ブリティッシュショートヘアはおもにブルー(猫種のグレー)の被毛が特徴でとても気品のある猫ちゃんですが、もともとはネズミ捕りのハンターとして活躍してきた、イギリスの猫種の中では最も古い歴史のある猫種といわれています。
イギリスの著名な作家ルイス・キャロルの児童小説【ふしぎの国のアリス】の中にも登場するニヤリ顔の《チェシャ猫》のモデルになったともわれているとても有名で人気のある猫ちゃんですね。
当時のキャットショーに出品できたブリティッシュショートヘアの毛色がブルー限定だったことから別名は『ブリティッシュブルー』現在でもそう呼ばれていますね。
その美しいブルーの毛色は《永遠の傑作!》なんて評されることもあったほど愛猫家には大変人気でファンも多いのではないでしょうか。
ボス感たっぷりでチョットふてぶてしそうな表情のブリティッシュショートヘアは《ブリティッシュ》《ブリショー》《ブリ》などの愛称で呼ばれることもある猫ちゃんです。現在ではブルー以外にもさまざまな毛色も存在しますのでバラエティー豊かな猫種ですね。
でも、ブリティッシュってなんだか似たような種類がいたり名前の似ている猫ちゃんもいますよね?
《ブリテッシュショートヘア》と《エキゾチックショートヘア》は後半の名前が一緒なので区別がつかないなんてことはありませんか?
実は……私はあいまいで区別がついていない1人でした(^^;)
さらにシャルトリーやコンラットやロシアンブルーなど……なんだか毛色や外見もよく似ている猫ちゃんもいて『どこが違の?』『見分け方のポイントは?』なんていう疑問も出てくるのではないでしょうか?
そんな疑問についても解決しながら、これからブリッティッシュショートヘアの特徴や性格や価格、かわいい動画なども紹介していきます。
ブリティッシュショートヘアの特徴
まず、ブリティッシュショートヘアの特徴の紹介の前にブリテッシュブルーと同じブルーの毛色をもついくつかの猫種の存在を忘れてはいけませんね!
《ブルー御三家》ともいわれているシャルトリー、コンラット、ロシアンブルーはブルーの毛色が特徴の猫ちゃんたちですので、ブリティッシュブルーの毛色とも間違われやすい猫種だといえます。
また、猫のボディタイプには大きく分けると6つのタイプ(コビー、セミコビー、セミフォーリン、フォーリン、オリエンタル、ロング&サブスタンシャル)がありますので、その見た目がそっくりな猫ちゃんたちの体つきの違いや見分け方なども比べながらみていきましょう!
体の特徴
ブリティッシュショートヘアは中型からやや大型のセミコビータイプの猫ちゃんです。全体的に筋肉質で骨格もしっかりしていて胸板も厚くずんぐりむっくりとしています。たくましくがっちりとした短い足と中くらいの長さのシッポをもっています。
《ブルー御三家》と比べてみると、まずコラットとロシアンブルーは中型細身タイプで少しロシアンの方が華奢ですがこの2種の体つきは似ている方だといえます。
そしてブリティッシュの体つきはずんぐりとした同じセミコビータイプのシャルトリーと1番よく似ていて、違いは足の太さのようです。
ブリティッシュは体つき同様のガッチリ太めの足ですが、シャルトリーは体の割には意外にもほっそりとした足をもっているようです。
体の見分け方としては、ずんぐりした体の中でもより足が太い方がブリティッシュのようですね!
