの子は5分ぐらいが限度なので、ちゃっちゃっと済ませます。当然トラ刈り仕上げとなりますが、本人分かっちゃないみたいで、未だクレームはありません ^^
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓ペルシャ猫はどんな猫ちゃんなのか、知りたい方への答えです】
個人的な趣味になってしまうのでこればかりはご本人にお任せという感じですが・・・私はこれまでペルシャを何匹も飼っていましたし、現在も4匹の仔がうちにいます。
ペルシャはおとなしいし、泣き声も小さくて可愛いです。アメショーのように人懐っこくはなく抱っこされるのも、あまり好まないと一般的には言われていますが、やっぱり個体差はありますね。
うちの仔達もまったく性格が違います。とても懐っこい仔もいれば、女王様タイプもいますし・・・布団に入ったり、枕元でぴったりくっついて寝たりもします。
長毛種なのでお手入れは大変です。油断すると毛玉が出来てしまいますし、シャンプーも時間がかかります。それでもあの可愛さはたまりません。相性もあると思うのでよく検討してください。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
ペルシャ猫のかわいい画像をツイッターやインスタなどSNSから集めてみました。
【↓え?え?どんな状況?かと思ったら……仲良しのブリちゃんとハンモックにギュウギュウ詰め合わせ状態でした★強引なのはどっちかな?】
【↓ネコ鍋でクールダウン中のチンチラゴールデンさん★ドヤ!(^^)!】
【↓アイラインがくっきりのチンチラシルバー( *´艸`)目力強い!】
【↓赤ちゃんと距離をとってもしっかり見守ってますね~(^_-)-☆】
ペルシャ猫のかわいいYouTube動画を集めました
【↓フード入りのボールは転がして……落っこちたフードは手ですくって食べられるよ♪賢いモコちゃん!(^^)!】
【↓ライオンのようなサマーカットのトマトちゃんの寝起き♡ブサかわ具合が観ていてハマる動画です( *´艸`)】
【↓シャンプーにとっても慣れてるクライフ君★鳴いてますが頑張って洗われてますね(*^-^*)】
【↓珍しい黒ペルシャのこまじろーくん!(^^)!とペルシャ仲間たち★】
【↓あらら(;’∀’)かわいいお顔に似合わず……ハンターの唸り声(;^ω^)かわいいばかりじゃね(;’∀’)たまには野性味も出しとかなきゃね!】
ペルシャ猫のまとめと感想
■ルーツはペルシャ帝国(現イラン)でイギリス原産
■長毛種の中で最古の猫種
■他のスタンダード猫種の基礎となった『猫の王様』『猫の女王』
■筋肉質な骨太マッチョな中型コビータイプ
■鳴き声は小さく、集合住宅向き
■メスに比べるとオスの方が少しだけ大きい
■ダブルコートの厚くやわらかくてツヤツヤの被毛
★ペルシャ猫とチンチラとヒマラヤン
■チンチラはペルシャ猫の毛色の1つでシルバー、ゴールデンに特化した毛色。ヒマラヤンはペルシャ猫とシャム猫の交配種
■エクストリームタイプ(極端なつぶれ顔のペルシャ猫顔)とトラディショナルタイプ(鼻が長めのスッキリ顔チンチラ顔)の2タイプの顔がある
■毛色のバリエーションやパターンは豊富。瞳の色はグリーン、ヘーゼル、カッパー、サファイアブルー、ブルーやオッドアイ
■黒いペルシャ猫は数が少なく希少価値が高い
★性格
■穏やかで温和な性格。マイペースであまり活発ではない
■過度なコミュニケーションが苦手で、構い過ぎるとストレスになることがある
■オスはメスよりヤンチャで人懐こく甘えん坊。メスは気まぐれでクールなツンデレ
★子猫の価格相場
■ペットショップ⇒12万円~46万円くらい ブリーダーさん⇒11万円~33万円くらい
★かかりやすい病気と寿命
■流涙症、眼瞼内反■多発性嚢胞腎症■潰瘍性口内炎■短頭種気道症■肥大型心筋症■皮膚糸状菌症■下部尿路症■毛球症■熱中症
普段から定期健診やフードやサプリなど簡単にできる予防を心がけたり、おかしなようすに気づいたら獣医師の診断を受けるようにしましょう
■平均寿命は16歳~20歳 他の猫種より長生き
★ブリーダー登録サイトと里親募集のサイト
■ペルシャ猫専用のブリーダー登録サイトがある⇒ペットショップよりも安価で信用もあり安心して引取れる
■里親募集サイトがある⇒成猫の出品がほとんどで子猫は少ない、譲渡条件がある
感想
ペルシャ猫は、見た目がホントに優雅で性格的にはマイペースな部分が目立っているように感じますが、それは飼育環境や飼い主さんの育て方によってある程度の個体差もあるようでしたね。まあ、どんな猫種でも同じことだといえますが……。
ウチのロシアンブルーの例になりますが、ずっと疑問に思っていたことがありまして、つい最近気づいて深く納得したことがありました。
よく《ドロボー顔》と表現される人のひげの部分(口と鼻の周辺をまるく囲んでいる部分)がロシアンブルーのウチの子にはあります。そして、それは他の毛色より白っぽく薄くなっているため《逆ドロボー》と呼んでいるのですが、納得がいったのはその柄と鳴き声の謎についてでした。
『ロシアンブルーはボイスレスキャットなのに、ウチのはなんでこんなに大声で鳴くのかな?』という疑問をずっと引きずっていたところ、ロシアンブルーの歴史の中でシャム猫の血筋が入っていたことにふいに気づき、『あー!そうか!シャムだ!シャムの柄!』と愛猫を指差していました。
《逆ドロボー》=《口の周りの模様はシャム猫の名残り》=《シャム猫なら鳴き声はデカい》という流れでやっと決着がついた瞬間、心からスッキリしました。たぶんウチの子はシャムよりのロシアンだったってことです!(^^)!なんで気づかなかったのか……ようやく長年の謎が解けました。
考えてみたら猫ちゃんの性格や特徴もあくまで傾向なので、この件で『こういうこともあるなぁー』と個体差があることに大きく頷いた筆者でした。