またブリティッシュはネズミ捕りハンターとしても活躍していたこともありますので、動きずらそうな見た目のわりには活発で運動神経もいいようです。上下運動ができるキャットタワーの用意は必須ですね。
顔と被毛と瞳の特徴
ブリティッシュショートヘアは、まるく重量感のある頭と顔にまんまるな目と低い鼻が特徴の猫ちゃんです。
ふかふかで密集した厚めの毛質はやや硬めですがベルベットのようになめらかです。さらにブルーのほかにもいろいろなバリエーションの毛色が存在します。瞳の色はおもに、ブルー、ゴールド、カッパー、ヘーゼル、グリーンです。
では《ブルー御三家》と比べてみます。まず《ほほ笑み猫》と称されるシャルトリューの顔はまるくて鼻先に向かって細くなるのでほほ笑んだような口元です。光沢があり密生した短い被毛が特徴で毛色はブルーのみです。また瞳の色はゴールドやオレンジに限られています。
ロシアンブルーの場合は短毛種と長毛種(ネベロング)が存在しますが、被毛は密生したシルクのようななめらかさと美しい光沢があり、毛色はブルーのほかに最近では珍しいブラックやホワイトも存在します。瞳の色はおもにエメラルドグリーンです。
《銀色の猫》と称されるコンラットの顔つきはロシアンブルーにとてもよく似ていて、密集した毛質は細くやわらかく光沢があるブルーの被毛です。おもな瞳の色はグリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールドです。
ロシアンとコンラットの顔に関してはそっくりすぎて(^^;)見分けはつきにくいですね。
2種の微妙な見分け方はコンラットは暑い国出身でシングルコート被毛、ロシアンは寒さに強いダブルコート被毛という被毛の厚みの違いですが表面的には分からないような差です。
比べてみると体の特徴と同じく顔が1番似ているのは、やはりシャルトリューのようですね。
唯一見分けるポイントはブリティッシュの瞳の色はシャルトリューにはないグリーンやカッパーやヘーゼルがいることです。
グレー毛色の4種を比較してみましたが、それぞれが微妙な差でしたね。性格には個性があるようですが猫種の特徴的な体つきについても個体差がありさまざまですので、外見で見分けることはとてもむずかしいかもしれません( ;∀;)
書いている私も画像をみているうちにどれがどれかやら混乱してしまいまっています((+_+))
画像でみていても判断がむずかしいブルー毛色の4種を横1列に並べてよく見てさわって特徴を吟味したいところですが……。
ブリティッシュショートヘアはどんな種類がある?長毛や短毛は?
ブリティッシュショートヘアは『ブリティッシュブルー』と呼ばれるブルー被毛が代表的ですが、異種交配の結果、現在ではあらゆる毛色が存在します。
毛色の種類にはブラック、ホワイト、レッド、ブルー、クリーム、シルバー、ゴールデン、パーティーカラーなどがあり、単色のソリッドやトラジマ柄のタビーやその組み合わせによるパターンも存在しますのでバリエーションも豊かです。
ブリティッシュはショートヘアの名前の通りの短毛種です。長毛種は認定登録の有無はありますが存在はします。短毛ですが被毛量は非常に多いため、換毛期にはブラッシングなどの定期的なお手入れは必要なようです。
ブリティッシュショートヘアの歴史やルーツは?
ブリティッシュショートヘアはイギリス原産の猫ちゃんですが、イギリスでは自然発生種の最も古い歴史を持つ猫種としても有名です。
そのルーツはとても古く2世紀ごろにまでさかのぼりますが、イギリスのブリテン島を侵略した古代ローマ軍がネズミ退治目的として持ち込んだ猫ちゃんだったといわれています。その後繁殖した子孫がブリティッシュショートヘアのはじまりとなったそうです。
また1620年代にネズミ捕り目的でメイフラワー号に乗ってアメリカへ渡ってきたとされている、アメリカンショートヘアの基礎となったことで知られているのもブリティッシュショートヘアですね。
風格のある存在感からイギリスでは『猫界のウィンストン・チャーチル』と呼ばれることがあるほどです。
1800年代にはイギリスでブリティッシュショートヘアの改良や育種がはじまり、その後人気が高まり1870年代からはキャットショーにも出品されるようになって数々の優秀賞も獲得しました。
そして1890年代に入りブリティッシュショートヘアとして公認登録をされました。
第一次、第二次世界大戦前後には一時的に絶滅の危機にも遭遇しましが、体型と顔立ちが似ているペルシャやロシアンブルーとの交雑などによりブリティッシュショートヘアとしての体型を保ったといわれています。
実はそれまでのブリティッシュショートヘアは大型タイプの猫ちゃんだったそうですが、そのような交雑の結果として現在の中型のセミコビータイプになったそうです。また、いままで存在しなかった新しい毛色もみられるようになったとのことです。
また、外見がシャルトリューにとてもよく似ていたことから間違えて?かあえて?か不明ですが、ブリティッシュショートヘアーとシャルトリューは交雑した経緯があったそうです。
当時ヨーロッパの《FIFe》はこの2つの猫種を同じ猫種とする判断をしましたが、その後1977年になってから《FIFe》は結果的に2つの猫種を別の猫種として分けて、2種の交雑は禁じられることになったそうです。
それから、長毛種のペルシャとの交雑の経緯があるためブリティッシュショートヘアには長毛種も存在します。『ショートヘア』と名付けられながらもときどき産まれる『ロングヘア』の存在で品種の確立には少し手間取ったといわれています。
当時ブリティッシュショートヘアの長毛種の公認はされていませんでしたが、繁殖家や愛猫家の間では長毛のブリティッシュショートヘアを新たな猫種として確立させようという働きが起こっていました。
双方の働きのおかげで2009年になってやっと《ブリティッシュロングヘア》という新たな猫種としてアメリカの血統登録団体《TICA》で公認されたということです。
ブリティッシュショートヘアの公認登録機関には《CFA、TICA、FIFe、GCCF》があります。
《ブリティッシュロングヘア》についてはイギリスの《GCCF》では公認はされていませんが、アメリカ《TICA》では【ローランダー】、ヨーロッパ《FIFe》では【ブリタニカ】との愛称で呼ばれ少しずつ人気は高まってきているようです。
ブリティッシュショートヘアの性格は?人懐っこい?ツンデレ?
ブリティッシュショートヘアは、基本的にはおだやかで落ち着いたマイペースな性格だといわれています。活発で動きも俊敏で生まれながらのハンター気質でもあります。遊び好きなので家の中の虫退治も遊びのついでにしてくれるそうですよ!
子猫の頃は甘えん坊ですがその頃から団体行動などはあまりしないようで、成猫になると自立心が強くて飼い主さんには従順ですがあまりベタベタと依存することもなく頭のいい猫ちゃんになります。
自分にとって居心地のいい場所をみつけて単独でも過ごせるような賢さがありますので、飼い主さんにとっては非常に手のかからない猫ちゃんですね。お留守番もとても上手にできるようですよ。
ですがその反面抱っこされたりたり触られたりのスキンシップはあまり得意ではないようです。抱き猫のイメージのない猫種のようで独立心も強いのでほっとかれるのが一番好きなタイプみたいですね!
だだし気分次第で甘えてくることもあるみたいですので、そんな可愛らしいギャップ( *´艸`)は最も猫らしい気まぐれな性格なのかもしれませんね!
そんな二面性のあるブリティッシュですが、あまりにも構いすぎるとストレスをためたしまうことがあるそうです。
なので……ほどほどの距離感を大事にしてブリティッシュの興味の赴くままに過ごせるような接し方をした方がよさそうですね。
頭もよくしつけがしやすいマイペースな猫ちゃんですので、程よい距離感で暮らしたい人やのんびり過ごしたい人にはピッタリの猫種といえます。また猫初心者さんにも向いていますよ!
ブリティッシュショートヘアの鳴き声は?小さい?うるさい?おしゃべり?
ブリティッシュショートヘアはほとんど鳴かない猫種です。鳴いたとしても小さい声のようですね。
お腹がすいたときや嫌なことがあった時くらいしか声を聞いたことがないという飼い主さんの意見もあるくらい静かな猫ちゃんですので、集合住宅でも飼いやすい猫種といえますね!
【↓ジャス君の黄色い鳴き声♪『キキ!』って聞こえますね。腹話術っぽいです(^^♪】
ブリティッシュショートヘアは子供や赤ちゃんと仲良くできるの?
乳幼児がいる家庭でもおっとりしていてのんびりと落ち着いたブリティッシュショートヘアですのでうまく仲良くできるでしょう。
ブリティッシュショートヘアは同居の犬や猫と一緒に飼っても大丈夫?
ブリティッシュショートヘアはおだやかで落ち着いていて愛情深いところもありますので、同居のほかの犬や猫などのペットともうまく暮らしていけるでしょう。ブリティッシュは環境変化に強いという特徴がありますので臨機応変に対応してくれるはずです(^_-)-☆
個体差はありますが、もともとは単独行動が得意な1匹猫(1匹狼的)ちゃんですので、成猫の場合はじゃれあったり一緒に遊ぶというよりも程よく距離をとって共存する感じなのかもしれません。
また猫ちゃん同志の場合には、個体差や相性による場合もありますので少しだけ注意が必要ですね!
ブリティッシュショートヘアに多い病気はある?健康?
ブリティッシュショートヘアは歴史の古い猫種のため健康で丈夫で環境の変化にも強いといわれています。遺伝性の病気はほとんどありませんが、その中でもストレスと肥満に関係する病気には気をつけておいた方がよさそうですね。
糖尿病
糖尿病の発症原因となるのは先天的な要因の場合もありますがほぼ肥満が原因といわれています。原因のもう1つはストレスによるものです。
また、ブリティッシュはもともと活発で運動好きではありますが年を重ねていくと肥満になりやすい体質のようです。なので太りやすくストレスを抱えやすいブリティッシュショートヘアは糖尿病にかかりやすい猫種といわれています。
おもにあらわれる症状には、多飲多尿、食事量は多いのに体重が減少していく、下痢や嘔吐を繰り返す、うしろ足の歩行異常などです。
ブリティッシュは高齢期になるとより性格もおだやかに静かにジッとしていることも多くなりますので、運動量も減って自然と太りやすくなります。ですので太らないように食事量のコントロールや運動不足には注意が必要ですね。
さらにうるさい環境が苦手ですので騒々しくて落ち着かない飼育環境をさけたり、過度に構ってストレスを与えないようにすることも大切です。
糖尿病は、一度発症してしまうと一生付き合っていく病気となってしまいますし、猫ちゃんの体の負担も大きくなりますので日頃から肥満とストレスには気をつけていきましょう。
皮膚病
皮膚病のおもな原因は乾燥によるフケ、ノミ、ダニやそれが原因でおこるアレルギーや皮膚病、ストレスや栄養不良による湿疹や脱毛などです。
ブリティッシュショートヘアは性格的に構われることが苦手なのに、やたらにベタベタと構ったり無理にスキンシップをとることはストレスの原因となってしまいます。
また騒がしい環境もストレスとなりますので、静かで落ち着ける環境を整えてあげることやベットやラグマットなどを清潔にしてあげることで皮膚病の予防にもつながります。
もしも異常に痒がるようすや炎症がみられたらすぐに病院へ連れて行きましょう!
尿路結石
尿路結石とは腎臓や尿管、膀胱、尿道などに結石ができてしまう病気ですが、ブリティッシュショートヘアは尿路結石にかかりやすい猫種だといわれています。
おもな原因は水の飲む量が少なすぎたり栄養不足やストレスなどです。去勢しているオスや太り気味のメスなどはとくに尿路結石にかかりやすいそうです。
あらわれる症状には、食欲不振やトイレは頻繁なのに尿量が少なかったり、排尿時に痛がったり血尿が出たりします。
症状が軽ければ投薬治療で経過をみますが、ひどい場合には結石を取り除くために外科手術の必要があります。気づかず放置してしまうと重症化して腎不全や尿毒症になってしまい死にいたることもある怖い病気です。
尿路結石ができにくくするフードを与えることでも予防にはなりますが、排尿動作や尿量には日頃から注意をして症状があらわれたらすぐに獣医師の診断を受けるようにしましょう。
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肥大型心筋症
ブリティッシュショートヘアはペルシャとの交雑の歴史があるため、ペルシャが発症しやすい疾患を受け継いでいる場合があります。肥大型心筋症はその1つとなります。
肥大型心筋症とは、原因不明の疾患で心臓の筋肉がどんどん厚くなり機能低下がおこり血液の循環がうまくいかなくなることによって心臓や血管内に血栓ができてしまう病気です。とくの起こりやすいのは左心室の心筋の肥大です。
血栓ができてしまうとできた部分から先がマヒしたり、ひどくなると壊死を引き起こしてしまいます。
はっきりとした原因はわかっていませんが、高齢期の肥満が要因となって引き起こされるともいわれています。
発症する年齢は6ヵ月から16歳までとかなり年齢層が広いのですが、平均すると5歳から7歳くらいになります。さらにメスよりもオスの方が発症しやすい傾向のようです。
初期症状はありませんが次第に元気がなくなり呼吸困難や痛みやマヒが起こってきます。マヒがひどくなると足を引きずったり、立てなくなることもあるそうです。
すでに症状が現れてしまったときには病状はかなり進行している可能性が高くなりますので注意が必要です。
超音波検査と血液検査で発見ができる病気ですので、定期健診を受ける習慣をつけて早期発見、早期治療で重症化しないように気をつけることは非常に大切です。
猫の血液型について
猫の血液型は人間とは違ってA型、B型、AB型はありますが、O型はありません。もちろん人の血液型占いでの性格にも当てはまらないですよ……!(^^)!
猫は人間とは違い血液型の異なる個体との輸血に対する抗体のショックが非常に大きいといわれています。とくにB型の猫ちゃんにA型を輸血することは非常に危険で輸血のショックで亡くなってしまう場合ありますので注意が必要です。
また、輸血の時だけではなくブリーディングをする時にも気をつけないと母子間の血液型が異なる場合には死産になったり新生児のうちに亡くなってしまったりするそうです。
日本の猫種の血液型は90%以上がA型ですが、世界の平均はA型が80%、B型が20%前後、AB型は稀だといわれます。
大体の血液型は猫種によっては決まるようですが、おもなB型の猫種にはブリティッシュショートヘア、エキゾッチックショートヘア、デボンレックス、コーニッシュレックスがいます。
ブリティッシュは猫種の20%ほどにしか存在しない珍しいB型です。すべてのブリティッシュがB型とは限りませんが、病気やケガの際に慌てないように一度血液型を調べておくと安心かもしれませんね。
過去、友人にA型のRH-の人がいましたが、これも珍しいらしく病院での登録は必須とのことでした。猫ちゃんのB型は人間でいうところのAB型のRH-的な感じなのでしょうか……ね。
ブリティッシュショートヘアの平均寿命は?
ブリティッシュショートヘアの寿命はおよそ14歳〜17歳です。人間だと72歳~84歳にあたります。一般的な猫ちゃんの平均寿命は15歳ほどといわれていますので猫種としてはかなり長寿の方ですね。
ブリティッシュは丈夫で健康な個体が多く、常に警戒するほど危険な疾病がないことが長寿につながる要因の1つだと考えられます。やっぱり愛猫と一緒に過ごせる年月が長いって嬉しいことですよね♪
ブリティッシュショートヘアの値段は?子猫やオスメスで違う?
ブリティッシュショートヘアの最近の子猫の値段相場は(生後1年くらいまで)ペットショップでおよそ10万円~40万円、ブリーダーさんでおよそ10万円~37万円くらいです。
それぞれにかなり価格差もあるようですが、純血種(スタンダード)、月齢、チャンピオン猫の血統、体つき顔つきや毛色などによって価格は変動もします。
ブリーダーさんからの購入は、諸経費などがかからない分ペットショップよりも低価格で購入できる場合は多いといえます。
どちらかといえばオスよりメスの方が高額になる場合もありますが、オスとメスの価格差は個体差やショップやブリーダーさんによりさまざまです。
またペットショップなどでは期間限定でセールをしているところもありますので、探してみるとステキな出会いがあるかもしれませんね~!
ブリティッシュショートヘアの子猫の大きさや体重は?
ブリティッシュショートヘアは生後4ヵ月で1.6㎏~2㎏、生後6ヵ月で3㎏、生後1年で4.5㎏くらいになります。
成猫になるまでに3年から5年ほどかかるといわれていますので、とても成長のゆっくりした猫ちゃんといえますね!
ブリティッシュショートヘアはオスとメスで性格や体格は違う?
オスとメスの性格の違い
ブリティッシュショートヘアのオスはメスよりも運動能力が高くて活発で遊び好きです。それと素直で感情表現もストレートな傾向があります。自分の意思を伝えてきたり飼い主さんに甘えるのもオスの方が多いようですね!
メスはオスに比べると自立心も強くて単独行動を好みますので1人の時間も楽しめるようです。メスの飼い主さんは猫ちゃんがあまりにも構ってくれずに寂しい思いをするなんてこともあるかもしれませんね。
ただメスはオス以上にツンデレ傾向がありますので、自分が甘えたいタイミングには反旗を翻したように構ってちゃんになるようなかわいい一面もあるようです。
強めのツンデレが大好きな方には是非!メスをオススメします。その落差の激しいツンデレ具合がたまらないんでしょうね~( *´艸`)でも……つれなくされると悲しくなるので( ;∀;)私はわかりやすいオスの方が好きですが……。
オスとメスの体格の違い
ブリティッシュショートヘアの成猫の平均体重はオスで4.5㎏~7㎏、メスで3.4㎏~5.5㎏くらいです。メスよりもオスの方が一回りほど大きめのようですね。
しっかりした筋肉質の体型をキープするには高カロリーで良質なたんぱく質の摂取が必要ですが、去勢や避妊後には太りやすくなる傾向ですので運動不足やフードの与えすぎには注意しましょう!
ブリティッシュショートヘアのブリーダーは?
ブリティッシュショートヘアの専門ブリーダーさんはネットサイトで簡単にみつけることができます。
あるブリーダーサイトのデータでは東北地方にはブリティッシュの専門ブリーダーさんはいらっしゃらないようですが、全国で134件の登録がありました。ブリーダーさんの数も結構多い方ですのでブリティッシュの人気の高さがわかりますね。
それぞれにお値段の違いはあるようですが、ブリティッシュのお迎えを考えている場合は、比較的近くで見学にも行きやすいブリーダーさんを選んで検討してみてはいかがでしょうか。
またブリーダーさんから購入するメリットは、目的の猫種が専門ですので知識が豊富で相談や質問にも詳しくアドバイスが頂けることではないでしょうか。血統もしっかりしていますので飼育していく上でも性格や病気の傾向もわかるのでとてもオススメです。
ブリティッシュショートヘアの里親情報は?
ブリッティッシュショートヘアの里親募集をしているネットサイトはいくつか見つかります。あるサイトでは、2012年から現在まで119件の募集がありましたが、そのうち子猫の募集は数えるほどでした。
また別サイトでは地元に密着した一般の方の里親の募集もありますが、こちらの方は一般家庭で何らかの事情で飼えなくなった方が募集していることが多いようです。
【ブリティッシュっぽい子】などとタイトルがついている子もいます。見かけは似ているけれどブリティッシュかどうか不明のミックス種も多い印象です。純血種にこだわらない方などには向いているかもしれませんね。
里親でブリティッシュを迎え入れる場合はペットショップやブリーダーさんから譲り受けるよりもだいぶ安価ですが、譲渡規約や条件もありますのでよく確認してから探すといいですね。
また募集のほとんどが成猫です。純血種や子猫を希望の場合には、やはりペットショップやブリーダーさんからの購入となるのではないでしょうか。
ブリティッシュショートヘアに対するネットの愛猫家たちの意見や口コミは?
ブリティッシュショートヘアの飼い主さんの口コミやアドバイスです。飼い主さんの話しも理解できるとても頭のいい子が多いようですね!
以前ブリティッシュを飼っていて、来月にまたブリティッシュを迎えます。ちなみにブリティッシュのブリーダーをする事になりました(*^_^*)
ブリティッシュはベタベタ甘えるより、人に忠実タイプですね。誉められるのが大好きで賢くて落ち着いてますし。しかも、犬さんのように尾を振ってアピールするんですよ。
私が飼っていたブリティッシュは、決してベタベタくっついたり布団に入るような子ではありませんでしたが、私の話を良く聞く子でした。
元々、母がブリティッシュのブリーダーなので実家で飼っていたのですが、『ハウス』『降りて』は完璧で、『ドア』でドアを閉めてくれ、『カーテンクローズ』でカーテンをくわえて閉めてくれました。
来年に母のブリティッシュの子孫を譲り受け、私もブリティッシュのブリーダーを再開するため、頑張ります(*^_^*)
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
ブリティッシュショートヘアのオス一歳半の子を飼っています。成長するにつれ顔がまん丸になっていきます。気立てがよくて独立心が強いです。
人好きだけど、抱っこが苦手だったり、一匹で寝るのが好きみたいです。結構運動が好きなので大人しい子はいないですね。
でも、聞き分けがよいので、今は遊べない!とか静かにして!など、ちゃんと人間の言う事を聞いてくれます^_^。初めての方には、飼いやすいタイプの猫ちゃんだと思いますよ。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓ブリティッシュはどこで購入したらいいのかを迷っている方の質問に対してのコメントです】
ブリティッシュショートヘア専門のキャッテリーから買うのがいいと思います。アフターもしっかりしてますし経験、品種の知識が豊富だからです。
ショップは高い上に病気の子も多く、販売者はほぼほぼ素人です。
良心的なブリーダーやキャッテリーにあなたが安いと思う予算金額を言えばショップより安く見積もってくれる事もあります。あまりに安い金額だと売ってくれないと思います。ネットで調べてみてはいかがでしょうか。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
【↓先住ペット(ダックス7歳以上)がいてブリティッシュを飼いたい方の質問への回答です】
先住であるのが犬の場合、後から来るのが子ネコでしたら何の問題もなく仲良くなれると思います(犬の性格によって困難な場合もアリ)
7歳以上で犬が落ち着いているなら、ブリティッシュショートヘアでも構わないと思いますが、まだまだ元気が有り余っているような犬でしたら、ちょっと合わないかも・・・とも思います。(ブリティッシュショートヘアは落ち着いたのんびり屋さんな気質のため)もちろん例外もアリ
とりあえず、子ネコでしたら仲良くなれると思います。あとは犬の性格と行動によって考えればよいかと。
元気なのは、アメショー、スコなどです。
出典:yahoo知恵袋 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
ブリティッシュショートヘアのかわいい画像をツイッターやインスタなどSNSから集めてみました。
ブリティッシュショートヘアのかわいいYouTube動画を集めました
【↓白いソックスを履いてるみたいなブリちゃん☆段ボールに吸い込まれて……( ;∀;)】
【↓ブリのふわふわの子猫ちゃん♪まんまる目とじゃれ具合が激かわです♡♡】
【↓いろいろな毛色のブリちゃんを紹介してくれています☆選ぶ時の参考になりますね(^_-)-☆】
【↓ブリちゃんの可愛いチビッ子4兄弟と母さん(=^・^=)】
【↓DIYしたキャットウォークに大満足のブリちゃんです☆彡高い場所でもスイスイですね!】
ブリティッシュショートヘアのまとめ
ブリティッシュショートヘアはとても古い歴史をもつ猫ちゃんだけあって、どんな行動をとってみても余裕を感じられる落ち着き払った雰囲気を醸し出しているので、見ていても安心感があるし静かに傍にいてくれると『ホッとする』猫ちゃんの印象ですよね~
チェシャ猫の不敵な笑いにもあらわれているような、不測の事態にもドーンと落ち着いている【お猫様~( *´艸`)☆彡感】がたっぷりあらわれている貫禄のボス顔もキュートで可愛いです♡
うちにはロシアンブルーがいますが、私はブルーの毛色が大好き♡なのでブルーの毛色が美しい☆彡ブリちゃんについて調べていたら性格もおだやかで飼いやすそうなので気になってしまいました(*´▽`*)
動画でみていてもおとなしくどっしりしていて抱き心地もよさそうだし……
さらに丈夫なのは飼い主にとっては何よりもうれしいことですので♪……次に飼う猫ちゃん候補にいれときます!(^^)!ブルーの毛色の猫種はまだまだいますので、是非順番に攻略?していきたいところです(笑)
■ずんぐりむっくりなボディと大きな顔と達観しているかのような静かな性格
■健康で丈夫で環境の変化に強い
■過度に構われるのが苦手でストレス性と肥満が原因の疾病が気になるので、過度なコミュニケーションや太りすぎには注意する
■血液型は特殊なB型⇒ケガや病気の際の輸血には注意!
■鳴き声も静かでおとなしいので初心者でも飼いやすい
■現在の価格相場はペットショップでおよそ10万円~40万円、ブリーダーさんでおよそ10万円~37万円⇒価格差は月齢、純血種、チャンピオン血統、毛色や顔立ちによって決まる・個体差によってさまざま
■ブリーダー、里親情報はネットサイトの検索でいくつかみつかる・ほとんどが成猫の募集で子猫は稀